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  • 2022/06/14公開

海外・日本国内のMBAランキング。それぞれの特徴や大学院選びのポイントとは

海外・日本国内のMBAランキング。それぞれの特徴や大学院選びのポイントとは

MBA(経営学修士)プログラムは世界中に多くあります。何を基準に選べばよいのか悩むこともあるのではないでしょうか。

この記事では、海外MBAで3つ、国内MBAでは2つの異なるMBAランキングを紹介します。ぜひ大学院を選ぶ際の参考にしてください。

目次
海外MBAランキング
日本国内MBAランキング
MBAのための大学院やスクールを選ぶポイント
「仕事を続けながら日本国内外から評価されるMBA」ならオンラインMBAがおすすめ
「マサチューセッツ大学MBAプログラム」は国際認証を受けた米国MBAプログラム

海外MBAランキング

MBAを取得する大学院を、一般的に「ビジネススクール」と表現します。ビジネススクールランキングの評価基準は評価する機関によってそれぞれ異なります。

また、世界総合ランキングだけでなく、「アジア」「欧州」といった地域別のランキングや「フルタイム」「オンライン」などと形態別の詳細ランキングを設けている場合もあります。

ランキングを見る際は、評価基準や定義にも注目するとよいでしょう。

本記事では『THE FINANCIAL TIMES』『QS』によるMBAランキングと、アメリカ国内だけの『U.S. News & World Report』MBAランキングを紹介します。

『THE FINANCIAL TIMES』のオンラインMBAランキング

イギリスの経済紙『THE FINANCIAL TIMES』がオンラインMBAランキングを毎年発表しています。

2023年3月に発表された、グローバルランキングである「Online MBA 2023」のトップ10を見てみましょう。

順位 学校名 国名
1 IE Business School スペイン
2 Warwick Business School イギリス
3 Imperial College Business School イギリス
4 Carnegie Mellon: Tepper アメリカ
5 University of Massachusetts Amherst: Isenberg アメリカ
6 University of North Carolina: Kenan-Flagler アメリカ
7 University of Florida: Warrington アメリカ
8 Durham University Business School イギリス
9 University of Liverpool Management School イギリス
10 Politecnico di Milano School of Management イタリア

2023年のランキングでは1位はスペインのIEビジネススクール、2位はイギリスのウォーリック・ビジネス・スクールになりました。

オンラインMBAランキングの評価基準では、給与や昇給率に加え、社会貢献の項目が含まれているのが特徴です。

コロンビア大学やハーバード大学など、アメリカのビジネススクールが高く評価されている対面型のMBAランキングとは大きく異なり、オンラインMBAランキングではイギリスのビジネススクールも上位にランクインしている傾向にあります。

参照:FINANCIAL TIMES「Business school rankings|Online MBA 2023」

『QS』のグローバルMBAランキング

『QS』とは、イギリスの大学評価機関クアクアレリ・シモンズ(Quacquarelli Symonds)のことです。毎年MBAランキングを発表しています。

『QS』では、全日制のビジネススクールを対象にした「World University Rankings- Full Time MBA: Global 2023」のトップ10を見てみましょう。

なお、当ランキングはオンラインに限定されていない順位になります。

順位 学校名 国名
1 Stanford Graduate School of Business アメリカ
2 Harvard Business School アメリカ
3 Penn(Wharton) アメリカ
4 HEC Paris フランス
5 London Business School イギリス
6 MIT(Sloan) アメリカ
7 IE Business School スペイン
8 Columbia Business School アメリカ
9 INSEAD フランス
10 IESE Business School スペイン

評価基準には、雇用可能性、費用対効果、起業家輩出力、教育力、多様性の5項目が採用され、280校余りが審査されています。

1位にはアメリカの名門、スタンフォードの大学院が輝きました。日本の大学は100位以内にランクインしていません。

『QS』では、グローバルランキングのみではなく、国別、地域別のランキングも見ることが可能です。

参照:QS「World University Rankings|Global MBA Rankings 2023」

■『U.S.News』のアメリカ国内のみのオンラインMBAランキング

『U.S. News & World Report』とはアメリカで発行されている時事解説誌で、この雑誌では全米の大学をランク付けしています。

『U.S.News』におけるアメリカ国内のみのトップ5を見てみましょう。

順位 学校名
1 University of Chicago(Booth)
2 Northwestern University(Kellogg)
3 University of Pennsylvania(Wharton)
4 Massachusetts Institute of Technology(Sloan)
5 Harvard University

評価基準は学部長の評価、平均給与やボーナス、就職率、GMAT™の成績などの内容とされています。

1位はシカゴ大学、2位はノースウェスタン大学という結果でした。

参照:U.S.News「Education|Grad School|2023-2024 Best Business Schools(MBA)」

日本国内MBAランキング

日本のビジネススクールの一部は、MBAの世界ランキングにランクインしています。

一方で、日本の大手メディアや文部科学省による、MBAプログラムを提供する日本の大学院のランキングはありません。

ここでは、『QS』と『Eduniversal』の国内MBAランキングを見ていきます。

『QS』の国内MBAランキング

『QS』による日本国内のMBAランキングにおけるトップ5を見てみます。

なお、世界での順位は100位以下であるので注意しましょう。

国内順位 大学名 国際認証
1 一橋大学大学院 AACSB
2 名古屋商科大学大学院 AACSB・EQUIS・AMBA
3 早稲田大学大学院 AACSB・EQUIS
4 立命館アジア太平洋大学大学院 AACSB・AMBA
5 同志社大学大学院

