本ウェブサイトでは、Cookieを利用しています。本ウェブサイトを継続してご利用いただく際には、当社のCookieの利用方針に同意いただいたものとみなします。
本ウェブサイトでは、Cookieを利用しています。本ウェブサイトを継続してご利用いただく際には、当社のCookieの利用方針に同意いただいたものとみなします。
大手監査法人
父親が会計士なので、会計士資格は元々知っており、USCPAの存在も父に勧められていたので知っていました。学習を始めたのは高校卒業後アメリカに留学していた時期ですが、会計にはさほど興味がなく、どちらかというと音楽や政治に熱中していました。そんな時に、父から突然「1年以内にUSCPAに合格しなかったら帰って来い」と言い渡されたことが、実際にUSCPAの学習を始めたそもそものきっかけです。
その後、外資系メーカーに再就職し、現在はファイナンシャル部門で主にIT機器のリース契約に伴う業務に携わっています。財務会計、税務、監査などUSCPA(米国公認会計士)の知識を活用してユーザーとの交渉や質問対応を行っています。転職前は仕事に義務感があったのですが、今は「USCPA(米国公認会計士)ホルダー」なのだからという使命感をもって業務に取り組めるようになりました。米国本社へ月次リポートを提出するほか、海外でのセクション会議などにも参加しています。
当初はあまり真剣に勉強する気になれず、通信コースのテキストにパラパラ目を通すといった感じだったのですが、自分は将来何がしたいのか考え始めたことと、就職を考える時期であったことと重なり、だんだん気持ちが変わってきました。
また当時はホームステイをしていたこともあり、なかなか講義を視聴する機会がなかったのですが、通っていたコミュニティカレッジのスタディセンターにビデオブースがあったので、そこで初めて教材のビデオ(※当時)を1、2本見てみました。
すると、講義にストーリー性があって非常に面白く、実例から社会における会計の動きが見えてとても印象深かったのを憶えています。 そこで、大学の授業の後、1日1本ビデオを見ることにしました。
授業を受け、USCPAの勉強をし、その後は自分の好きなことをするというサイクルを作り、集中してUSCPAの学習に取り組むことが出来るようになりました。USCPAの学習を始めた頃は全く会計知識はありませんでしたが、だんだん大学で会計のクラスを取るようになっていき、USCPAで勉強してからの受講だったので簡単に感じました。大学3年では専攻を会計に切り替え、より高度でテクニカルな内容のクラスも取るようになっていきました。
最初の受験の時は、全科目勉強して全科目受けたのですが、うまくいきませんでした。
しかも、勉強の無理が祟り、次の日に栄養失調で一日入院する羽目に。自分の感触では合格したと思ったのですが、今思えばこの感覚は逆ですね。ダメだったと思う時ほど受かっていることがありますが、それは「どこができなかったのか分かる」ということですから、逆に理解度が深まっている証拠だと思います。反対に、なんとなく理解したつもりでいると、分からなかったところがどこなのかも検討がつかず、失敗に気づくことができないのでしょう。そして、この不合格をバネに、勉強の仕方を大きく変えました。
まず4科目から2科目受験へ減らしたことと、ポイントを暗記せずにロジックで解くようにしました。講義の中でも言及されていたのですが、『覚えてはダメ。丸暗記すると応用問題が解けないので、ロジックで解く』ことが大事だと実感しました。科目を半分に絞り、論点を全て勉強しなおしました。エッセイに関しても、ロジックをおさえ、キーワードを使うことができれば大丈夫だと思います。
学習する上で大切な3つのことUSCPA学習に限らず、何かを実現するために大切なことは、『・目的・プロセス・継続』の3つだと思っています。
「目的」とは、何がしたくて、いつまでに、それを達成するのかを明確にすることです。私の場合は、とにかく合格して自信をつけたかったので、2回目の受験で自分の得意な2科目を合格することにしました。
「プロセス」とは、どうやって実現するかの方法や手段を考えること、あとは実現するまで「継続」してくり返せば、どんなことでも叶えることができるはずです。
