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  • 2023/07/31公開
  • 2023/08/01更新

【2023年】USCPAはWileyだけで独学できる?使い方も解説

【2023年】USCPAはWileyだけで独学できる?使い方も解説

USCPAの独学合格を目指す上で、Wileyの問題集を購入しようか悩んでいる人も多いでしょう。

結論からいうと、簿記や英語の知識があればWileyの問題集だけでUSCPAの独学合格を目指すことは可能です。しかし、簿記や英語の知識がない場合や受験条件を満たしていない場合、独学での合格は難しいため、予備校の利用を推奨します。

本記事では、Wileyの問題集の概要や入手方法、使い方について分かりやすく解説します。また、独学するために必要なことにも触れていくため、ぜひ参考にしてください。

目次
Wileyとは
USCPAはWileyだけで独学合格できるか
USCPAをWileyだけで独学するために必要なこと
Wileyの使い方
USCPAのWileyとそれ以外の洋書問題集を比較
USCPAにWileyだけで合格するには相応のスキルが必要

Wileyとは

Wiley(ワイリー)とは、会計分野をはじめ、科学や技術、医学、学術研究分野の電子ジャーナルやeラーニングなどのソリューションを提供している世界的な出版社です。

USCPAの英語版問題集も提供しており、日本国内の受験者にも利用されています。

提供している問題集は「Test Bank」と「Study Guide + Question Pack」の2種類です。

Test Bankはオンラインの問題集です。Study Guide + Question Packは紙のテキストと紙の問題集で構成されています。

Test BankにはStudy Guide + Question Packよりも数多くの問題数が収録されているため、紙のテキストにこだわりがあるなどの特別な理由がなければ、Test Bankを選ぶとよいでしょう。

Wileyの入手方法

Wileyの問題集は公式サイトから直接購入できます。問題集は1科目ずつ購入可能です。価格は1科目のもので約20,900円($149.95)です。4科目セットで購入すると、約83,500円($600.00)です。※2023年6月13日時点の価格・レートです(1ドル=139.189円)。

公式サイトのほかにも、Amazonで購入できます。

Test Bankにはアクセス期限があります。4科目セットで購入した場合は2年間(アップデートも含む)、1科目ずつ購入した場合は1年間です。

アクセス期限内に合格できなかった場合、最新年度の問題集をあらためて購入する必要がある点には注意しましょう。

参照:Wiley「Wiley CPA Exam Review|Wiley CPA Test Bank 2023」

USCPAはWileyだけで独学合格できるか

Wileyの問題集だけでUSCPAに独学合格できるかは受験者の知識レベルによって異なります。

USCPAを受験するためには受験条件を満たさなければなりません。加えて、会計知識だけでなく英語力も求められます。

会計知識や英語力が不足している場合や受験条件を満たしていない場合、Wileyの問題集のみでの独学合格は難しいといえるでしょう。

例えば、USCPAの日本在住合格者の約3人に2人は、国際資格の予備校であるアビタスを活用しています。

アビタスの他にも、USCPA講座を提供している予備校があることから考えると、独学合格者は少数であると推定できます。

USCPAをWileyだけで独学するために必要なこと

独学するために必要なことは、テキストを購入し学習を進めることだけではありません。

独学の場合、USCPAの受験条件を満たしているかを確認し、自身で受験手続きを進める必要があります。

USCPAの受験条件は以下の通りです。より詳しい内容については後述します。

  • 学位要件
  • 単位要件

テキストを別途購入する

体系的に勉強をするためには、Wileyの問題集だけでなく、テキストを別途購入する必要があります。

BECやAUD、REGの問題は会計基準改正の影響を受けにくいものの、FARの問題については注意が必要です。

FARの問題に関わる会計基準は頻繁に変更されるため、最新版のテキストを購入することをおすすめします。

また、日本語でのテキストは公式サイトやAmazonなどのネットでは購入できません。

予備校では日本語のテキストや問題集を活用しているケースもあります。そのため、洋書問題集での学習に不安を覚える場合、予備校の利用を検討するとよいでしょう。

受験条件を満たしているか、自身で確認する

独学合格を目指す場合、USCPAの受験条件を満たしているかを自身で確認する必要があります。

USCPAの受験条件は学位要件と単位要件の2つを満たさなければなりません。

項目 内容
学位要件 4年制大学を卒業しており、一定の学位があるか
単位要件 一定以上の会計単位とビジネス単位を取得しているか

受験条件を満たしていない場合、USCPA予備校の単位取得サポートなどを利用し、必要な単位を取得することになります。

例えばアビタスでは、単位要件を満たしているかを無料で確認できる「無料単位診断」を実施しています。

単位要件を確認した上で、最適な出願州をご案内するサービスです。無料で診断できるため、気軽にご利用ください。

関連ページ:アビタス「無料単位診断」
関連ページ:アビタス「USCPA(米国公認会計士)の受験資格(各州別条件)」

面倒な受験手続きを自分でやる

USCPAの受験手続きは自身で行うことも可能です。しかし、工数が多く、手間に感じる人も少なくないでしょう。

受験手続きの流れは次の通りです。

  1. 1. 学歴評価依頼
  2. 2. 出願
  3. 3. 出願手数料と試験料の支払い
  4. 4. 受験票(NTS)の確認と印刷
  5. 5. 日本会場手数料の支払い
  6. 6. 試験会場の空きの確認と予約
  7. 7. 試験結果の確認

