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法人インタビュー

専門性を深めていくキャリアとそのベースを築くUSCPA(米国公認会計士)資格

岩崎さん

有限責任監査法人トーマツ
リスクアドバイザリー事業本部 シニアマネジャー

有限責任監査法人トーマツ リスクアドバイザリー事業本部

有限責任監査法人トーマツのリスクアドバイザリー事業本部は、日本で最大級 の規模を誇る専門家集団です。
今回は同部門所属のシニアマネジャー岩崎さんをお呼びして、新卒採用の応募を検討されている皆さま向けに、業務内容や入社後のキャリア形成の流れなどについて、USCPA(米国公認会計士)資格の位置付けも含めてお話を伺いました。

記事内容はインタビュー当時のもので現在は異なる場合があります。予めご了承ください。

リスクアドバイザリーの専門家集団

有限責任監査法人トーマツのリスクアドバイザリー事業本部の業務について教えてください。

有限責任監査法人トーマツは、Big4と呼ばれる世界最大規模のビジネスプロフェッショナルファームであるDeloitte(デロイト)の一員です。デロイト トーマツ グループ(日本におけるDeloitteのメンバーファームおよび関連法人の総称)の主要ビジネスは、監査・保証業務、リスクアドバイザリー、コンサルティング、ファイナンシャルアドバイザリー、税務・法務の五つから構成されています。
私たちリスクアドバイザリー事業本部(以下、「RA」と表記)には約2,500名 (2022年1月31日現在)のリスクの専門家が所属しており、五つのビジネスのうちリスクアドバイザリーに関する業務を行っています。
RAの使命は、クライアントが適切にリスクテイクし、的確に経営課題に対応するためのサービスを提供することで、その持続的な成長に貢献することです。
この使命を達成するためにRAは、会計・財務、GRC(ガバナンス・リスク・コンプライアンス)、デジタルガバナンス、業種および各分野のレギュレーションという四つの領域において、専門性の高いサービスを提供しています。

RAの魅力はどのようなところにありますか?

RAの組織としての強みは、専門性、国際性、規模の三つです。 まず、RAという専門家集団の一員になることで、高い専門性を身に付け伸ばしていくことができます。
二つ目の国際性については、Deloitteのグローバルなネットワークを活用し、国際的な業務を数多く経験することで、真のグローバル人材として成長することが可能です。
三つ目の規模については、RAは国内最大規模でサービスを提供していることから、社会的影響が大きくやりがいのある案件を経験できます。さらに、デロイト トーマツ グループでは、ビジネスの垣根を越えた連携が活発に行われており、RA以外のプロフェッショナルから刺激を受ける機会が豊富にあるところも魅力の一つです。

専門性を磨きながら海外経験も積める環境

新卒入社後の成長プランについて教えてください。

RAには、会計・財務 やGRCなどのコンピテンシー(専門性)に特化した専門ユニットと、パブリックやライフサイエンス、ヘルスケアなどのインダストリー(業種)に特化した専門ユニットがあります。
新卒入社の方たちにはさまざまな可能性がある中で、入社直後はこれらの専門ユニットに配属することなく、まずは本人の希望に沿ったアサインを行って、幅広い業務を経験していただきます。その後、それらの業務経験を踏まえて一人一人が専門領域を選択し、専門ユニットへ再配属されるという流れです。
このとき、新卒入社の皆さまには専門性を身に付けていただきたいので、基本的にはコンピテンシーの専門ユニットに行くことを推奨しています。ただ、これは絶対というわけではなく、中には本人の希望で最初からインダストリーの専門ユニットに行かれる方もいらっしゃいます。

研修制度にはどんなものがありますか?

研修制度としては、入社時に約3ヵ月間の新人研修があり、プロフェッショナルとして成長、活躍していくために必要な、コンサルティングスキルやプロフェッショナルマインドなどを身に付けていただきます。
この中では、国内のデロイト トーマツ グループやアジアパシフィック内の他のメンバーファームとの、英語による合同研修も実施しています。
この新人研修以外にも、専門スキル研修やインダストリー研修、Deloitte内のe-learningの他、外部のe-learningも受講可能となっており、専門性獲得のための各種研修を用意しています。

海外経験を積むことはできますか?

RAには、海外経験を積む制度が三つあります。一つ目は、入社して3~4年目のスタッフがチャレンジできる、3~6ヵ月間の短期派遣です。この短期派遣では、主にアジアパシフィックの現地プロジェクトに従事していただきます。
続いて、主にシニアスタッフを対象とする、人材育成にフォーカスした海外派遣(タレントセレクト)があります。こちらは現地プロジェクトに従事して国際的な知見を身に付けていただく、1~2年間のプログラムです。
最後が、マネジャー以上を対象とする、日系企業を戦略的に支援する4年間の海外駐在(ビジネスセレクト)です。このように、短期派遣、海外派遣、海外駐在とステップを踏みながら海外とのネットワークを築いていくことで、アジアパシフィックやグローバルのリーダーポジションを担う人材を多数輩出しています。
なお、新卒入社の皆さまにはグローバルに活躍したいと考えておられる方が多く、短期派遣などへの希望者は年々増えている印象です。ただ、募集人数が限られていますので、日本できちんと業務ができているか、英語でのコミュニケーションが取れるか等の複数の観点から選抜する形になっています。

求めるのは成長し続けられる人材

どのような人物像をRAは求めていますか?

