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  • 2026/05/14公開
  • 2026/05/14更新

「米国」公認会計士なのに渡米不要?USCPA受験可能国の全貌と、働きながら合格を掴む戦略

「米国」公認会計士なのに渡米不要?USCPA受験可能国の全貌と、働きながら合格を掴む戦略

「米国公認会計士(USCPA)」という名称から、「受験のためにアメリカへ行く必要があるのでは?」と足踏みされている方も多いかもしれません。しかし、結論から申し上げれば、その心配は無用です。現在、USCPAは日本国内にいながらにして全科目の受験を完結させることができ、さらには世界中の主要都市でも受験が可能な「究極のグローバル資格」へと進化しています。

本記事では、USCPAホルダーである筆者が、最新の受験可能国の全貌から、働きながら効率的に合格を掴み取るための戦略までを徹底的に解説します。この記事を読み終える頃には、あなたのキャリアの選択肢が日本国内に留まらず、世界へと繋がっていることを実感いただけるはずです。

執筆者プロフィール

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山戸 郁磨
米国公認会計士(USCPA)
株式会社リクルートホールディングス
チームリーダー

(経歴)
大阪大学卒業後、キヤノン株式会社に入社。連結経理部において、連結決算実務および海外子会社の管理業務を担当する。
2019年より株式会社リクルートホールディングスに入社。経理統括部において、持株会社の単体決算統括および連結決算業務に従事する。加えて、会計システムのリプレイスや連結決算プロセスの業務改善、IFRS新基準導入プロジェクトなどの重要案件にも参画し、制度会計実務と会計システムの導入・改善の両面において幅広く関与。米国公認会計士(USCPA)資格保有。

目次
USCPAは「日本にいながら」取得できる世界最高峰のビジネス資格
日本国内の受験可能会場と最新状況
米国本土・ハワイ・グアムでの受験
世界各国の国際試験会場
【重要】「出願州」と「受験国」は一致しなくても良いというルール
受験会場を選ぶ際の注意点と追加料金
なぜ今、USCPAを目指すべきなのか:ホルダーが語る真の価値
よくある質問(FAQ)
まずは一歩踏み出し、世界への扉を開きましょう

USCPAは「日本にいながら」取得できる世界最高峰のビジネス資格

USCPAは、その名称から「アメリカへ行かなければならない」というイメージを持たれがちですが、実態は驚くほどボーダレスです。現在、日本国内(東京・大阪)の試験会場で全科目の受験が完結するため、かつてのような渡米の負担は一切ありません。日々の業務と両立しながら、日本にいながらにして世界標準の会計スキルを証明できる、現代のビジネスパーソンにとって最も「機動力」のある資格と言えるでしょう。

この資格が世界最高峰と称される理由は、その圧倒的な「ボーダレスな価値」にあります。世界100カ国以上の受験者が目指す、地球上で最も認知度の高い会計資格の一つであり、その評価は国境を問いません。
さらに、USCPAは単なる会計資格に留まらず、「キャリアのパスポート」としての側面を持っています。英語、会計、そして現代ビジネスに欠かせないIT知識。これら三つの領域を網羅するこの資格は、取得した瞬間から、あなたの活躍フィールドを地球規模へと一気に広げてくれるはずです 。

日本国内の受験可能会場と最新状況

現在、日本の受験生にとって最も一般的な選択肢は、国内にある2カ所のプロメトリック試験センターを利用することです。
かつての受験生が直面していた「時差ボケ」や「高額な渡航費」といったハードルは過去のものとなり、平日はフルタイムで働きながら、休日に地元の会場で試験を受けるという、理想的な学習サイクルが確立されています。

具体的には、東京都千代田区の「御茶ノ水ソラシティ」と、大阪府大阪市北区の「中津(梅田近隣)」の2拠点に専用の試験会場が設置されています。
筆者はこれまで両受験会場を利用したことがありますが、どちらも最寄り駅から徒歩数分という好立地にあり、会場内は静寂が保たれ、受験に集中するための完璧な環境が整っています。

