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大手監査法人スタッフ
学習期間:10カ月
出願州:ワシントン
20代中盤頃、事業会社の経理部にいた私は漠然とグローバルかつプロフェッショナルの双方のキーワードを満たすことができるUSCPAという資格に興味を持つようになりました。
しかしながら、業界はドメスティックであり、US基準はおろか日本基準の特殊事業会計基準に則ったマイナーな分野で働いていたため、周囲で勉強している仲間はおろか自分が会社で勉強する正当性があまりなく、思い切ってスタートするきっかけを見出すことができませんでした。
そこで一念発起して監査法人へ転職し、環境を強制的に変えることで、言い逃れない状況の中プライベートもすべて投げうって集中的に勉強を始めました。
この当時を振り返っても、USCPAを目指した理由は、確固たる世界的に認められた価値がある資格を手に入れ、何とかグローバルなキャリアを築く礎にしたい、という気持ちでした。
また、監査法人内で早く認められたい、という気持ちがあったのもきっかけではないものの、モチベーションを維持する意味では大きな要因となったと思います。
値段は高いものの、設備や教材の質、何より生徒間同士のネットワーク形成にもしっかりと目を向け、幅広なサポートをしていることが決め手でした。
必ずしもアビタスの教材だけで合格を勝ち取ったわけではありませんが、1つ言えるのは最も日本の受験生に対して真摯に向き合い、絶え間なく改善していこうという企業姿勢は他の予備校には感じられない点だったと思います。
平均的な日本人受験生よりも、短い期間、少ない受験回数、高い平均点で合格できたことが何よりも自分の自信になりました。
結果だけ見れば成功したのですが、1科目1科目ごと全然間に合わないという焦りの中、試験数日前は絶対に受からない・・・という不安と向き合いながらも、決して受験日を先延ばしすることなく、一度決めた受験日程で必ず合格すべく自分を信じながら集中したことで、何とか1つ1つの科目を合格することができた、というのが終わった後の実感です。
この資格は決してクリエイティブな発想が試されるわけでもなく、超人的な計算力や並外れた論理的思考力が必要なわけでもありません。
1つだけ何が大切だったのか、振り返ってみると「理解」することに専念することだと思います。
試験範囲がカバーしようとする範囲は膨大で、ともすれば浅く広くの学習になりがちですが、そうした中でも決してMCQのパターン暗記に傾倒せず、その科目の中でその章や節をソラでエッセンスとなる要素を書き出せるようになるまで読み込み、そのあとその内容が全体の中でどうした位置づけなのか、しっかりとマクロの視点で水平的に理解を紡ぐことが肝要です。
これはMCQをただ漫然と解くよりもはるかに効果が大きく、試験直前にこの”頭の整理”を行ったことが結果に大きく結びついたように思います。
試験で合格かどうかを分ける問題は、単純な暗記では太刀打ちできず、他の選択肢と正解の選択肢の差が何か?をしっかりと見極められること、それは理解をしていればおのずと見えてくるようになる、というのが自身の経験を通しての感覚です。
最後に、この試験勉強は数日、数週間という短い単位ではなく、おそらく半年以上先の長いスパンで地道にコツコツ続けていく中長期の戦いになるはずです。一年を通して季節は移ろい、街は色めき、世間は楽しそうなイベントでにぎわっている中、金曜の夜や土曜日にひたすら勉強をしている中でふと孤独感や何をしているのか、という虚無感に襲われることが多々ありました。
結果的にこの孤独としっかりしっかり向き合い、逃げなかったことがほかの勉強仲間との違いだったと自分では思っています。たとえ合格しようとも、他の人はそれがどれだけ喜ばしいことか理解してくれないかもしれません。
合格、という事実ではなく、それまでの過程で自分がどのように時間と向き合い、どんな風に生きたのか、それを知るのは自分しかいません。その過程から得られる自信は普段の生活からは得難き価値あるもので、その後の自分の人生の心の支えになるものだと思っています。
より多くの人が自分にとって後悔の無い受験生活となることを遠くから祈念しております。どこかでサポートできる立場にいつかつきたいです。
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