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外資系保険会社 プログラムマネージャー
外資系金融機関でプロジェクトマネジメントの仕事をしていたのですが、リーマンショックの影響で部門が閉鎖され、監査法人のリスクアドバイザリー部門に転職しました。
そこで業務上の必要に迫られ監査関連の資格(CIA、CISA)を取得したことがそもそものきっかけです。
2009年頃にIFRS導入の機運が高まった際、CIAよりも会計色の強い資格としてUSCPAの取得を決意しました。
CIAとCISAを取得する際、アビタスの教材を使ったのですが、そのときに教材の質の高さを実感しました。
資格試験は、覚える範囲をどれだけ絞り込めるかが勝負ですので、論点が明確で記述も簡潔明瞭な教材を使うことが合格への近道だと思います。
アビタスの教材はこの要件を満たしており、この教材を使えばUSCPAにも必ず合格できると確信しました。
2科目合格した後、仕事の都合で試験勉強の時間が取れず、結局この2科目の合格実績が失効してしましました。1年半の有効期間は長いようで短いです。
万が一、私のように6か月に渡り毎週土日働かざるを得ない状況が生じた場合、あっという間に有効期限を迎えますので「取れるときに取る」という姿勢が大事だと思います。
科目毎の勉強方法ですが、私の場合、FARとBECでは問題(MC/TBS)を解く練習をすれば事足りたのに対し、A&AとREGでは、問題を解く練習だけでは足りず、テキストを熟読し、似た論点間の相違点を充分把握する必要がありました。
それから受験スケジュールですが、若い方は体力が充実し記憶力もあるので同一Window(2か月)の間に4科目受験してしまうというようなことも可能ですが、私のようなシニア(45歳以上)な方は、年4回あるWindow毎に1科目ずつ受験し確実に合格していくというアプローチはいかがでしょうか。ただし、この場合、最初に合格した科目の有効期限に余裕がないので、不得意科目から受験していくべきだと思います。
尚、参考までに私の得意不得意をお話しすると、REGが最も不得意でした。最も得意だったのはBECで、REGの半分以下の時間しか必要ありませんでした。BECが得意だった理由ですが、過去に業務上の必要性から証券アナリストとPMPを取得しておりファイナンス理論やプロジェクト管理といった領域は熟知していたためです。そのおかげでBECに時間がかからず、他の3科目(FAR, A&A, REG)の受験対策に集中することができました。
シニアな方は、私同様に何かしらの業務知識と経験を持っており、記憶力や体力の衰えを、そうした強みでカバーできるのではないでしょうか。
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