試験は土日を含め、ほぼ毎日実施されています。日本の公認会計士試験のように「年に数回、決まった日に全員が一斉に受ける」形式ではなく、自分の学習進捗に合わせて、プロメトリックの予約サイトから空いている枠を自由に選ぶことができます。不合格になった際も、数週間の準備期間を経てすぐに再挑戦できるため、モチベーションを維持しやすいのも国内受験の大きなメリットです。会場スタッフは日本人で、受付やセキュリティチェックも日本語で行われるため、試験以外のストレスを最小限に抑えられるのも隠れた利点と言えるでしょう。

米国本土・ハワイ・グアムでの受験

アメリカ50州の主要都市、およびハワイやグアムの試験会場も、日本の受験生にとって有効な選択肢となります。 特にグアム受験は、日本受験が可能になった現在でも、一部の受験生から根強い支持を得ています。その理由は、コストと精神面の両方にあります。

まずコスト面ですが、日本を含む米国外の会場で受験する場合、1科目あたり約390ドルの「国際試験料金」が別途発生します。一方でグアム受験の場合、この国際試験料金は不要で、代わりに「グアム・サーチャージ(100ドル程度)」を支払うだけで済みます。航空券を安く抑えられれば、複数科目を一気に受験することで、日本で受けるよりも総費用を抑えられるケースがあるのです。

また、精神面でのメリットも無視できません。グアムは日本からフライトで約3.5時間、時差はわずか1時間です。リゾート地特有の開放的な雰囲気の中で、あえて自分を追い込む「受験合宿」として活用する方もいます。もちろん、米国本土やハワイでの受験も可能です。出張や旅行のスケジュールに合わせて現地のプロメトリックセンターを予約し、1科目だけ現地のビジネスパーソンに混じって受験する、といった柔軟なスタイルもUSCPAならではの魅力です。

世界各国の国際試験会場

USCPAは日本だけでなく、韓国、インド、欧州、中東など、世界中の主要都市で受験することが可能です。 これはUSCPAが単なる「アメリカのローカル資格」ではなく、世界共通の会計基準を理解するプロフェッショナルとして、地球上のどこでも評価される証であることを物語っています。

現在、NASBA(全米州政府会計委員会)は、以下のような広範なエリアで国際受験を実施しています。

①アジア: 日本、韓国、インド、フィリピン
②欧州: イギリス(ロンドン等)、ドイツ、アイルランド
③中東: UAE(ドバイ)、サウジアラビア、クウェート
④その他: ブラジル、南アフリカなど

この制度の恩恵を最も受けるのは、海外駐在員やそのご家族です。例えば、ドイツに駐在中に現地の会場で学習・受験を進め、帰国時には「英語×会計×海外経験」という最強の武器を携えてキャリアアップを果たす、といった戦略が現実に可能です。世界中どこへ行っても自分の専門性を証明できる場がある。この圧倒的な安心感こそが、USCPAを目指す最大のモチベーションとなります。

【重要】「出願州」と「受験国」は一致しなくても良いというルール

USCPA試験において、初心者が最も混同しやすいのが「出願州」と「受験会場」の関係ですが、実はこの2つを一致させる必要は全くありません。 例えば、「アラスカ州」に出願して「東京」で受験し、将来は「ニューヨーク」のライセンスを取得する、といったことが完全に認められています。

USCPA試験は「全米統一試験(Uniform CPA Examination)」であり、世界中のどこの会場で受けても、試験問題の内容や難易度、採点基準は一切変わりません。多くの日本人受験生は、受験資格要件が比較的緩やかなアラスカ州やワシントン州を選びますが、実際にそれらの州へ足を運ぶ人は極めて稀です。地元のテストセンターで静かに合格を勝ち取り、その実績を携えて、自分が本当に働きたい場所や所属したい州のライセンスへと繋げていく。この柔軟な仕組みを理解しておくことで、無駄な渡航や遠回りを避けることができます。

受験会場を選ぶ際の注意点と追加料金

日本国内(または米国外)で受験を選択する場合、1科目あたり390ドルの「国際会場手数料」が必要になりますが、これは社会人にとって「時間を買うための投資」と捉えるべきです。 確かに4科目合計すれば小さくない金額になりますが、渡米に伴う航空券代、宿泊費、そして何より数日間に及ぶ移動時間と体力の消耗を考えれば、日本受験の優位性は揺るぎません。

