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  • 2022/01/18公開
  • 2023/04/21更新

MBAの難易度や合格率、勉強時間は?USCPAとの違いを比較

MBAの難易度や合格率、勉強時間は?USCPAとの違いを比較

MBAとは、Master of Business Administrationの略で経営学修士と呼ばれ、経営学の大学院修士課程を修了すると授与される「学位」のことです。USCPA(米国公認会計士)や税理士、公認会計士などの「資格」とは大きく異なります。

この記事では、MBAの難易度を学習範囲、修了までの時間や取得率の角度から解説し、近年注目されるUSCPAとの比較も行います。

目次
MBAの学習範囲
MBAでかかる時間
MBAの取得率
USCPA(米国公認会計士)との比較
MBAとUSCPAは自分のキャリアに合わせて選ぼう

MBAの学習範囲

MBAは、専門職大学院や大学院のMBAコース等のビジネススクールに通い、学位課程を修めた場合に与えられます。専門職大学院や大学院のMBAコースに入る必要があり、学習範囲はどこに入学するかどの専攻科目を選択するかによって変わります。

MBAはアジア・欧州・米国でも取得することができビジネス英語の上達も見込めますが、出願・入学するためには英語が必須となり、出願準備のための時間も大幅に増加する点は注意しましょう。

国内でも一橋大学(Global MBA)など英語で実施しているビジネススクールもあり、日本にいながらにして国際的に役立つ知識やコミュニケーション能力を身につけることが出来ます。

学習範囲はビジネススクールによって変わる

国内専門職大学院などでは、「入学時点において企業・官公庁等における原則2年以上の社会人経験を有し大学を卒業した方」などの入試条件が設けられています。入学者の選考は書類による一次審査、面接による二次審査を経て合格かどうか判定されます。

MBAコースで有名な名古屋商科大学ビジネススクールでは、マネジメントの筆記試験や会計ファイナンスなどの小論文があります。KBS(慶應義塾大学ビジネス・スクール) MBAプログラムでは出願書類での書類審査が一次試験となり、合格すると二次試験で小論文、面接といった流れで進みます。これまでの職業経験や進学する動機や志望理由を明確にしておくことが重要でしょう。

欧米のトップビジネススクールに入学する場合には英語力は必須となり、出願の際に英語力を示すTOEFLスコアおよび言語能力、数学能力を示すGMATスコアの提出が求められ、入学の難易度は一気に上昇します。

参考:入学案内 | 入学案内 | 名商大ビジネススクール - 国際認証MBA (https://mba.nucba.ac.jp/admission/information/)

参考:修士課程[MBAプログラム] カリキュラム | KBS 慶應義塾大学大学院経営管理研究科 | 慶應義塾大学ビジネス・スクール (http://www.kbs.keio.ac.jp/about/)

MBAでかかる時間

ビジネススクールに入学するには入試を突破する必要があり、志望するビジネススクールの難易度や試験科目によっても準備期間は変わります。

欧米のビジネススクールを目指す場合は1年以上前から英語の勉強をはじめておき、書類選考や面接は志望理由対策などを出願3か月前までには済ませておきましょう。

MBAの学位取得は2年が一般的

MBAの学位を取得するにはビジネススクールで所定の単位を得る必要があり、国内のビジネススクールでは履修期間を2年間に設定していることがほとんどです。KBSでは「修士課程MBAプログラムは、2年間フルタイムの教育課程」という学位の授与課程修了の要件が設けられています。

参考:修士課程[MBAプログラム] カリキュラム | KBS 慶應義塾大学大学院経営管理研究科 | 慶應義塾大学ビジネス・スクール (http://www.kbs.keio.ac.jp/about/)

欧米のビジネススクールの場合は1.5年〜2年が一般的ですが、MBAで通じる英語力を培うためにはおよそ1年かかると言われており、学位取得までトータルで最低でも約3年ほど見ておく必要があります。

MBAの取得率

MBA取得にはビジネススクールで履修期間を修了する必要があり、入学したビジネススクールの難易度によって取得率は大きく変わります。

一般的にMBAは、入学後しっかりと履修科目の単位を取得していれば100%に近い割合で取得できるとされていますが、欧米のビジネススクールの場合は高い英語力が必須となります。

USCPA(米国公認会計士)との比較

キャリアアップの観点でMBAと比較されがちなのが、アメリカの公認会計士資格であるUSCPAです。USCPAは会計士資格の中でも世界で最も認知されており、 会計と英語を操れる人材として監査法人・税務業務等にとどまらず多くのフィールドで活躍できます。