また、受験手続きに関する情報はAICPA(米国公認会計士協会)やNASBA(全米州政府会計委員会)などの英文サイトで集めなければなりません。

受験手続きを自分で行うのはかなり手間がかかることを知っておくといいでしょう。

Wileyの使い方

独学の場合とUSCPAの専門校に通っている場合では、Wileyのおすすめの使い方は異なります。ここからは、それぞれの使い方について見ていきましょう。

独学の場合

Wileyだけで独学合格を目指す場合、テキストを読み、Wileyの問題を繰り返し解き、完璧に仕上げることが必要です。

USCPAの予備校を利用していない場合、模擬試験やAICPA Released Questions、直前対策講義などの資料は入手不可能です。実践演習が不足してしまい、不合格となる可能性も否定できません。

そのため、Wileyの問題を完璧に解けるようになるかが重要になります。

また、独学の場合、簿記や英語の知識を持っていないと合格は難しいといえます。知識が不足している人は簿記や英語の学習を進めることも大切です。

国際資格の専門校に通っている場合

Wileyの問題には、英語が母語で無い日本人にとって、やや解説がわかりにくく感じる問題もあるかもしれません。高得点を狙うのであれば、予備校の問題集の補足として活用するのが良いでしょう。

全ての問題を完璧に解き終えることを目的にせず、予備校の問題集とは異なる視点で問題を解きながら、理解を深める使い方をおすすめします。

また、Wileyの問題集はオンラインで問題に解答します。正解した問題の記録が残るため、自分の弱点を把握するのにも役立つでしょう。

USCPAのWileyとそれ以外の洋書問題集を比較

USCPAの問題集にはWileyをはじめ、BeckerやRogerのものなどがあります。

Wileyは問題集を単体で購入可能です。一方、BeckerとRogerは予備校の講座を受講することで、問題集が付与されます。問題集のみの購入はできない点を知っておきましょう。

では、Wiley・Becker・Rogerのそれぞれの価格とアクセス期限、問題数の違いを比較します。

問題集 価格※ アクセス期限 問題数
Wiley 20,926円/1科目
($150)
1年間
(4科目セットの場合は2年間)
12,000問
Becker 118,171円/1科目
($849)
1年間 7,000問
Roger 83,374円/1科目
($599)
無期限 7,000問

※2023年6月13日時点の価格・レートです(1ドル=139.189円)。

参照:Wiley「Wiley CPA Exam Review|Wiley CPA Test Bank 2023」

ここからは、BeckerとRogerの概要について詳しく見ていきましょう。

Becker

BeckerはAICPA(米国公認会計士協会)と定期的に協議を行い、試験の変更点などを更新しています。

AICPA(米国公認会計士協会)とコミュニケーションを取っているため、問題集の内容は本試験に近く、質が高いといわれています。

価格は1科目約12万円と高額です。

参照:Becker「CPA|All Courses&ProductsSingle Part Courses」

Roger

Rogerを用いた授業はエンターテインメント性が高いことから、飽きが来ないと評判です。Rogerの特徴として、支払う金額によってアクセス期限が無期限か6カ月のみとなる点が挙げられます。

アクセス期限が無期限の場合は1科目約8万円、6カ月の場合は1科目約7万円です。

参照:Roger「CPA Review|AUD CPA Exam Review Course」

USCPAにWileyだけで合格するには相応のスキルが必要

USCPAにWileyだけで独学合格を目指す場合、学位要件と単位要件を満たしている必要があります。加えて、Wileyは洋書問題集であるため、理解を深めるためには相応の英語力が求められます。

Wileyだけでも独学合格できる可能性はあるものの、事前の知識の有無や受験条件を満たしているかによって左右されるでしょう。

また、Wileyに収録されている問題には解説が分かりにくい問題もあります。そのため、洋書での学習に少しでも不安がある場合、予備校に通いながら、Wileyで問題への理解を深める使い方をおすすめします。

アビタスの教材なら体系的にUSCPAを学ぶことができる!

国際資格の専門校であるアビタスではUSCPAを体系的に学ぶことが可能です。

Wileyなどの洋書問題集を使用しなくても、アビタスでは丁寧にまとめられたオリジナル教材を使用しているため、理解を深めやすいでしょう。全ての問題には日本語の解説文・解説動画がついていますので、洋書教材のように、英語の解説文を理解するための時間を費やす必要がありません。

日本人のUSCPAホルダーが開発したオリジナル教材は、日本語に英語を併記する形で解説が書かれており、効率的にインプットできます。英語で理解できるのか不安を抱いている人でも安心して学習を進めることが可能です。

加えて、図解が豊富に掲載されているので、ポイントを一目でつかめるような工夫を施している点も魅力です。

関連ページ:アビタス「USCPA|オリジナル教材」

USCPAの合格を目指すならアビタスで!

USCPAの合格を目指すなら、アビタスの利用をおすすめします。

アビタスのカリキュラムではオリジナル教材に加え、スマホやタブレットでも学習することが可能です。場所や時間に制限がなく、自分のペースで効率的に学習できます。

アビタスは今までに6,000人以上の合格者を輩出しており、日本在住合格者の約3人に2人はアビタスの卒業生という豊富な実績があります。

また、USCPAの概要をつかめるUSCPA無料説明会をオンラインで実施しています。USCPAの受験について少しでもお悩みの人は、お気軽に無料説明会にご参加ください。

まずは無料の説明会にご参加ください。

※記事に記載の内容は2023年6月時点のものを参照しています。

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