ただし、受験会場選びと予約にはいくつかの注意点があります。

①予約のタイミング: 日本の会場は非常に人気があり、特に四半期末(3月、6月、9月、12月)などは、数ヶ月前から予約が埋まることも珍しくありません。受験票(NTS)が届いたら、即座に予約を入れるのが鉄則です。

②キャンセル規定: 国際受験の場合、試験日の30日前を過ぎると予約変更やキャンセルに高額な手数料が発生します。国内受験とはいえ、スケジュール管理は慎重に行う必要があります。

③身分証明書: パスポートは必須ですが、日本国内会場であれば、日本の運転免許証などの補助書類が認められるケースもあります。常に最新のプロメトリックのガイドラインを確認しておきましょう。

追加料金を「コスト」として嫌うのではなく、時差のない環境で万全の体調で臨むための「合格への保険料」と考えましょう。

なぜ今、USCPAを目指すべきなのか:ホルダーが語る真の価値

世界中で受験可能という利便性は、取得後に「世界中どこでも働ける」という圧倒的な機動力に直結します。 私自身、一企業の経理担当者として活動する中で、USCPAという肩書きがもたらす信頼の大きさを日々実感しています。

現代のビジネスにおいて、会計は「共通言語」です。そこに英語というツールが加われば、あなたの市場価値は日本国内の狭い枠を超えて爆発的に高まります。USCPAの学習を通じて得られるのは、単なる簿記の知識ではありません。「英語で論理的に考え、意思決定を行う力」そのものです。
試験勉強で培ったこれらの力は、ビジネスのあらゆる場面で私を助けてくれていると実感しています。

この資格を持つことで、BIG4監査法人、外資系コンサル、グローバル企業への道が拓けるのはもちろんのこと、特定の場所に縛られない「フルリモート×高年収」という働き方も現実味を帯びてきます。専門知識を武器に、日本にいながら米国のプロジェクトに参加したり、海外移住しながら日本のクライアントを支援したりすることが現実的に可能です。

2026年現在、AIの進化が叫ばれていますが、複雑な会計基準を理解し、人間関係の中で信頼を構築できるUSCPAの価値は、むしろ希少性を増しています。

よくある質問(FAQ)

USCPAの受験地に関して、多くの方が抱く疑問を解消しておきましょう。

Q1:日本受験だと合格率が下がるという噂はありますか?

A: 全くそのような事実はありません。試験問題はランダムに抽出されますが、難易度は全世界で厳密に等価になるよう設計されています。むしろ、慣れた環境で受けられる分、日本受験の方が本来の実力を発揮しやすいと言えます。

Q2:受験会場での言語サポートはありますか?

A: 日本会場においては、受付や本人確認は日本語で対応してもらえますが、試験そのものの操作やヘルプ画面はすべて英語です。とはいえ、操作は非常にシンプルですので、学習を進めていく中で自然と慣れるレベルです。
日本以外の受験地での受験の場合は現地の言語または英語での対応が想定されます。

Q3:会場による設備の違いはありますか?

A: プロメトリックセンターは世界共通の基準で運用されています。日本(御茶ノ水・中津)は世界的に見ても非常に清潔で、イヤーマフやロッカー完備など、設備面での不満を感じることはまずないでしょう。

まずは一歩踏み出し、世界への扉を開きましょう

USCPAは、日本にいながらにして世界最高峰のライセンスを手にできる、現代で最も開かれたチャンスの一つです。受験地が身近にあるということは、それだけ「挑戦の回数」を増やせるということであり、成功への距離が縮まっていることを意味します。

「いつか海外で働きたい」「英語を使って専門的な仕事がしたい」という想いがあるのなら、まずは自分がどの州に出願できるかを確認し、近くのテストセンターを探してみてください。その最初の一歩が、数年後のあなたを、世界のどこへ行っても必要とされる「真のグローバル人材」へと変えるはずです。

USCPAは、あなたのキャリアをアップデートするための、最高にエキサイティングな旅になるでしょう。



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※記事に記載の内容は2026年2月時点のものを参照しています。

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