USCPAを目指した理由
元々、海外MBAへの進学に興味がありました。しかし、大学時代のGPAがあまり高くなかったため、それを補える実績を作りたいと考え、USCPAの取得を目指すことにしました。USCPAは国際的に評価される資格であり、会計や財務の専門知識を身につけられるだけでなく、海外MBAへの挑戦においても自分の強みになると考えたためです。
実際に学習を進める中で、会計や監査、企業価値評価などの分野に触れる機会が増え、当初の目的であったMBA進学だけでなく、監査法人やFAS(Financial Advisory Services)といった業界にも強い興味を持つようになりました。こうした経験を通じて、専門知識を活かして企業の課題解決や成長支援に携わる仕事に魅力を感じるようになり、将来のキャリアの選択肢として本格的に目指したいと考えるようになりました。
アビタスを選んだ理由・メリット
アビタスを選んだ理由は、当時USCPA予備校として最大手であり、実績や安心感があったためです。また、CPA会計学院がUSCPA講座を開始したばかりだったことも、アビタスを選択した理由の一つです。
講義については、伊藤先生をはじめ、分かりやすく面白い講師が多かったと感じています。問題演習も、合格点である75点を取るために必要な内容へ絞られており、効率的に学習を進めることができました。
一方で、サービスや運営面については、不満を感じる点も多くありました。全体として、受講生の目線に立ったサービス設計になっていないように感じます。
具体的には、模試を追加で受験するたびに費用が発生すること、質問データベースが入会した約2年前からほとんど更新されていないこと、質問への回答が遅いこと、他校と比較して受講料が高いことなどが挙げられます。
また、REGとTCPの学習範囲の区分が曖昧で、どこまでがREGの範囲で、どこからがTCPの範囲なのか分かりにくい点も不親切に感じました。TBSについても、学習履歴が直近10回分しか残らないことや、資料閲覧問題の操作性が悪く、資料を扱いにくいことに不満がありました。
そのほかにも、追加単位の取得に高額な費用がかかること、CPA会計学院では無料で提供されているような直前対策に33,000円の追加費用がかかること、MC問題の受講履歴を削除できないこと、ネットやSNSで情報を集めなければRQの重要性に気づきにくいこと、電子テキストに書き込みができないことなど、改善してほしい点が多数あります。
さらに、アビタスのサイトはUIが部分的に変更されるものの、全体として使いやすくなったとは感じにくく、統一感にも欠けています。教室講義が用意されているとはいえ、Eラーニングでは何年も前に収録された講義が使用されているものもあり、教材やサービスの更新が遅い印象を受けました。
全体を通して、サービスの改善や問い合わせへの対応に時間がかかる一方、さまざまな場面で追加費用が発生することに疑問を感じました。このまま受講生目線での改善が進まなければ、今後はCPA会計学院などの競合校に追い抜かれる可能性もあるのではないかと思います。
業界最大手であるからこそ、受講生が支払っている金額に見合った運営体制やサービスを提供してほしいです。受講生の意見を積極的に取り入れ、教材、システム、質問対応、料金体系などを見直していただくことを期待しています。
最終的にはアビタスを利用して合格することができたため、その点については感謝しています。ありがとうございました。
USCPAの学習を通じて得た事、メリット等
元々、総合コンサルティングファームでIT領域の業務に従事していたため、会計や財務に関する実務経験はほとんどありませんでした。そのような状況からFASへの転職を目指すうえで、USCPAの学習経験や科目合格という実績は、自分の専門性と志望度を示す大きな材料になったと考えています。実際に、USCPAの3科目に合格した段階でFASへの転職を実現できたため、USCPAへの挑戦がなければ、希望するキャリアへの転換は難しかったと思います。
また、試験勉強を通じて、会計や監査に関する知識だけでなく、目標に向けて継続的に努力する力も身につきました。特にAUDには6回不合格となり、合格までに長い時間を要しました。もちろん一度で合格できることが理想ですが、何度失敗しても原因を分析し、学習方法を見直しながら挑戦を続けた経験は、自分にとって大きな財産です。この経験を通じて、困難な状況でも諦めずに取り組む忍耐力や、努力を継続する力を養うことができました。
これからUSCPAを目指す方へのアドバイス等
合格するために最も大切なのは、とにかく諦めずに学習を続けることです。ただし、闇雲に問題を解くだけではなく、各科目の全体像を把握し、知識同士のつながりを意識することも重要だと思います。
FARでは、問題を解く際に必ず仕訳を考え、その仕訳が貸借対照表(BS)や損益計算書(PL)のどの項目に影響するのかを確認するようにしていました。また、BS、PL、キャッシュ・フロー計算書(CFS)がどのように連動しているのかを意識することで、個別の論点を単なる暗記ではなく、会計全体の仕組みとして理解できるようになります。アビタスの解説だけでは仕訳の重要性に気づきにくいため、自分で仕訳を書きながら学習することをおすすめします。
REGとTCPについては、理解も必要ですが、最終的には知識量が得点に直結する科目だと感じました。繰り返し問題を解き、細かなルールや例外事項まで、ひたすら記憶に定着させることが大切です。
AUDでは、テキストを何度も読み返すことに加え、TBSのC7とC9を重点的に繰り返しました。特にC7の業務フローについては、流れを頭の中で再現できる状態まで理解することを意識しました。AUDも個別の用語だけを暗記するのではなく、監査業務全体の流れや、各手続が何のために行われるのかを理解することが合格につながると思います。