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  • 2023/07/31公開
  • 2025/06/03更新

【最新】USCPAはWileyなどの洋書だけで独学できる? 使い方も解説

【最新】USCPAはWileyなどの洋書だけで独学できる? 使い方も解説

USCPAの独学合格を目指すために、どの問題集を購入したらよいか迷う人も多いのではないでしょうか。これまで、USCPAの洋書問題集としては、使いやすさや価格の面でWileyが人気でした。

USCPAは、簿記や英語の知識があればWileyの問題集だけで独学合格を目指すことが可能な資格といえるでしょう。

しかし、簿記や英語の知識がない場合や受験資格を満たしていない場合は独学での合格は難しいため、スクールの利用をおすすめします。

また、Wileyを提供していたWiley Efficient Learning社は、現在UWorld社に吸収合併されています。そのため、本記事は参考記事としての情報になりますのでご注意ください。

目次
Wileyとは
Wileyの入手方法
USCPAはWileyなどの洋書だけで独学合格できるか
Wileyの使い方
USCPAのWileyとそれ以外の洋書問題集を比較
USCPAにWileyなどの洋書だけで合格するには相応のスキルが必要

Wileyとは

Wiley(ワイリー)とは、会計分野をはじめ、科学や技術、医学、学術研究分野の電子ジャーナルやeラーニングなどのソリューションを提供している世界的な出版社です。

USCPAの英語版問題集も提供しており、日本国内の受験者にも利用されています。

問題集は「Test Bank」と「Study Guide + Question Pack」の2種類を提供していました。

Test Bankはオンラインの問題集です。Study Guide + Question Packは紙のテキストと紙の問題集で構成されていました。

2025年現在、合併に伴いTest Bankの単価販売がされなくなったことや、問題集の内容も旧試験のものに対応しているため、Wiley単独での独学はおすすめできない状況となっています。

Wileyの入手方法

先述の通り、Wiley Efficient Learning社が吸収合併されたことに伴い、2023年10月31日付で Wileyのテキスト内容はUWorld/Rogerのポータルへ移行されました。

UWorld社では、USCPAの問題集を1科目あたり約105,000円($699)で提供しています。また、4科目全てを網羅できる3つのコースを提供しており、最も安いコースで約300,000円($1,999)、最も高いコースで約435,000円($2,899)となっています。

※1ドル=150円での計算。

参照:UWorld「Accounting|UWorld CPA Review Courses for 2024」

USCPAはWileyなどの洋書だけで独学合格できるか

独学するために必要なことは、テキストを購入し学習を進めることだけではありません。

独学の場合、USCPAの受験資格を満たしているかを確認し、自身で受験手続きを進める必要があります。

USCPAの受験資格は以下の通りです。より詳しい内容については後述します。

  • 学位要件
  • 単位要件

テキストを別途購入する

体系的に勉強をするためには、問題集だけでなくテキストを別途購入する必要があります。

必須科目であるAUD(監査及び証明業務)とREG(税法及び商法)は会計基準改正の影響を受けにくいものの、FAR(財務会計)で出題される会計基準は頻繁に変更があるため、最新版のテキストで勉強したほうがよいでしょう。

選択科目については、必須科目の内容を理解していることを前提に、より深い知識やスキルが問われます。

なお、日本語でのテキストは公式サイトやAmazonなどのネット書店では購入できません。

スクールでは、オリジナルの日本語のテキストや問題集を活用しているケースもあります。そのため、洋書問題集での学習に不安を覚える場合、スクールの利用を検討するとよいでしょう。

受験資格を満たしているか、自身で確認する

独学合格を目指す場合、USCPAの受験資格を満たしているかを自身で確認する必要があります。

USCPAの受験資格は学位要件と単位要件の2つを満たさなければなりません。

項目 内容
学位要件 4年制大学を卒業しており、一定の学位があるか
単位要件 一定以上の会計単位とビジネス単位を取得しているか

受験資格を満たしていない場合、USCPAの国際資格専門校の単位取得サポートなどを利用し、必要な単位を取得することになります。

例えばアビタスでは、単位要件を満たしているかを無料で確認できる「無料単位診断」を実施しています。

単位要件を確認した上で、最適な出願州をご案内するサービスです。無料のサービスですので、気軽に利用することができます。

関連ページ:アビタス USCPA「USCPA無料単位診断フォーム」
参照:アビタス USCPA「試験概要|USCPA(米国公認会計士)の受験資格(各州別条件)」

面倒な受験手続きを自分でやる

USCPAの受験手続きは自身で行うことも可能です。しかし、工数が多く、手間に感じる人も少なくないでしょう。

受験手続きの流れは次の通りです。

  • 学歴評価依頼
  • 出願
  • 出願手数料と試験料の支払い
  • 受験票(NTS)の確認と印刷
  • 日本会場手数料の支払い
  • 試験会場の空きの確認と予約
  • 受験手続きの実施&試験結果の確認

