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  • 2021/12/16公開
  • 2023/04/21更新

USCPAとMBAはどっちを取るべきか|2つの違いやメリットを比較

USCPAとMBAはどっちを取るべきか|2つの違いやメリットを比較

米国公認会計士(USCPA)と経営学修士(MBA)のどちらを取得するべきか、キャリアでどう活かせるか疑問を抱いている方は多いでしょう。

この記事では、USCPAとMBAのどちらを取るべきか、それぞれのメリットや年収、合格率を比較します。

USCPAとMBAのどちらを取るべきか迷っている方は参考にしてください。

目次
USCPAとMBAどっちを取るべき?
USCPA取得までにやらなければいけないこと
MBA取得までにやらなければいけないこと
USCPAとMBAの取得者の年収
USCPAとMBAの取得に必要な勉強時間
USCPAとMBAの合格率
USCPAとMBAの難易度
USCPAとMBAは就職、転職に有利?
USCPAとMBAはそれぞれのメリットが違う

USCPAとMBAどっちを取るべき?

USCPAとは「U.S. Certified Public Accountant」の略で、監査業務や税務業務を行う専門資格です。

MBAは「Master of Business Administration」の略で、日本では経営学修士と呼ばれる学位です。USCPAのような資格ではありませんが、国内でも取得することができます。

MBAを取得していることは、大学の経営学を修了しており、実務に応用できる様々なスキルを身につけていることの証になります。

USCPAは資格、MBAは学位

大前提として、USCPAは「資格」でMBAは「学位」のため根本が異なります。

両者が比較されるのは似たようなメリットがあるためです。

【USCPAのメリット】

  • 三大国家資格で監査は独占業務
  • 英語で会計実務ができる
  • ITやファイナンスなど、幅広く学べる
  • グローバルに活躍できる
  • 転職で有利になり収入があがる

【MBAのメリット】

  • ビジネスの全般的な知識が身に付く
  • 多様な人的ネットワークが構築できる
  • 英語力が身に付く(海外)
  • 転職で有利になり収入があがる

どちらも結果として就職や転職で有利になり、年収が上がる可能性はあります。USCPAなら監査業務のパスポートにもなります。

一方、MBA取得自体が直接年収のアップにつながるわけではありません。MBAはどのビジネススクールを修了するかで評価が大きく異なる点は注意しましょう。

USCPA取得までにやらなければいけないこと

USCPAを取得するには、試験に合格しライセンスを取得する必要があります。

それまでにやらなければいけないことは、主に以下の3つです。

  • 受験条件の充足
  • 学習、試験合格
  • ライセンスの取得

受験条件の充足

USCPAを取得するには受験条件を満たす必要があります。受験条件は「学位要件」と「単位要件」の2つで構成されています。

学位要件は4年制大学を卒業していることです。(大学在学中や高卒・短大卒の方でも受験可能な州あり)

単位要件とは会計単位とビジネス単位を大学などで一定数以上取得していなければいけません。

USCPAの専門校であるアビタスでは、単位取得プログラムが用意されているので単位が足りない方も受験要件を満たすことが可能です。

学習、試験合格

USCPAを取得するための学習は当然必要です。専門校などで学習する場合は1,000時間ほど必要といわれています。

独学で学習する場合はさらに必要になるでしょう。

ライセンスの取得

試験に合格したらライセンスの取得をします。

ライセンス取得に必要な要件は州によって異なるため、基本的には自分の取得しやすい州で取得をします。

MBA取得までにやらなければいけないこと

MBAを取得するには、大学院で経営学を修了する必要があります。

それまでにやらなければいけないことは、以下の3つです。

  • 学費を用意する
  • 入学試験を受ける
  • 経営学を修了する

学費を用意する

MBAを取得するには大学院に入る必要があるため、学費が必要です。

海外MBAの場合は700〜2,000万円が必要で、国内の場合は130〜370万円ほど必要になります。

入学試験を受ける

大学院に入るにあたって、入学試験を課せられます。

大学によって小論文や面接などの試験があるため、対策が必要になります。

経営学を修了する

大学院に入学できた場合は、経営学を修了すればMBAの学位が与えられます。

2年間の学修が一般的ですが、ヨーロッパなど一部の学校では1年など短期のものもあります。

USCPAとMBAの取得者の年収

USCPAとMBA取得者の年収はどの程度でしょうか?

