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USCPAとは、半年もしくは短期間で合格することが可能な資格でしょうか。
USCPAに合格するまでには1,200~1,500時間の勉強時間が必要とされており、半年での合格は難しいといえるでしょう。
しかし、実際に半年もしくは短期間でUSCPAに合格している人もいます。
本記事では、USCPAに半年もしくは短期間で合格した人の声や特徴を見ていきます。半年もしくは短期間で合格を目指している人は、ぜひ参考にしてください。
目次
USCPAとは
実際にUSCPAを半年・短期間で合格した人の声3選
USCPAを半年・短期間で合格できる人の特徴
USCPAに半年で合格できる人もいるが、難しい
USCPAとはアメリカ各州において認定される会計・税務の専門家に与えられる資格です。
アメリカの資格であるものの、日本をはじめ世界中の様々な業種や職種の人が転職・キャリアアップの目的で試験合格にチャレンジしています。
試験問題は英語で出題されるため、会計や税務の知識だけでなく、「英語で監査業務ができる」ことの証明にもつながります。
外資系企業やグローバル企業への就職・転職ができる可能性が高い資格といえます。
なお、USCPAは2024年度より新試験制度がスタートしました。
試験科目の構成や出題範囲が変わるため、旧試験制度の方で試験対策を行ってしまわないように注意しましょう。
関連記事:アビタスUSCPA「USCPAとは?魅力や取得後のキャリア・難易度・試験内容を詳しく解説」
関連ページ:アビタスUSCPA「2024年のUSCPA新試験制度(CPA Evolution)について」
試験全体の難易度を測る目安の1つが合格率です。
ここではUSCPAの各科目の合格率について見ていきましょう。
科目 | 合格率 |
---|---|
FAR(財務会計) | 39.59% |
AUD(監査及び証明業務) | 45.79% |
REG(税法及び商法) | 62.61% |
BAR(ビジネス分析及び報告) | 38.08% |
ISC(情報システム及び統制) | 58.00% |
TCP(税法遵守及び税務計画) | 73.91% |
参照:AICPA & CIMA「Resources|Learn more about CPA Exam scoring and pass rates」
科目合格率の平均は約52.9%で2人に1人が合格できる計算になり、難易度は低く見えます。
しかし、これは日本人の合格率ではなく、英語圏在住者を含む全受験者の合格率です。日本人の合格率とは異なる点を留意しておきましょう。
2023年以前の旧試験制度ではUSCPAに合格するために必要な勉強時間は1,200~1,500時間が目安とされていました。
参照値として必須科目の科目別の勉強時間の目安を見てみましょう。
科目 | 勉強時間 |
---|---|
FAR | 400~500時間 |
AUD | 250~300時間 |
REG | 280~375時間 |
1日の勉強時間を3時間とした場合、1週間あたり21時間勉強することになり、休むことなく勉強を続けると、約14カ月で1,200時間に達します。
一般的な勉強時間でUSCPA合格を目指す場合、毎日3時間程度の勉強時間を約1年にわたり確保しなければなりません。
2024年1月からの新試験制度ではBECの科目がなくなります。科目数は変わらないものの、必須科目3科目と選択科目1科目の4科目になります。
新試験制度の科目は次の通りです。
項目 | 科目 |
---|---|
必須科目 | ・FAR(財務会計) ・AUD(監査及び証明業務) ・REG(税法及び商法) |
選択科目 | ・BAR(ビジネス分析及び報告) ・ISC(情報システム及び統制) ・TCP(税法遵守及び税務計画) |
科目と出題範囲が変わるため、合格までに必要な勉強時間も変動することが予測されます。
会計・英語初学者が半年でUSCPAの合格を目指す場合、単純計算で1日7時間程度の勉強を毎日続ける必要があります。社会人など忙しい人にとっては時間の確保は難しいでしょう。
また、USCPA試験は英語で出題されます。
そのため、実用レベルの英語力がない場合、USCPAの科目対策だけでなく英語に慣れるための時間も確保する必要があります。
USCPA試験には半年または短期間の勉強時間で合格した人もいます。
ここでは、半年または短期間で合格した3人の声を見ていきましょう。
なお、ここで紹介する3人の合格者は、独学ではなくUSCPA予備校を利用していました。
短期間での合格には予備校の利用が合格の鍵のひとつとなります。
Y.Hさんは会計関連の業務経験がないものの、試験対策の勉強を始めてからUSCPAに半年で合格しました。
未経験者が半年で合格するための秘訣は、問題集を繰り返し解くことではなく、「原理原則を理解すること」とのことです。
Y.Hさんは簿記の知識は多少かじった程度で、英語も特段得意ではありませんでした。しかし、テキストを読み込み、「原理原則を理解する」ことで、半年で合格できました。
関連記事:アビタスUSCPA「選ばれる理由|合格者の声|Y.Hさん」
ヤスさんは9カ月の学習期間で試験に合格しました。短期合格には合格までのプランニングやアドバイザーを付けることがポイントになるとのことです。
まずは勉強方法について情報を収集し、短期合格した受験者の傾向を知ることが大切だと考えたヤスさんは、短期合格者の傾向に加え、どのような状態の時にモチベーションが変化するのかを踏まえて、基本的な勉強プランを練りました。
