今後、IFRSの影響による海外の決算期の統一、新たに設立される海外子会社の支援、海外を視野に入れたM&Aの拡大等、業務上、会計と英語の知識の深耕が必要不可欠であり、明確な形で残したいと思ったのが目指した動機の一つ。また、中途入社はJCPAが多く、対等に仕事を進めていくためにも必要だと思った事も動機である。

学習環境が充実している点が決めてになった。

日本語付の教材はもとより、教室が新宿と八重洲の駅付近にあり自習のため通いやすかった事。合格者によるパネルディスカッション、新規学習者の懇親会、合格者との学習方法についての個人面談、希望者には転職カウンセリングまでとサポートが充実している事。総合して他社より魅力的に感じアビタスにお世話になった。

【全体】使用教材は、AbitusMC、TBS、Abitus模試、3～４年分のリリース問題（TBS）、Abitusリリース問題解説講座（MC）、BECとREGは他参考書使用。

【FAR】・勉強法

MCを全体を通して行い、不明瞭な論点をピックアップし、論点毎に例題を自分の手で仕訳を切り理解を深めた。複雑な論点はフローチャートやまとめノートを作成し、通勤時間に復習をする事で定着を図った。公会計は慣れなかったが暗記分野と割り切り何周も回した。・試験の手ごたえ：ＭＣは、苦手な論点の問題が多く出題されたが全体的には難易度の変化を感じなかった。TBSは、２、３問自信を持てない問題があった。初めての受験だったため感触が分からず、結果を見るまで不安だったが、思った以上に点数が取れてて安心した。

【BEC】・勉強法

管理会計とファイナンスはFAR同様にMCを全体を通して行い、理解が浅い論点をリストにして例題を解く事で理解を深めた。その他の分野は暗記中心なので、知らない単語や項目があったらまとめノートに記載し簡単な単語帳を作った。WC対策は、英語のwriting能力ももちろん大切だが、本質は質問に対して答えられるかなので、MCの延長で論点を自分で説明出来るようにした。試験前1週間は、毎日2題ずつ書いた。

試験の手ごたえ：ＭＣは、あまり手をつけていなかった分野が出題されて焦った。ＷＣは、突飛な出題内容だったが、文章のフォーマットを意識しながらそれぞれ12～13行書いた。全体的に良くも悪くもない感触であり、2度目もあるかなと思っていたがギリギリでの合格となった。

【AUD】・勉強法

1度目の試験までは暗記中心の学習法だったが、不合格だったため方向転換。テキストの読み込みを中心に行い、一つ一つの論点を自分の口で説明出来るレベルまで理解し、類似論点の差を意識して学習するようにした。リサーチ問題対策も行い、データベースのどこに何の説明が記載されているか大まかに理解しておいた。

試験の手ごたえ：1度目は、FAR合格後だったので、ＭＣが簡単であり、TBSもそれなりに出来ていたので、合格したと思っていたがFail。2度目は、ＭＣは文章量が多く、論点も応用内容が多く出て、てこずった。TBSは、1度目と比較して、基礎問題中心の出題であり安心して解けた。結果は難なく合格。1度目と2度目のTBSの難易度に差があり、出題運も関係すると思った。

【REG】・勉強法

Taxは常に全体を意識しながら学習していた。具体的には、主体（個人なのか会社なのか）と処理とフォーマットを意識しながら、処理と集計BEC連動に意識しながらMCを繰り返した。Basisはまとめノートを作成して違いが分かるようにしておいた。Lawは時間が無かったため出やすいと言われている分野に山をはって学習した。

試験の手ごたえ：ＭＣは、Ｔａｘは基礎中心で解きやすかったがＬａｗでほとんど復習しなかった論点が思いの他出題され大変焦った。TBSもリサーチ含めて手ごたえを感じなかった。全体的には4科目の中で一番手ごたえなく、合格発表前から次回試験に向けて復習を始めていたが、そんな思いをよそに合格。最後まで、手ごたえと結果が一致しない試験だなと感じた。

USCPAは取得により人生の選択肢が広がる資格だと思います。

転職希望の方であれば、監査法人をはじめとしたプロフェッショナルな業界への応募も可能です。現在の業務に活かす目的の方であれば、社内での評価が上がり、希望の仕事・部署への近道となる可能性は高いです。社会人は、学生時代と異なりまとまった時間を作りにくく、継続的に学習することは困難ですが、効率的に学習すれば1年前後での取得も可能です。

すでに合格してる方に話を聞くなり、合格後を思い浮かべてモチベーションを維持し学習をしていけば合格は近いです。