本ウェブサイトでは、Cookieを利用しています。本ウェブサイトを継続してご利用いただく際には、当社のCookieの利用方針に同意いただいたものとみなします。

MBAとは

MBA(経営学修士)とは?MBAはどうやって取得する?MBAを取るとキャリアにどういうメリットがあるのか―。学位についてはもちろん、取得の難易度、費用、卒業(修了)するまでの時間を解説します。日本国内、海外の違いとともに、オンラインで目指せる米国MBA(マサチューセッツ大学MBAプログラム)という選択肢についても紹介します。

MBAとは

MBAは資格ではなく学位

MBAとは、Master of Business Administrationの略称です。日本語では経営学修士、経営管理修士を指します。当局認可大学院の修士課程を修了した際に授与される「学位」であり、試験に合格して取得する「資格」とは異なります。米国では、日本の大学院に相当する高等教育機関(Graduate School)で経営関連の一定の課程を修了した者に与えられます。MBAプログラムを提供しているGraduate Schoolは通称ビジネススクールと呼ばれています。MBAは本来、しかるべき機関の修士課程修了の証であるため、「MBA」という名前が付いているだけの単科コースや任意団体の講義を受講するだけでは学位を取得できません。一方、正式なMBAは大学院の修士課程修了の証ですので、学歴として履歴書に書けます。

MBAはビジネスに直結する実務領域も学習する

MBAは、1881年に設立された米国ペンシルベニア大学ウォートン校が米国における最初のビジネススクールであり、その後ケースメソッド方式(いわゆるケーススタディ)を取り入れたハーバードビジネススクールを中心に発展しました。大学院というと、日本では大学卒業後すぐに入学するイメージがありますが、世界でMBAを目指すのは四年制大学を卒業したばかりの学生はごく一部です。企業や組織で働いた経験のある社会人を対象としているのが特長で、学問的な領域から経営に直結する実務的な領域まで幅広く扱います。ビジネスの現場を経た社会人が、体系的知識・専門的知見・修士取得による社会的信用を求めてMBAを目指しています。

MBA取得者は増えている

米ウォールストリートジャーナルによると、コロナ禍で北米の有力校のMBA志願者が急増しています。数百校のデータを管理する非営利団体「経営学修士課程入学審査協議会(GMAC)」のデータでは、ペンシルベニア大学ウォートンスクール、コロンビア大学ビジネススクール、マサチューセッツ工科大学(MIT)スローンスクール・オブ・マネジメントなど上位校では、2020年秋の入学志願者が2桁の伸びを示しています。
*参考THE WALL STREET JOURNAL『米有力校でMBA志願者急増、コロナ禍乗り切る術』


経験したことがないような急激な時代の変化には、MBAのような体系的な知識が意思決定の指針になります。MBAはビジネスの体系的な知識のインプットに最適であることが背景と考えられます。また、文部科学省の調査『経営系大学院を取り巻く現状・課題について(2018)』によると、「米国の上場企業の管理職等の約4割はMBA取得者である一方、日本の企業役員等は、大学院修了者が1割以下にとどまる」と指摘し、規模の拡大やグローバル展開に向けた改革が進んでいます。
*参考文部科学省『経営系大学院を取り巻く現状・課題について』

MBAのメリットは

ビジネスに必要な知識が身に付く

「マサチューセッツ大学MBAプログラム」の科目の例はこちらです。会計に関する知識や組織の動かし方、ビジネス戦略の立案など、組織運営に必要なあらゆる要素を取り扱います。理論にとどまらず世界的企業の実例を用いる「ケーススタディ」が多いのもMBAの特長です。経営者だけでなく、管理職も含めて経営的視点を持つことは資本主義社会では有用です。

  • ・財務会計(Financial Accounting)
  • ・国際マーケティング論(International Marketing)
  • ・組織行動論(Organizational Behavior)
  • ・戦略の立案と遂行(Strategy Formulation and Implementation)
  • ・リーダーシップ論(Managerial Leadership)
「マサチューセッツ大学MBAプログラム」の科目詳細は「基礎課程・上級課程の概要」へ。

業界、世代、国境を越えて人脈が広がる

MBAは「ビジネスそのもの」を扱います。このため、MBAプログラムには業種職種を問わず、さまざまな人材が集まります。大学院にもよりますが、年齢や国籍にはほとんど制限がありません。 特に米国などグローバル企業が多い国のMBAは学生は多様です。ビジネスがボーダレスで多様化している今、さまざまなバックグラウンドを持つ学生同士でディスカッションして知見を得ることは非常に有益です。利害関係のない「学友」を作れるのもMBAならでは。仕事とは異なった人脈を広げることができます。

転職、昇進といった年収増加・キャリアアップの機会を得られる

時価総額トップクラスのグローバル企業を生む米国では、上場企業の管理職の約4割はMBAホルダーです。一方日本では、従業員数500人以上の会社の役員で大学院修了者は6%未満です。海外進出や国境を越えたM&Aが当然となった今、「MBA」は世界のビジネスパーソンと共通言語がある証となります。学位が職務経歴と同様にビジネスにおける信頼の証明となり、年収増加・キャリアアップの機会にもつながります。
*参考:文部科学省の調査『経営系大学院を取り巻く現状・課題について(2018)』

