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AbitusUSCPA合格者数6,952名
(2024年11月末時点)

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合格者の声

USCPAという資格に対する信頼・レピュテーションはとても高い。海外で活躍する上でUSCPAは武器になります。

USCPAという資格に対する信頼・レピュテーションはとても高い。海外で活躍する上でUSCPAは武器になります。

宗村 敏さん

メーカー 経理担当
学習期間:1年6カ月
出願州:ワシントン 州

  • 通信
  • 30歳代
  • 海外
  • 会計経験有
  • グローバルに活躍

USCPAを目指した理由

USCPAを目指したきっかけは、USCPAを取得する過程で経理関連の知識を体系的に身に着けることができるのではないかと考えたことです。また、海外勤務の希望も出していたため、いいアピールになるのではないかとも考えていました。

それが経理部に初めて配属になり、JSOX関係の仕事をすることになった2010年夏頃(当時の経理知識は簿記3級程度)のことですが、忙しさにかまけ学習を中断してしまいました。

改めて学習を再開したのは、スイスに赴任していた2013年7月のことです。希望が叶い海外で勤務を始めたものの、各国のCPAホルダー、監査法人出身者が大半を占める職場での勤務を通じて自分の会計関連知識の不足を痛感している頃でした。そこで、状況を変えるために、より必要に駆られる形で学習を再開しました。

アビタスを選んだ理由・メリット

アビタスを選んだのは、USCPAに関して長年の実績があること、入会時に親身に相談に乗っていただき安心感を持ったことが理由です。

2年以上のブランク空けで再びUSCPAを目指すことになったときにもまずはアビタスに問い合わせをしましたが、大変親切に相談に乗っていただきました。

学習自体が相当なエネルギーを要する試験なので、手続き関係がスムーズに進んだことは今から振り返っても大きな利点でした。

これからUSCPAを目指す方へのアドバイス等

偉そうな話で恐縮ですが、以下に2点ほど書きます。

一つ目はUSCPAの可能性についてです。

USCPAを目指す人の中には将来グローバルに活躍したいと思う人が多いと思います。私は、120カ国以上の国で事業を展開し、様々な国籍の人が働く、いわゆるグローバル企業の本社で働く機会を幸い得ました。そこで実感したことですが、USCPAという資格に対する信頼・レピュテーションはとても高いものがあります。

日本のそれとは比較にならないほどかも知れません。

背景として、日本企業と違い、組織が様々な国籍、職業的背景を持つ人の寄せ集めで構成されていることがあります。実際に私の所属したチームはアルゼンチン人をリーダーに、ロシア人、イギリス人、イタリア人、日本人の私という構成でしたが、全員他社からの転職者です。

そうした状況では、相手の経験や能力を知ることが容易ではありません。過去の仕事ぶりについての情報は少ない上に自己申告が基本となりますので、日本ほど参考になりません。学歴による推測も日本ほど有効ではありません。何を専攻していたのかは手がかりになるでしょうが、例えば私の上司のアルゼンチン人が日本の大学の総体的なレベルやその中で私が卒業した大学の位置を知ることは事実上相当難しいものがあります。

そこで、採用や業務のアサイン等に際して相手の経験や能力を最も効率的に知るためのツールの一つとして保有資格は重視されており、ファイナンスエリア、特に経理部門ではCPAは最も強力な資格でした。例えば、同僚のイタリア人はBig4の一つで長く勤務した後に転職してきた優秀な同僚でしたが、CPAホルダーではなく、「僕はこの分野のエキスパートだけど、あの紙ペラ一枚(CPAの証書)がないばかりに転職ではとても苦労した」とぼやいていました。

ヨーロッパ所在の会社にも関わらずUSCPAホルダーは社内に多く、また枢要なポジションで活躍しています。私自身、USCPAを取得したことは周囲から驚きを持って受け止められ、普段関わりの薄い幹部(やはりUSCPAホルダー)から褒められたり、他部署の同僚から受験に関しての情報提供を求められることもありました。

日本で学習をしていたときに一度挫折してしまった最大の要因は、目の前でやっているUSCPAの学習が将来本当に役に立つのか実感できなかったことだったと考えています。海外で活躍することを目指してこれから学習を始める方がいらっしゃれば、USCPAは非常に協力な武器になるとお伝えしたいです。

2点目は学習の進め方についてです。

受験に際しては、3か月に1科目、1年で全科目合格することを目標にしました。実際、そのとおりに受験を進めることができ、万々歳の結果と言えるものでした。

一番の要因は「反復」を欠かさなかったことです。一番最後に受験したBECの学習を例にとると、私はMC問題集を7回、WC問題集を5回、論点カードを10回反復しました。また、アビタスの模試は4回、AICPAのリリース問題は5年分をそれぞれ4回ずつ解きました。

この背景となっているのは、講義や様々な方の合格体験記等で学んだ、「USCPAは基本的なことをしっかり理解することが大切」だという考え方です。

基本を理解すると言うと、簡単な問題を簡単に解けるだけのことのように聞こえ、学習として不十分なことのように聞こえるかも知れませんが、私はそれを「他人に語れるレベルまでしっかり理解する」ことだと考えています。「根本的に理解する」とも言えるかもしれません。

例えば、分数の割り算は逆数をかける、という考え方は算数の基本ですが、しっかり理解して小学生が理解できるよう語れるレベルに達するのは簡単なことではありません。

USCPAに関して言えば、基本を理解することとは、ただ見覚えのある問題集を簡単に解けることではなく、例えば、非日常的な精神状態に陥る実際の試験中であっても社債の実行金利に係る必要な仕訳が瞬時に頭に浮かぶことであったり、REGで欠かせないBasisという考え方を他人が理解できるよう語れるレベルに達することだと思います。こうしたことができているか自問自答しながら教材に取り組むと、5回繰り返してもその都度学ぶものがありました。

USCPAは予備校も教材も溢れているため、手を伸ばそうと思えば量に事欠きません。学習範囲も広いため、不安に駆られて様々な問題に触れたくなる気持ちも生じました。

ただ、私は、何か新しいことを理解しようとすれば5回は反復する必要があると経験的に感じています。また限られた時間の中でそのようなことをしようとすれば対象に優先順位を付ける必要も出てきます。

アビタスの講義・教材は上記のような私のアプローチにしっかり応えてくれるものでした。学習の過程で、他社の教材も併用すること勧める情報にも触れましたが、私自身はその必要はなかったと思います。結果的にはアビタスの講義・教材の全てをしっかり理解できるレベルには時間的な制約もあり至りませんでしたが、上記の考え方に基づく、基本を押さえることで、各科目80点から86点の間のスコアで合格することができました。

以上です。合格は簡単ではないと思いますが、努力する価値のある資格だと思います。ぜひ頑張ってください!

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