MBAとUSCPAを勉強時間や範囲、難易度や進路をそれぞれ比較してみていきましょう。

関連記事:USCPAとは?魅力や取得後のキャリア・難易度・試験内容を詳しく解説

勉強時間・学習範囲

MBAの勉強時間はビジネススクールに入学するために最低でも3か月〜1年の準備が必要となり、さらに1.5年〜2年の履修期間があります。一方のUSCPAは1,200~1,500時間と言われており、勉強時間の単純比較は難しいでしょう。

学習範囲においてMBAは入試のために筆記試験や論文、面接など入学するビジネススクールに適した対策や欧米のトップビジネススクールの場合には卓越した英語力が必要です。

USCPAの学習範囲は以下の4科目で構成されています。

  • FAR:財務会計
  • BEC:ビジネス環境及び諸概念
  • AUD:監査及び証明業務
  • REG:諸法規(税務、会社法)

一度に全ての科目を受ける必要はなく、受験の時期は科目ごとに自由に選択することができます。1科目99点満点、75点で合格となり人数制限はありません。

難易度

MBAの難易度は入学するビジネススクールによって変わります。欧米のビジネススクールではケーススタディでのディスカッションでの貢献度を評価しようとしており、英語に慣れ親しんでない方には難易度が高いと言えるでしょう。欧米でのビジネススクール合格率はスクールにより幅があり一概には言えませんが、難易度は高めです。

USCPAは平均科目合格率(日本在住者)は、2019年度で41.2%と3人に1人以上が合格しており、難易度は比較的低いと言えます。

USCPA試験は英語試験ですが、テストセンターのコンピューターで解答する Computer Based Testing(CBT)のため試験形式に慣れることで対策できます。

USCPAの難易度に関するさらに詳しい情報はこちら

就職・転職先の違い

MBAは資格ではなく学位であるため、市場価値はどのビジネススクールの学位かによって大きく変わります。特に欧米のスクールの場合は、The EconomistやUS NewsのMBAランキングが市場価値の参考になります。

MBAを取得している場合は外資系の企業の就職に有利になるとされていますが、日本企業ではそれほど評価されない場合もあります。一方のUSCPAは活躍するフィールドが広く、国内外での幅広い業種・職種に就くことができます。

具体的には以下のようなグローバルキャリアにつながる就職・転職先があります。

  • 監査法人
  • 税理士法人
  • 事業会社の財務・経理
  • コンサル企業

USCPAは監査法人に就職・転職すると思われがちですが、米国公認会計士協会の会員で監査・税務業務を行っている方は全体の4割以下と半数を下回っています。一般企業での経理・財務、CFO・CEOなどのトップ・マネジメントを含めた幅広いポジションで、USCPA取得者は活躍しています。

国内外問わず幅広くグローバルな業種に就職・転職をしたい場合はUSCPAは有利な資格でしょう。

USCPAとMBAの比較に関するさらに詳しい情報はこちら

MBAとUSCPAは自分のキャリアに合わせて選ぼう

MBAとUSCPAは就職や転職、キャリアアップの観点で比較されがちですが、強みがそれぞれ違います。

MBAは学位でありマーケティングや会計、経営戦略や起業学などビジネス全般に関する分野を学ぶことができ、どの専攻科目を選ぶのか、どのビジネススクールの学位かによって市場価値が大きく変わるという特徴があります。グローバルな活躍が期待できる点がメリットです。キャリアアップという漠然とした観点での比較は困難ですが、自分自身の強みがどちらで活かせるかを考慮することで選択がクリアになります。

費用にも違いがありMBAで欧米に留学する場合、仕事を離れている期間と留学の費用、学費を合わせて1,000万ほどかかるのが一般的です。USCPAの学費はスクールを含め100万円ほどのため、MBAよりも安価で済みます。

\USCPAについてもっと知りたい方はこちら/

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USCPAを取得するには1,200~1,500時間の勉強時間が必要です。ただし、この勉強時間はあくまで資格専門校を利用した場合の時間であり、独学で取得するには数倍の時間がかかります。教材の選定や学習スケジュールの構築など取得するまでに準備することが多く、大変困難です。

USCPA専門校アビタスなら会計知識や英語力が乏しくても英文会計入門など日本語のオリジナル教材で学ぶことができます。ゼロからUSCPA取得を目指すならアビタスを是非ご活用ください。

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※記事に記載の内容は2022年1月時点のものを参照しています。

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