それぞれ働くフィールドに違いがあるため、どちらが高収入とは一概にはいえません。一般的な観点から、USCPAとMBAの年収をみていきましょう。

※年収は推定値です。

USCPA取得者の年収

USCPA取得者は、主に以下のような職業に就いています。

  • Big4:平均年収780万円
  • 中小監査法人:平均年収650万円
  • コンサル企業:平均年収600万円

職種や職歴によって年収に開きがありますが、Big4のシニアマネージャークラスの場合、1,000〜1,200万円の年収が見込めます。

USCPAの年収に関するさらに詳しい情報はこちら

MBA取得者の年収

MBA取得者は、主に以下のような職業に就いています。

  • コンサル企業:平均年収550万円
  • 投資銀行:平均年収1,000万円
  • ベンチャーキャピタル:平均年収890万円

これらのデータから考えると、MBA取得者の平均年収はだいたい800万円程度だと考えられます。

USCPAとMBAの取得に必要な勉強時間

USCPAとMBAは、どのくらいの勉強時間が必要でしょうか?

必要なそれぞれの勉強時間をみていきましょう。

USCPAの勉強時間

USCPAの勉強時間は約1,000時間といわれています。

仕事をしながら挑戦する場合は、1年半から2年を見込んでおきましょう。

ただし、洋書で学習する場合には一般的にこの2倍強の時間が必要です。

MBAの勉強時間

国内MBAを受験する場合、約400時間の勉強が必要になるといわれています。また、経営の知識がない人は半年間の勉強が必要ともいわれています。

そのため平日に1時間、週末に4時間の勉強を半年間行うのが一般的な勉強スケジュールになると考えられます。

さらにMBAは入学したら終わりではありません。入学後も毎週課題提出があり、週当たり20~30時間の勉強時間の確保が必要になります。

履修期間は1~2年のため、その間は毎週20~30時間ほど勉強するような生活となります。その他、海外MBAの場合は英語力が必須になる点は注意しましょう。

USCPAとMBAの合格率

USCPAとMBAの合格率をそれぞれみていきましょう。

USCPAの合格率

アメリカでの合格率は約57.7%、日本人の合格率は41.2%と比較的高くなっています。

関連記事:USCPAとは?魅力や取得後のキャリア・難易度・試験内容を詳しく解説

MBAの合格率

国内MBAの合格率は、大学にもよりますが平均して30%程度です。

海外では合格率の幅が広く、10%〜30%ほどです。

USCPAとMBAの難易度

USCPAとMBAの難易度はどちらが高いでしょうか?

MBAは大学によって合格率の幅があるため、USCPAより難易度が低いものもありますが、基本的にはUSCPAの方が難易度が低いと言えるでしょう。

また、金銭的・時間的なコストの視点からも、MBAよりはUSCPAの方が比較的取得しやすいと言えます。

USCPAの難易度に関するさらに詳しい情報はこちら

MBAの難易度に関するさらに詳しい情報はこちら

USCPAとMBAは就職、転職に有利?

USCPAとMBAはどちらが就職、転職に有利とは一概にいえません。

ですが、経済面でのメリットはUSCPAの方が高く、MBAは過程で得る人脈や経験に価値があります。

MBAを取得している場合、外資系の企業では就職に有利になるといわれています。

逆に日本企業ではそれほど評価されない印象です。

USCPAとMBAはそれぞれのメリットが違う

USCPAとMBAは比較されがちですが、それぞれにメリットが違います。

何を目的にするかで、どちらを取得すべきかが変わるでしょう。

経済面でのメリットを求めるならUSCPA、学位取得過程における人脈や経験を求めるならMBAが良いでしょう。

\USCPAについてもっと知りたい方はこちら/

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USCPAを取得するには1,000時間の学習が必要と解説しました。

これはあくまで専門校を利用し、日本語教材で勉強した場合です。

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※記事に記載の内容は2021年12月時点のものを参照しています。

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