私は、ロジックを理解し原文で読んで解くこと、これを毎日繰り返しました。1日100問解くと決め、2週間も続けると自然に習慣化しますので、やらないと気持ちが悪く感じます。自分の正答率を出して90%を目指し、設問にランクをつけて段階を決め、分からないところをひとつひとつつぶしていきました。そうした学習を続け、理論で解くことを心がけていれば、たとえ試験の直前でも特別に何かするべきことはありませんでした。
就職活動は楽しかったです。
Big4に行く、と自分の中で決めていたのですが、日本人・アメリカ人のシニアやパートナー達とのランチやパーティー、ディナーの形式を交え、10回近くの面接が行われました。いくつか内定が出た中で現在の会社に決めたのは、結局一緒に働きたいと思える人達がいたからです。社内外共に人の移動が早い業界なので、『人物で決めないほうがいい』という方もいますが、これまでの就業経験からいっても、監査法人の資産は結局人だと思っています。
今の会社に入ってよかったことは、まずBig4ということもあって、トップレベルの人物と会えること、そういう人達と一緒にチームを組んで仕事をし学ぶことができるということです。アメリカで働いていると、時に驚くほど優秀な人に出会うこともあり、非常にいい刺激になります。
個人的に良かったことは、コミュニケーション能力、ドキュメンテーション、オーガナイゼーション、プレゼンテーションなど、どこにいっても働くうえで大切なスキルを高いレベルまで鍛えてもらったことです。
今では採用面接をする側に立つこともありますが、会計のテクニカルなことは仕事をする中で身につけていければよいので、その人のパーソナリティーを重視しています。その人を自分のチームに入れて一緒に働きたいかどうか、それにつきます。
これから何がしたいかというのは、すなわち“この先自分がどういう人間になりたいか”ということだと思います。
自分がどういう考え方や哲学をもって生き、何を楽しみにしてどんな社会貢献ができるか、そのためにこの先どういう社会経験を積んでいきたいかというと、最終的な私個人の夢はすでに心の中にあります。
それを実現できる環境を作りだすためのプロセスとして、まずは今の会社でパートナーを目指し、ブラッシュアップしていくことが目下の目標です。
現在は総勢600~700名のシリコンバレーに位置する事務所に勤務しており、2009年よりマネージャーになりました。目下7社のクライアントを担当していますが、割合は日系企業と米国企業と半々くらいです。
今のチームは中規模なものでスタッフ2名、マネージャー・シニアマネージャー各1名、そしてパートナーという構成で、それに税務関係のスペシャリストやITスペシャリストなどが加わっています。
入社当初は何をやっているのかわからず、一体何を聞けばいいかも分からないくらいでした。コピーやFAXといった事務作業から帳票の突合せ、現金勘定などといった作業を地道にこなしていました。幸いにも、私の会社にはたとえ経験が浅くてももっとテクニカルな勉強をしたいといえばチャレンジできる風土がありました。
『・目的・プロセス・継続』の3つを作ることが大事だと思います。USCPAを持っていたら将来役にたつかもしれない、というような気持ちではいつまでたっても受からないかもしれません。
合格して何がしたいのかを明確にし、自分なりの合格するためのプロセス、そして継続するスタイルを作ってチャレンジしてください。
これからは、IFRS適用の影響で国内外でUSCPAを持つ人材の需要も増し、資格を活かすチャンスもますます拡がっていくと思います。私も積極的に社内外のセミナーに参加して、勉強を続けています。皆さんも会計の世界で、一緒にがんばりましょう。
学生時代の真鍋さんはこちらからご覧頂けます。
真鍋さんは学生時代にUSCPAに合格し、現在はアメリカ現地のBig4でマネージャーとして活躍中
※説明会ご参加後、アンケートにご回答頂いた方全員にサンプルeラーニング、サンプル電子テキストをプレゼント!
個別カウンセリング予約(オンライン/お電話)
専門アドバイザーが丁寧にお答えします
アビタスのUSCPAを
もっと詳しく把握したい方はこちら