表を見てわかるように、上位5位のうち4校は第三者機関による国際認証を取得しています。

世界に数多くあるビジネススクールの中でも、第三者機関による国際認証を取得しているのは全体の5%程度といわれています。

AACSBに代表される国際認証を取得しているビジネススクールは、一定の学習プログラムの質が保証されているといえるでしょう。

『Eduniversal』の国内MBAランキング

『Eduniversal』はパリに本社を置く、高等教育に特化した世界的なランキング・格付け機関です。

『Eduniversal』のランキングでは5つの国際基準を参照し、1パルムから5パルムまでで設定されたの5つのレベル別に評価しています。最も高い評価は5パルムです。

2023年の『Eduniversal』において5パルムと4パルムの評価を受けている日本国内のMBAを見てみましょう。

順位 評価 大学名 国際認証
1 5パルム 早稲田大学大学院 AACSB・EQUIS
2 慶應義塾大学大学院 AACSB・EQUIS
3 4パルム 名古屋商科大学大学院 AACSB・EQUIS・AMBA
4 神戸大学大学院
5 東京理科大学大学院
6 京都大学大学院 EQUIS
7 一橋大学大学院 AACSB
8 国際大学 AACSB

評価基準は各学校の学部長への調査と国際認証を得ているかなどの内容になります。5パルムの評価を受けているのは、早稲田大学大学院と慶應義塾大学大学院の2校のみでした。

参照:Eduniversal「University and business School Ranking in Japan」

MBAのための大学院やスクールを選ぶポイント

アビタスのマサチューセッツ大学MBAプログラムが実施した顧客アンケートによると、MBAを取得したいと考える理由の上位には「経営全般の知識を習得したい」、「人脈を構築したい」などがあります。

MBAの大学院・スクールは多数あり、MBAを取得したいと考えた際のニーズを満たすためには適切な大学院・スクールを選ぶ必要があります。

MBAの大学院選びのポイントは、カリキュラムや学費、卒業生のキャリアなど、自分でしっかりと判断軸を決め、多面的に比較検討することです。

経営学修士の学位ですから、経営に関する知識の習得は必須です。カリキュラムや教授陣を確認して、求める知識が学べるか確認しましょう。

ただし、1校ずつ多面的に比較検討することは時間と労力がかかります。この時「ランキング」や「国際認証」が大学院やスクールを選ぶ際には役立ちます。ランキングに入ったり、国際認証を取得していたりする大学院であれば、世界標準をクリアしたビジネススクールであることが証明されているので、スクールの質で後悔することはないでしょう。

時間と労力をかけてMBAを取得するため、自分で納得できる選択をするようにしましょう。

「仕事を続けながら日本国内外から評価されるMBA」ならオンラインMBAがおすすめ

後悔しないスクール選びのためには、何をMBAに求めるのか、自身の優先順位をきちんと定めることが必要です。

以下のような内容を求める人には、日本で学べる国際認証取得済みのオンライン米国MBAがおすすめです。

  • 世界に通用する
  • 仕事と両立できる
  • 英語力を高められる
  • 留学より費用を抑えられる
  • 入学準備に時間がかからない
  • 日本人によるサポートが受けられる

もちろん、準備期間と費用に糸目をつけなければ、世界ランキングによくランクインするビジネススクールのMBAは魅力的です。特に、グローバルビジネスをけん引するアメリカのMBAは人気です。

ただ、多くの日本のビジネスパーソンにとって、キャリアを中断した上で学費と渡航費・滞在費を含めて2,000万円ともいわれる費用負担はかなりのものです。

このため、トップ校と同じ国際認証を取得しつつ、日本にいながら取得できるオンライン米国MBAプログラムは一考の余地があるでしょう。

「マサチューセッツ大学MBAプログラム」は国際認証を受けた米国MBAプログラム

「マサチューセッツ大学MBAプログラム」は、国際資格専門校であるアビタス(東京)が提供するアメリカ・マサチューセッツ州立大学のMBAプログラムです。

世界のトップスクール同様、国際認証AACSBを取得しています。学生と教授のつながり、学術的な価値、オンライン学習環境やサポート体制などが高く評価されています。

アメリカのビジネス誌『Fortune』では、全米のオンラインMBAにおいて第9位にランクインしています。

参照:FORTUNE EDUCATION「Best Online MBA Programs in 2023」

オンラインプログラムであるため、世界中どこからでも講義に出席できるだけでなく、ライブ講義の時間帯を逃してもアーカイブ講義でキャッチアップできるため、「どこでも学べる」だけでなく「いつでも学べる」プログラムです。

「マサチューセッツ大学MBAプログラム」は、現地の英語オンラインプログラムである「上級課程」に進む前に、日本人講師による「基礎課程」を組み合わせた2段階式で提供しています。

「基礎課程」があることで、財務会計などMBAに必要な知識と英語力を身に付けた上で進級することができるのが特長です。日本に事務局を置いているため、サポートも日本人が担当します。

この充実した「基礎課程」で英語力を養うことができるため、一般的な海外MBAにおいて必要なTOEFL®︎、IELTS®︎、GMAT™といった英語力判定テスト・入学適性テストのスコアを入学条件として求めていません。

英語力に関しては、「基礎課程」の後、「上級課程」に進級するまでにTOEIC®スコア700点を取得することだけが求められます。MBA取得まで最短距離で目指せる利点があります。

アビタスでは無料説明会や体験講義を実施しています。ぜひお気軽にお問い合わせください。

まずは無料の説明会にご参加ください。

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