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  • 2025/06/17公開
  • 2025/06/17更新

商社におけるUSCPAの役割とキャリア展望

商社におけるUSCPAの役割とキャリア展望

商社は、国内外の幅広い産業をつなぐハブとして、経済において重要な役割を担っています。このような環境で、会計に関する専門知識をもつUSCPAは商社においても多様な活躍の場があります。

当記事では、商社におけるUSCPAの役割、求められるスキル、キャリアの展望について解説をします。

目次
商社におけるUSCPAの役割について
商社で求められるUSCPAのスキルについて
商社でのUSCPAのキャリア展望
USCPAの専門性を活かし、商社のダイナミックな世界で挑戦をしましょう!

商社におけるUSCPAの役割について

商社は国内外において、トレーディング、投資、事業開発等多岐にわたる業務展開をしており、USCPAはそれらに関する財務・会計分野において重要な役割を担います。主な役割は以下の通りです。

IFRS対応

海外に事業を展開する商社では、国際的な会計基準であるIFRSに基づく財務報告を行っているケースが多く、USCPAの会計知識が役立つケースが多いです。厳密には、USCPAはアメリカの会計基準であるUSGAAPが専門ではありますが、USGAAPとIFRSの大部分は同じである上、会計に関する体系的な考え方が身についているため問題はありません。商社における複雑な国際取引や為替リスク管理に対応し、正確な財務諸表作成をサポートします。

投資に関する分析

商社は新規事業や企業買収に積極的な姿勢を取ります。

USCPAはその会計専門性を活かし、DDや投資評価、キャッシュ・フロー分析を通じ、投資判断の精度を高める役割を担います。特に、海外企業との取引では、USCPAのグローバルな会計知識が直接役立つことになります。

経営戦略のサポート

USCPAは、財務データを基にした経営分析や予算策定を通じて、経営陣の意思決定を支援します。

USCPAでは管理会計分野も体系立てて学習するため、経営分析や予算策定に関しても精通できます。商社の多角化戦略において、収益性やリスクの可視化は不可欠です。

商社で求められるUSCPAのスキルについて

ここまでで、商社におけるUSCPAの役割を解説しました。USCPAは商社においても非常に重要な役割を担うことが分かったかと思います。

一方で、商社でUSCPAとして活躍するには具体的にどのようなスキルが必要になってくるのでしょうか。ここでは、商社で求められるUSCPAのスキルについて解説します。

グローバルな視点と語学力

商社は世界中の国々と取引を行うグローバル企業であり、海外子会社や取引先とのコミュニケーションにおいて、ビジネス英語力が必要になります。

USCPA資格は英語での学習・試験となるため、USCPA学習で培った英語力がそのまま活かせます。商社では、現地法人や海外の取引先との折衝、契約書の精査、海外税制の理解などにおいて、英語を中心とした高い語学力と異文化理解力が不可欠です。

さらに、地政学的リスクや各国の経済・法制度の違いに柔軟に対応しながら、最適なビジネススキームを構築するには、常にグローバルな視点を持ち、国際的な動向にアンテナを張ることが求められます。

USCPAの知識を基盤に、世界を舞台に活躍するためのグローバルな視点と語学力は、商社における極めて重要なスキルです。

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ビジネス理解力

商社の業務は当然ながら会計のみならず、営業や投資判断能力が重要になります。投資判断をする上でも、その投資先のビジネスを正確に理解する能力が必要になります。

例えば、会計処理一つ取っても、その背景にあるビジネスモデルやリスク要因、収益認識のタイミングを正確に捉える能力が必要です。加えて、プロジェクトベースの投資判断や、事業再編における財務的影響の評価にも携わる場面が多くあります。市場動向や業界知識を理解し、財務データをビジネス戦略・投資判断に活かす応用力が重要となります。