MBAの難易度は

入学の難易度は大学院によって異なる

大学院の修士課程であるため、入学要件、選抜要件は大学院ごとに異なります。四年制大学の学位と面接を実施する程度の大学院もあれば、大学での一定の成績(GPA)、英語力の証明、社会人経験など複数の要件を満たした候補者をわずかな定員まで厳しく選抜する場合もあり、各校の募集要項を確認することが必要です。
ハーバードやスタンフォードなどの海外の有名MBAは、TOEFL・GMATで最高水準のスコアを準備した上で、さらに合格率が約10%と言われています。フォーブスジャパンによると、入学が最も難しいとされるスタンフォードのMBAプログラムの合格率は6%(2016年)、ハーバードは11%でした。一方、「マサチューセッツ大学MBAプログラム」は、海外MBA特有のTOEFL、GMATの入学要件はありません。これは入学要件の違いであって、MBAプログラムや大学院の質の違いではないため、入学要件のチェックは大変重要です。

MBA取得の難易度も大学院によって異なる

入学後、指定された必要な科目を履修し、修了要件に必要な成績を満たしていれば学位を取得できます。「必要な成績」は大学院ごとに異なりますが、その大学院の入学要件を満たせる学生がきちんと課題をこなせば達成できるレベルです。無理難題が課されるわけではありません。学習を諦めず、適切に授業料を支払っていれば、卒業できます。

MBAの費用は

日本のMBAの授業料は、私立大学の場合2年間で約300万円程度と言われています。国立大学は100万円~200万円程度です。海外MBAをみると、米国の有名私立大学では2年間で15万ドルにも達します。これに滞在費を含めると日本円で2,000万円~3,000万円かかると言われています。一方、「マサチューセッツ大学MBAプログラム」 の受講料は約300万円で、受講期間は最大5年間。州立大学のオンラインプログラムならではの受講料です。

MBA取得にかかる時間は

入学準備は大学院の入学要件次第

入学準備は大学院が求める入学要件次第です。国内MBAでも、手続き面だけの入学準備の大学院もあれば、海外大学同等の英語力の証明を必要として数百時間の学習が必要な場合もあります。海外MBAの場合は、TOEFL、GMATという英語力とMBAレベルに耐えうる知識を証明するためのテストに2年程度の準備が必要と言われています。「マサチューセッツ大学MBAプログラム」は英語力証明のためにTOEIC(国際コミュニケーション英語能力テスト)700点が必要ですが、入学時点では不要です。

フルタイムかどうかは大学院によって異なる

大学にも、日中の通学型、夜間の通学型、通信型があるように、MBAプログラムもフルタイムで通う必要がある場合とそうでない場合があります。例えばフルタイムの国内MBAプログラムを社会人が選択した場合、離職や長期で休職する必要があります。一方でオンラインかつ収録配信型のMBAを選べば、仕事を続けながら在学することができます。

2年が標準だが履修のペースで融通

大学院の修士課程ですので、入学から卒業までの期間は2年程度が標準です。ただこれはフルタイム(日中の通学)が前提です。 大学院によって、夜間に講義を実施していたり、オンラインで実施していたり、履修ペースに融通が利くこともあります。「マサチューセッツ大学MBAプログラム」の講義は週末にありますが、アーカイブ配信もしており週末に必ず受講する必要もありません。在籍可能期間は最大5年間ですので、仕事と並行しながら卒業することができます。

MBAの種類とは。国内MBAと海外MBA、国際認証

主に日本語で学べるのが国内MBA

国内MBAと海外MBAの違いは、日本に本校があり、日本国の認可校であるかどうかです。国内MBAの多くが日本語で授業を行っています。国内の校舎に通い、日本語で手続きし、日本語で講義も課題もこなせます。

世界の共通言語である英語で学べるのが海外MBA

海外MBA、特に日本にいながら手続きができるようなグローバル展開をしている海外MBAは、世界での認知度も高いです。したがって、そこで学ぶ学生は世界中から集まります。英語という共通言語でビジネスを学ぶことができ、そのレベルを世界中に認識してもらいやすいのが海外MBAです。

国際認証を受けているMBAプログラムはごく一部

MBAは、当該国の認可校において授与される修士学位です。ただ、その修士課程のクオリティは千差万別です。このためMBAには第三者の立場でそのクオリティを審査する認定機関があります。代表的な認定機関がAACSBです。審査項目は科目の構成や内容にまで細かく定められています。国際的な第三者機関の認定を受けているかどうかは、MBAのクオリティを判断する上で明確な指針になります。世界の有名MBAプログラムはこの国際認証を取得しています。当該国の認可校のMBAプログラムは世界に数えきれないほどありますが、国際認証を取得しているプログラムはほんの数%です。

世界が選ぶ米国MBA

国際認証を受けたプログラムは全世界で数%。その中でも、GAFAMに代表されるグローバル企業を育てた米国にはハイレベルの人材が集まります。これらグローバル企業で戦う人材を輩出する教育機関も主に米国です。米国はMBA発祥の地であり、世界が選ぶMBAが多数存在する国です。