最も重要なのは、クライアントから信頼される人物であることです。そのためには、クライアントが私たちに対して求める専門的な知見を提供できるように、継続して自分の専門性を深めていくことが欠かせません。RAでは、自身の専門性をアップデートし続けられる人材を求めています。
加えて、自分の専門性を軸にしつつも、他の領域の専門家と相互協力しながら取り組む姿勢も大切です。デロイト トーマツ グループには、日本でも有数の専門家が在籍しています。さまざまな領域の知見を組み合わせることで、より大きな課題にも対応できるようになるでしょう。
また、変化し続ける社会の中で、自分の専門性の価値を維持するためには、自分自身で常に考えて変わっていくことも必要です。世の中における法律や技術の変化に対応できる柔軟性を持った方は、RAで大いに活躍していただけるのではないかと考えています。

学生時代に経験しておくべきことはありますか?

「これまで何をしてきたか?」「今何ができるか?」ということも、確かに大切だと思います。しかし、それ以上に私たちが重視しているのは、「RAに入って何をしたいのか?」「将来、何を成し遂げたいのか?」という点です。
そのため、選考において特定の経験をしているかどうかで判断することはありません。学生時代には、学生時代にご自身が成し遂げたいと考えていることを、経験していただきたいと思います。
目標を成し遂げることができれば、その経験は社会人になってからも役立つと思います。また、もし成し遂げられなかったとしても、目標を設定し、計画を立て、実行し、評価し、改善するというPDCAサイクルを回す経験は、大きな学びにつながるはずです。

USCPA(米国公認会計士) 資格で得られる専門性のベース

RAの業務においてUSCPA資格は役立ちますか?

USCPA(米国公認会計士)の学習内容からは、会計やその他ビジネス関連領域の理論を体系立てて学ぶことができます。そのため、RAにおける専門性のベースをつくる上で非常に有用です。また、USCPA資格は、クライアントやマーケットに対して、企業会計に関する体系的な知識と国際性を併せ持っていることを分かりやすく伝えることもできます。
こういった点を踏まえて、RAでは全科目合格時に受験料を補助する制度を用意するなどして、USCPAの取得を奨励しています。
ただし、あくまでも資格取得は専門性のベースになるという位置付けであり、実務ではUSCPAの学習を通じて身に付けた以上の深い専門性が必要です。USCPAはゴールではなく、ご自身のキャリアに応じてさらに掘り下げた内容を継続的に学んでいかなければなりません。
また、RAの業務においてUSCPAの資格が特に重要となるのは、会計・財務の領域で活躍していこうという場合です。この領域においては、USCPAの学習内容を理解しておかないと仕事にならないところがあり、USCPAは必須の資格とも言えます。
なお、RAの業務の中には、必ずしもUSCPAが必要ではない領域もあります。ですが、GRCやデジタルガバナンス の領域など、会計・財務以外の領域においてもUSCPAを生かしている方は少なくなく、幅広い領域においてUSCPAで身に付けた知識を生かす機会があるでしょう。

在学中にUSCPAを取得するのは有利ですか?

新卒入社の皆さまに対して、入社前のUSCPA取得を採用における条件とはしていません。ただし、在学中に資格を取得されているということは、学生時代から一つの明確な目標を持って努力を重ねてきた結果ということで、選考において前向きに評価しているポイントです。
また、USCPAの学習を通じて、入社してから身に付ける必要のある専門性のベースが既にあるということになりますので、実務で専門性を深めていく中ではプラスになるでしょう。

グローバルに活躍するプロフェッショナル人材へ

学生に向けてメッセージをお願いします。

RAではさまざまな専門性を有するプロフェッショナルの中途採用を積極的に行っており、多様性のある組織へと成長してきました。この多様性というのは、RAが大事にしていることの一つでもあります。
その一方で新卒採用も行っているのは、こういった多様性を重視しながらも、新人のときからデロイト トーマツ グループの価値観に触れ、その価値観を芯に持つ人材をRAの幹となる人材として育成したいと考えているからです。
その中から国内にとどまらず、アジアパシフィックやグローバルのリーダーとなっていく人材を輩出していきたいと考えています。若い時期から専門性を磨き、その専門性によって社会に貢献したいと考えている皆さまと一緒に、RAも成長し続けていきたいと考えています。