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新卒就活において、外資系金融機関、いわゆる「外銀」は高収入であることもあり、人気の就職先です。人気の就職先であるため倍率も高く激戦ですが、そのような激戦を勝ち抜くために資格等で他の候補者と差別化を図りたいと考える方も多いと思います。
なかでも、「USCPA等の資格は外銀就活で有効か?」という質問を実際に働いている方に質問をしている光景を良く目にします。実際にUSCPA等の資格は外資系金融機関への就活に役に立つのでしょうか。
当記事では、新卒での外資系金融機関への就活にUSCPAは役に立つのか、解説をします。
目次
結論、必須ではないものの差別化においては有効に働く
外資系金融機関の新卒就活におすすめの資格について
外資系金融機関への就活に資格も有効だが、より重要なものがある点には留意
資格の中では特にUSCPAがおすすめ!その理由を解説
資格を取得し、外資系金融機関の就活を有利に進めましょう!
結論として、法規制により業務をする上で義務でない限りは、資格は必ずしも必要でないというケースがほとんどです。
一方で、新卒就活において外資系金融機関を目指す場合、関連する資格を持っていることは多少の差別化要因になり得ます。外資系金融機関での業務は専門性が高く特殊であるため、新卒就活生のほとんどは関連する経験を持っていることがほとんどないですが、皆が一律で経験がない中で、例えば会計の基礎を理解しているかという点等はアピールになり得ると考えられます。
ただし、採用において最も重視されることは、USCPA等の資格を持っているかどうかよりも、論理的に物事を考えることができるか、責任感があり結果にコミットすることができるか、といった点になります。あくまでも、資格は採用現場における加点の材料の一つでしかない、と考えておくのが良いでしょう。
外資系金融機関の新卒就活において、資格が差別化のために一定程度有効であることを解説しました。ここでは、数ある資格の中で特に外資系金融機関で有効に働く資格を3つ紹介します。
日本の公認会計士資格は、会計系資格の中で最高峰の資格です。外資系金融機関の業務においては特定のポジションで強みを発揮することができます。
具体的には、日本の法人や日本市場向けのM&A等に関する業務においては、日本の会計基準や法規制の知識が求められるため、日本の公認会計士資格を持っていることが業務を遂行する上で強みとなりますし、何よりも対内外部において信頼感が強まります。
ただし、国際的な業務になると米国会計基準やIFRSの素養も必要になってきます。グローバルな視点を補強するためにも、他の国際資格と併用することでより強みを活かすことができるでしょう。
USCPAは米国会計基準に基づく会計専門性を証明する資格であり、外資系金融機関における国際的な業務に幅広く対応が可能です。やはり米国会計基準やIFRSに精通しているため、外資系金融機関の多くのポジションで通用するベーススキルを身につけることができます。
また、USCPAは英語での試験であるため、USCPA資格取得自体が一定の英語力の証明にもなります。
CFA(Chartered Financial Analyst)は、投資分析やポートフォリオ管理に特化した資格で、外資系金融機関のフロントオフィスやアセットマネジメント部門において特に評価されます。日本の公認会計士やUSCPAに比べて会計知識面では劣りますが、ファイナンス理論や市場分析といった、外資系金融機関での実務において外せない分野で強みがあります。CFAで学ぶ企業価値評価、ポートフォリオ構築、リスク分析といった分野は、収益を直接生み出すフロントオフィスで求められるスキルを網羅しているため、そうした部門で働きたいと考えている方には特におすすめです。
ここまで、外資系金融機関就活に資格が資格、特に会計や金融に関する資格が有効である点を解説しました。ただし、繰り返しになりますがあくまでも資格は補助的なものであるため、新卒採用ではコミュニケーション能力があるであったり、実際に仕事を開始してからもしっかりとスケジュールを守って結果を出せるであったりといった、そのようなポテンシャルを伝えられるかどうかの方がより重要になります。
外資系金融機関において、M&A等を扱う部門である投資銀行部門(IBD)を例として考えてみます。確かに資格学習の中で得た会計知識自体は実務に直結するのですが、実務の現場では教科書にはないような事例が出てきたり、そもそも資格試験学習では学ばないようなコミュニケーションスキル、プロジェクトマネジメントスキルが大事だったりします。加えて、実際に実務で必要な会計知識は資格がなくとも、実務をこなす中や終業後に学習する等で、入社後にも十分にキャッチアップすることができます。
そのため、資格があるからといって過信をすることは禁物です。資格試験も大事ですが、自己分析をしっかりし、学生時代に力を入れたこと等を通じて自身の強みやポテンシャルを適切に伝えることができるよう、しっかり準備するようにしましょう。
前述した通り、資格も有効に働くことはありますが、結局学生時代に力を入れたことやその人が持つ元々のポテンシャルを上手く伝えることが重要で、これらを突き詰めることの方が遥かに大事です。
一方で、長期的な目線で見れば、USCPAはかなり有効に働くこともあり得ます。例えば、外資系金融機関は監査法人出身のプロフェッショナルを中途で取るケースが多いです。近年監査法人でのUSCPA取得者を採用することが非常に多くなっており、監査法人を経由して実務経験を積み、中途として外資系金融機関に入るという選択肢があり得ます。その場合はUSCPAが外銀就活に有効であると言えるため、いつか絶対外銀に入りたい、という人には将来のことも考えてUSCPAを学習することがおすすめです。
外資系金融機関への新卒就活に資格が有効か、解説しました。
資格の保有が決定打になることはないですが、他の優秀な就活生との差別化要因になりうることは間違いないでしょう。ただし、あくまでも自己分析や学生時代に力を入れたことをしっかり話し、自身の強みを伝えることが最重要ですのでその点は肝に銘じるようにしましょう。
また、資格がなくとも外資系金融機関への就活で不利になるということもないので、その点も安心してください。余裕のある方は資格を検討しても良い、くらいの温度感です。
資格を通じて英語力と専門性を磨くには、USCPAがおすすめです。USCPAであれば無理のない範囲での学習で合格が可能です。税理士や日本の公認会計士といった最難関資格の取得は困難を極めますが、USCPAは多忙な大学生でも無理なく学習・取得が可能です。前述の通り、USCPAは短期的な新卒就活でも、中長期的なキャリア形成の観点でも外資系金融機関への就職に有利に働きます。気になる方はぜひ学習を検討してみてください。
USCPAに関して詳しく知りたい方は以下のリンクを参考にしてください。
参照:USCPA(米国公認会計士)とは?魅力や取得後のキャリア・難易度・試験内容を詳しく解説
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