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楽天信託常務取締役
受験を決めたきっかけは、勤務先の富士銀行で内部監査部門に異動し、アメリカの現地法人の監査に行って現地の会計担当者から「あなたのバックグラウンドは何ですか?」と尋ねられたことでした。ニューヨークやシカゴの現地法人でした。私は経済学部卒なので「エコノミクス」だと答えたのですが「CPAの資格も持っていないのに、監査できるのか」という顔をされてしまいました。それがとても悔しく感じ、USCPAの受験を決意しました。2000年に合格しCIA(公認内部監査人)の資格は持っていましたが、監査の仕事をしていく上では会計についても学んでおく必要があると思っていたことも、目指した理由です。
受験勉強を始めるにあたり、いくつかのスクールを見て回りました。その時の実績や信頼性から、アビタスの前身のU.S.エデュケーションネットワークに入ることを決めました。当時、単身赴任で東京にいたため「家族と離れて負担をかけているからには、一生役立つ資格を取りたい」という思いがありました。USCPAは2003年8月に取得することができました。
週末やそれなりに長かった通勤時間を使って集中して勉強しました。全科目合格するまでに通算3回受験しました。当時は受験するためにアメリカに行く必要があり、しかもチャンスは年2回だけでした。合格までは大変でしたが、資格を取ったことで仕事は大きく変わりました。名刺にUSCPAと入っていると、専門性を証明できるので海外で監査をするときは本当に楽になりました。体系的に会計の知識が身についたことで、仕事の守備範囲が格段に広くなりました。合格した当時、みずほフィナンシャルグループはニューヨーク上場をするところでした。資格を取ったことで上場に関連する監査業務を任され、それまで以上に仕事の幅が広がりました。USCPAの学習で得たことは、会計の知識だけではなく「一生モノの勉強グセ」が身についたことが、何よりの収穫です。転職してからも、証券外務員やIFRS(国際会計基準)検定、貸金業務取扱主任者などの資格を取り、2018年6月のCFE(公認不正検査士)資格試験にも一発合格できました。USCPAのときに集中して勉強する習慣ができていたからです。
私はUSCPAを40代で取得しましたが、それから3回転職できました。50代で次のキャリアを考えたとき、そのまま銀行の関連会社に行く選択もありましたし、実際にそれなりのポジションもありました。ただ、自分が何をしたいのか考えてみると、これまで続けてきた監査の仕事をさらに深めてキャリアをつないでいきたいと思うようになり、転職することにしました。あおぞら証券、マネックスグループなどを経て楽天信託に務めることになりましたが、USCPAの資格を持っていることは転職でも役立ちました。資格そのものの専門性についての評価はもちろんですが、40代で国際資格に挑戦して合格したという点についても、評価してもらったと思っています。何かを始めるのに、遅いことなどありません。何歳になっても成長できると信じていますから、これからも様々な勉強を続けていきたいと思います。
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