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監査スタッフ(半年)
EOS会計事務所
EOS会計事務所は、現在全米に7拠点および日本に駐在員事務所を展開しアメリカで活躍する日系企業を中心に多国籍企業への会計・税務サービスを提供されています。
今回は、監査部門のスタッフの方をお招きし、未経験から入所し半年でお感じになっていることを伺いました。
記事内容はインタビュー当時のもので現在は異なる場合があります。予めご了承ください。
偶然のチャレンジでした。
USCPA試験合格後に、どのように仕事を探せばよいか、情報を得るのが難しかったのですが、たまたまアビタスのオンラインイベントでUSCPA合格者がリモートで働いている様子を伺い、キャリア選択の視野が広がりました。
会計業界でもリモート勤務という働き方があることをこの時に初めて知りました。
その後、アメリカの人材紹介会社の個別のキャリアカウンセリングを受けて会計事務所の仕事に興味が湧きました。
学習中は、税務は普段の生活の確定申告などで接点がありましたが、監査の領域は経験した事のない領域だったので、明確な監査の仕事のイメージは持っていませんでした。
USCPA合格後に、キャリアについてアビタスのスタッフと話している中で、「試験科目の感覚だけで選ぶのではなく、幅広く検討してみては?」
のアドバイスで、とにかく監査も選択肢にいれて、新しい領域にチャレンジしてみようと思いました。
学習したことが、実際に現場で存在することが確認でき、学習と実務がつながっていくことは面白いです。
様々な会社の財務諸表に触れることで、学習内容と一致していることを実感できることは、楽しいと感じています。
会社の規模や業種により、存在するリスクは変わりますが、根幹の部分は変わらないと思うので、学びを活かすことができていると思います。
実務で確認状のメールを送ることの目的を資格学習で知っていたからこそ、現場での対応ができている感覚を持っています。
先日も建物の実査に参加することができ、帳簿に計上されている建物を直接確認することができました。
監査の仕事の一場面を垣間見ることができたことに感謝しています。
テキストだけではなく、実際の現場では感じ方も違うので、現地での仕事は、学びも多いと感じてます。
リモートだけではなく、現場も経験できていることは良い環境と感じています。
4か月の経験では、リスクの低い領域から教えてもらいながら取り組む感じです。
働き始めて、銀行残高確認状,売掛金確認状の送付、及びを送ることや現預金、売掛金、前払費用、有形固定資産などの勘定を担当しました。
徐々にクライアントと直接、質問を行う機会も増えております。
最初は付きっ切りで教えてもらえる環境でした。
繁忙期が始まると、Teamsを使ってオンラインで確認を取りながら、業務を進めていくようになりました。
丁寧に研修を受けることができるイメージです。
EOSは、未経験者でも働きやすい環境で、皆さんやさしく見守ってくれている感じがしています。
リモートワークでも密にコミュニケーションが取れるため、安心感があります。
ファミリー感があり働きやすいです。
あったかい感じがしています。
働いているスタッフは、多国籍で刺激的です。
相談は、相手が日本人であれば、日本語で行いますが、その他は英語でのコミュニケーションです。
英語力はCPA合格のレベルがあれば大丈夫と思います。
アメリカに住んでいる方でしたら問題なく進めていけると思います。
私自身、働く前に英語力は心配でした。
ネイティブレベルではないので、コミュニケーションが不安でしたが、マネージャーや同僚の方たちの丁寧な指導により、英語の壁は気にならなくなりました。
監査の仕事は、課題が明確でチームでプロジェクトにあたり、プロジェクトごとにチームが変わります。
同じチームで同じ業務を継続して行うわけではなく、プロジェクトでチームが変わり、担当業務が変わるので、単調ではなく、毎回刺激的です。
チームワークなので全体進捗が大切と考えています。
チームの進捗状況について意識を高めておくマインドが大事と感じています。
特に未経験者は、アサインされた業務のことが分からなければ、臆せず確認することも大切だと感じています。
自分の業務が止まっていると、チームとしてのスケジュールに影響するため、確認することも業務に対する責任のひとつと考えます。
監査業務について、覚えることは、まだまだたくさんあると認識しております。
自分でもメモを取ったり、監査手続きを体得できるよう主体的に仕事を進めていきたいです。
また、監査手続きの目的の理解も深めていきたいです。
基本的な監査手続きは、クライアントが変わっても共通するところがあると思います。
監査手続きについて、根本の理解が深まれば、必要な資料と必要ではない資料の取捨選択ができるようになると考えています。
また、クライアントのビジネスを理解することが非常に重要と教えていただきました。
クライアントのホームページを確認したり、業界の動向について最新ニュースをキャッチアップするなど、主体的に理解に努めていきたいと考えております。
監査業務の全体像の理解を深めることが今後の改善点に繋がると考えており、現在、行っている業務の目的を常々再確認することを意識していきたいです。
そして、監査調書の目的を体に落とし込んでいけるようになりたいと考えています。
もちろん期日までに業務完了させることは当たり前ですが、1年目として、業務量はしっかりコントロールされアサインされている状態でした。
1年目のスタッフとして業務を振り返る余裕が与えられながら実務に取り組めた感じがしています。
アサインされた仕事は自分に責任があります。
言われたことを受け身でやるのではなく責任があるのでプロフェッショナル、仕事人という意識があります。
チームでやっていても責任をもってできる事は仕事をしていてやりがいがあります。
自分の成果物が次の手続きを担う方に繋いでいくことの責任感もやりがいや面白さの一つです。
リレーの様に、業務のバトンをつないでいる感覚で仕事をしている点は、チームだからこその達成感を感じます。
年齢や監査未経験といったネガティブな気持ちを持たず臆せずチャレンジしてほしいです。
学習中はネガティブな情報を目にすることがあるかもしれないが、監査の世界にはチャンスがあるので、是非、一歩踏み出してほしいです。
特にEOSは働き方の自由度も高いのでお薦めします。
(繁忙期が終わる6月にはパーティーもあり、事務所の在籍者が一堂にニューヨークに集まりマネージャーや同僚の方々とお会いすることができました。)
アメリカにお住まいで仕事を探されている方には非常にいい仕事ですので、悩まれている方がいらっしゃれば監査の専門職を選択肢のひとつとしてご検討ください。