また、1人で勉強するのではなくアドバイザーを付け、別の視点から勉強プランの修正点や留意点を指摘してもらうこともポイントだと言います。
自分では良い方法だと思っていても、気づかずに違う道を進んでいる可能性も想定されます。そういった場合に正しい方向へ導いてくれる存在が必要なのです。
関連記事:アビタスUSCPA「選ばれる理由|合格者の声|ヤスさん」
スミダタカヒサさんは、会計の単位も簿記の知識も全くない状態から9カ月の学習期間で合格しました。
スミダさんは、知人の話などから国際資格の専門校であるアビタスのオリジナル教材が自分に合っていると感じました。オリジナル教材は合格に必要な部分を分かりやすく強調しているため、効率的に短期間で合格にたどり着くためのツールとして活用したそうです。
スミダさんにとって合格するまで勉強時間の確保が一番苦労した点とのこと。しかし、自分の勉強方法に向いている教材を使うことで、短期合格を果たしました。
関連記事:アビタスUSCPA「選ばれる理由|合格者の声|スミダタカヒサさん」
短期合格者の体験談にもあるように、勉強を始める前に合格者の傾向を知ることが大切です。
ここからは、半年もしくは短期間で合格できる人の特徴について見ていきましょう。
まず、USCPAの受験時期を設定しましょう。短期間で合格した人は、受験時期から逆算し、USCPAの合格に向けた学習スケジュールを組み立てている傾向があります。
USCPA合格までの勉強時間の目安は1,200~1,500時間です。1,200時間とすると、半年で合格を目指す場合、毎日休むことなく7時間程度を勉強に費やす必要があります。
このように、受験時期までに確保しなければならない勉強時間を把握し、スケジュールを管理することが大切です。
予備校のテキストなどを活用し、効率良く出題範囲の全体を網羅できる勉強をしましょう。
USCPA試験は出題範囲が広く浅い傾向があります。最初から完璧を目指すのではなく、問題を解きながら徐々に基礎力・応用力・発展力を身につけることが大切です。
また、2024年からの新試験制度では選択科目から得意な科目を1つ選択できます。
例えば、選択科目のうちBARの出題範囲は管理会計や企業会計などです。これは、必須科目のFARの財務会計の範囲と関連が深いといえます。選択科目でBARを選ぶことで、効率良く学習を進めることもできるでしょう。
短期合格ができている人は目標管理が具体的で、学習に対するモチベーションを高い状態で維持しています。
勉強に追われ、モチベーションが下がってしまう時期もあります。自分自身のモチベーションが変動する要因を理解し、下がってしまった場合にきちんと回復させることができるようにしておきましょう。
実用レベルの英語の基礎ができている点も短期合格ができている人の特徴の1つです。
英語圏のUSCPAホルダーの勉強時間は約400~500時間といわれています。
このことから、実用レベルの英語力があれば、会計の勉強に集中して取り組めるようになり、必要な勉強時間は短くなることが分かります。
事前に会計の知識がある人はUSCPAの勉強時間も短くて済むため、短期間での合格が見込めます。
アメリカと日本でも会計の根本的な考え方は共通しているため、学習内容をスムーズに理解できるでしょう。
特に、FAR(財務会計)やAUD(監査及び証明業務)では日本の会計の知識で解答できる問題も出題されます。
会計の知識があれば効率的に勉強できるため、勉強時間を大幅に短縮できるでしょう。
半年や短期間で合格できている人の特徴として、スケジュールやモチベーションの管理ができている、英語や会計の知識があるなどが挙げられます。
また、USCPA試験の出題範囲は広く浅いため、効率的に全体を網羅できる勉強方法を選択することが大切です。
しかし、USCPA合格までには1,200~1,500時間の勉強時間が必要とされています。半年で合格を目指す場合、毎日休むことなく1日7時間勉強しなければなりません。
半年や短期間で合格できている人もいるものの、基本的には難しいといえるでしょう。
USCPA合格を独学で目指す人もいます。しかし、独学ではモチベーションの維持やスケジュール管理ができないという場合もあるでしょう。
そういった場合、独学ではなく予備校を利用するのも1つの手です。予備校ではオリジナル教材や講座によって効率的に勉強を進められます。
加えて、予備校によってはアドバイザーが勉強方法の留意点などを細かくアドバイスしてくれるようなサポートもあります。
1人で勉強することに対し不安を覚える場合、予備校の利用も検討しましょう。
USCPAの短期合格を目指すなら、国際資格の専門校であるアビタスがおすすめです。
アビタスではUSCPAの講座を開講して以来、7,000人以上の合格者を輩出している実績があります。また、日本在住合格者の約78.5%がアビタス卒業生です。
アビタスでは試験対策に特化した日本語教材を使用し、効率的に学習を進めることが可能です。
また、アビタスが提供しているオリジナル教材では、TOEIC®スコア400〜500点レベルの人からでも英語に抵抗なく学習を始められます。そのため、英語力に自信がない人でも安心して学習に取り組めるでしょう。
USCPAの短期合格を目指している人は、ぜひアビタスの利用をご検討ください。
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