また、受験手続きに関する情報はAICPA(米国公認会計士協会)やNASBA(全米州政府会計委員会)などの英文サイトで集めなければなりません。

受験手続きを自分で行うのはかなり手間がかかることを知っておくといいでしょう。

Wileyの使い方

独学の場合とUSCPAの専門校に通っている場合では、Wileyなどの洋書のおすすめの使い方は異なります。

ここからは、それぞれの場合のおすすめの使い方について見ていきましょう。

独学の場合

Wileyなどの洋書だけで独学合格を目指す場合、テキストを読み、問題を繰り返し解き、完璧に仕上げることが必要です。

USCPAのスクールを利用していない場合、模擬試験やAICPA Released Questions、直前対策講義などの資料は入手不可能です。実践演習が不足してしまい、不合格となる可能性も否定できません。

そのため、Wileyなどの問題集の問題を完璧に解けるようになるかが重要になります。

また、独学の場合、簿記や英語の知識を持っていないと合格は難しいといえます。知識が不足している人は簿記や英語の学習を進めることも大切です。

国際資格の専門校に通っている場合

洋書の問題集は、英語が母語でない日本人にとって、やや解説が分かりにくく感じる問題もあるかもしれません。高得点を狙うのであれば、スクールの問題集の補足として活用するのがよいでしょう。

全ての問題を完璧に解き終えることを目的にせず、スクールの問題集とは異なる視点で問題を解きながら、理解を深める使い方をおすすめします。

USCPAのWileyとそれ以外の洋書問題集を比較

USCPAの問題集では、Wiley以外にBeckerがおすすめです。

Wiley Efficient Learning社の吸収合併に伴い、Wileyの問題集は現在UWorld社から提供されています。

Beckerはスクールの講座を受講することで、問題集が与えられます。問題集のみの購入はできない点を知っておきましょう。

では、WileyとBeckerのそれぞれの価格とアクセス期限の違いを比較します。

問題集 価格※ アクセス期限
Wiley 【単科】
・約105,000円/1科目($699)
【4科目セット】
・Premier:約300,000円($1,999)
・Elite-Unlimited:約315,000円($2,099)
・Elite Unlimited+:約435,000円($2,899)
・6か月間(プラス$100で無制限)

【4科目セット】
・Premier:18カ月間
・Elite-Unlimited:無制限
・Elite Unlimited+:無制限
Becker 約133,100円/1科目($849) 1年間

※1ドル=150円での計算

参照:UWorld「Accounting|UWorld CPA Review Courses for 2024」
参照:Becker「CPA|All Courses&Products|Single Part Courses」

Beckerの概要について詳しく見ていきましょう。

Becker

Beckerのテキストは、出題頻度の高い論点をピックアップし、論点ごとに要点がまとめられています。すでに一定以上の知識が備わっている人におすすめのテキストです。

アメリカのBecker CPAレビューコースは多くの合格者を輩出してきた実績があり、Beckerのテキストはバイブル的な存在として知られています。

BeckerはAICPA(米国公認会計士協会)と定期的に協議を行い、試験の変更点などを更新しています。AICPAとコミュニケーションを取っているため、問題集の内容は本試験に近く、質が高いといわれています。

参照:Becker「CPA|All Courses&Products|Single Part Courses」

USCPAにWileyなどの洋書だけで合格するには相応のスキルが必要

USCPAに、Wileyなどの洋書の問題集だけで独学合格を目指す場合、学位要件と単位要件を満たしている必要があります。加えて、洋書問題集の理解を深めるためには相応の英語力が求められます。

Wileyなどの洋書の問題集だけでも独学合格できる可能性はあるものの、事前の知識の有無や受験資格を満たしているかによって左右されるでしょう。

また、洋書の問題集に収録されているものには解説が分かりにくい問題もあります。そのため、洋書での学習に少しでも不安がある場合、スクールに通いながら、Wileyで問題への理解を深める使い方をおすすめします。

アビタスの教材なら体系的にUSCPAを学ぶことができる!

国際資格の専門校であるアビタスではUSCPAを体系的に学ぶことが可能です。

Wileyなどの洋書問題集を使用しなくても、アビタスでは丁寧にまとめられたオリジナル教材を使用しているため、理解を深めやすいでしょう。

全ての問題には日本語の解説文・解説動画がついていますので、洋書教材のように、英語の解説文を理解するための時間を費やす必要がありません。

日本人のUSCPAホルダーが開発したオリジナル教材は、日本語に英語を併記する形で解説が書かれており、効率的にインプットできます。英語で理解できるのか不安を抱いている人でも安心して学習を進めることが可能です。

加えて、図解が豊富に掲載されており、ポイントを一目でつかめるような工夫を施されている点も魅力です。

参照:アビタスUSCPA「講座・教材|オリジナル教材」

USCPAの合格を目指すならアビタスで!

USCPAの合格を目指すなら、アビタスの利用をおすすめします。

アビタスのカリキュラムではオリジナル教材に加え、スマホやタブレットでも学習することが可能です。場所や時間に制限がなく、自分のペースで効率的に学習できます。

アビタスは今までに7,000人以上の合格者を輩出しており、日本在住合格者の78.5%はアビタスの卒業生という豊富な実績があります。

また、USCPAの概要をつかめるUSCPA無料説明会をオンラインで実施しています。USCPAの受験について少しでもお悩みの方は、お気軽に無料説明会にご参加ください。

まずは無料の説明会にご参加ください。

※記事に記載の内容は2025年4月時点のものを参照しています。

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