柔軟性とプロジェクトマネジメント能力

商社においては多種多様なプロジェクトを同時並行で進めるため、トラブル等に柔軟に対応し、課題に対応する能力が求められます。これらの能力はUSCPAで身につく会計専門性といったハードスキルとは異なり、実務をこなしていく中で身につくソフトスキルにあたるものになります。プロジェクトのフェーズや関与先の立場によって求められる役割は日々変化し、会計・税務の専門家でありながら、時には調整役やファシリテーター、リスクマネジメントの担い手となる必要があります。

さらに、複数のステークホルダーと協業する中で、プロジェクト全体のスケジュール、予算、品質を管理する能力も不可欠です。USCPAとしての専門性を活かしつつ、周囲と連携しながら課題を整理し、成果につなげる力は、商社での実務において非常に重要です。

商社でのUSCPAのキャリア展望

商社でのUSCPAのキャリアは、専門性を活かしつつ多様な形で広げることができます。ここでは、商社におけるUSCPAのキャリア展望について解説します。

財務・経理部門でのキャリア

商社におけるUSCPAの典型的なキャリアの一つが、財務・経理部門での活躍です。連結決算、IFRS対応、内部統制の整備といった業務において、USCPAの専門知識が高く評価されます。

また、グローバル展開している商社では、海外子会社の会計管理や税務戦略の立案といった国際的な業務も多く、USCPAの国際資格としての強みが活かされます。

加えて、財務データに基づいた経営層へのレポートや意思決定支援も重要な役割であり、数字を読み解く力とビジネスの理解力を兼ね備えた人材としてキャリアの幅が広がります。

事業部門や海外駐在

USCPAは事業部門でも高いニーズがあり、特にプロジェクト収支の管理や投資採算の分析、リスク評価など、会計知識を活かした実務に携わることが可能です。

また、商社では海外拠点での駐在機会も多く、現地法人の経営管理やファイナンス支援において、USCPAの国際的な信頼性が武器となります。異文化環境での調整力や語学力も試されますが、グローバルな経験を積むことで、帰国後は本社でのマネジメントや戦略立案への道も開かれ、長期的なキャリア形成において有利です。

転職によるキャリアアップ

商社でUSCPAとして実務経験を積んだ後は、転職によってさらなるキャリアアップを図ることも可能です。特に、監査法人、コンサルティングファーム、外資系企業、金融機関などでは、商社で培ったグローバルな実務経験とUSCPA資格の組み合わせが高く評価されます。

また、スタートアップやベンチャー企業においてCFO候補としての道を選ぶケースもあり、多様な選択肢が広がります。

商社での経験は、変化の激しい国際ビジネスの現場で即戦力としての価値を持ち、転職市場においても大きな強みとなります。

USCPAの専門性を活かし、商社のダイナミックな世界で挑戦をしましょう!

ここまでで、商社におけるUSCPAの役割及びキャリアの展望について解説をしました。商社におけるUSCPAは、単なる財務・会計の専門家としてだけでなく、経営戦略や投資戦略、グローバルビジネスを支えるキーパーソンとして活躍ができます。国際的な環境でビジネスセンスを磨きながら、多様なキャリアを築きたい人にとって理想的な環境です。既に商社で働いている方も、商社志望の方もUSCPAを目指してみてはいかがでしょうか。

USCPAは無理のない範囲での学習で合格が可能な点も非常に魅力的です。税理士や日本の公認会計士といった最難関資格の取得は困難を極めますが、USCPAは多忙な社会人でも無理なく学習・取得が可能です。始業前や終業後、スキマ時間を活かした学習で充分に合格圏内に近づきます。

気になる方はすぐにでも学習を始めることをおすすめします。予備校はアビタスがおすすめです。

米国公認会計士についてさらに詳しく知りたい方は以下の記事を参考にしてください。

関連記事:USCPAとは?魅力や取得後のキャリア・難易度・試験内容を詳しく解説

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※記事に記載の内容は2025年5月時点のものを参照しています。

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