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MBAを取得するためにはMBAプログラムを提供する大学院に通わなければなりません。そのため、大学院の入試対策について知りたい方は多いでしょう。
本記事では大学院の入試対策について、国内・海外別に解説しますので、参考にしてください。
目次
国内MBAと海外MBAについておさらい
MBAプログラムを提供する大学院の入試対策の流れ
MBAの入試試験の科目詳細
MBAの入試で提出が必要な書類
MBAは入試対策をしっかり行おう
MBA(Master of Business Administration)とは、経営学修士のことです。MBAプログラムを提供している大学院で修士課程を修了すると授与される学位です。
MBAを取得できる大学院は、国内・海外それぞれにあります。
「日本にいる限り国内のMBAしか取得できないのでは?」と考える方もいるでしょう。しかし、オンラインで海外の大学院MBAプログラムを履修すれば、海外留学をすることなく、日本にいながらにして海外MBAを取得することも可能です。
関連記事:Abitus「MBAを日本で取得する方法は? 国内MBAと海外MBAの違いを解説」
MBAプログラムを提供する大学院の入試内容は大学院によって異なります。そのため、まずは志望校を決めた後、その大学院の試験科目を調べるのが一般的な流れです。
志望校を決めるところからの、具体的なMBAの入試対策の流れを見ていきます。
講義内容・卒業生のキャリア・学費など様々な観点から比較検討し、志望校を決めましょう。海外・国内のどちらに通うかも決めなければなりません。
大学院でどのような知識を深めたいのかを事前に絞り込んでおくと、志望校選びに役立ちます。場合によっては、「ランキング」や「国際認証」なども、志望校選びの指針の1つになるでしょう。
また、一定以上の英語のスコア提出が必要な場合もあるため、出願資格も確認した方がいいでしょう。
関連記事:Abitus「アビタスコラム|海外・日本国内のMBAランキング。それぞれの特徴や大学院選びのポイントとは」
ある程度志望校を絞り込んだら、それぞれの試験科目と試験日を調べます。
多くの場合、試験は次のような流れで行われます。
筆記試験がない大学院もあります。一方、国内の大学院でも英語の試験が実施されることもあり、事前調査は欠かせません。
試験科目を確認したら、どのように学習を進めていくか決めていきます。主な方法は次の2つです。
それぞれのメリットとデメリットを把握した上で、今の自分の学力や試験までのスケジュール、金銭面などから、自分に合ったほうを選択しましょう。
それぞれの学習方法の違いについて解説します。
予備校に通うメリットとしては、下記が挙げられます。
デメリットは、独学と比べて費用がかかることです。そんな時は、英語試験(TOEFL・IELTSなど)対策、小論文対策など、必要な科目だけを選択できる予備校を選べば、必要な分だけのコストで済みます。
国内・海外の大学院ごとにカリキュラムが分けられていることが多いため、自分に合った予備校を選択しましょう。
大学院によってはそもそも筆記試験がない場合もあります。また、独学のみで合格するのも不可能ではありません。
メリットは、予備校に通うことと比べて費用がかからないことです。
デメリットとしては、大学院のリアルな情報を入手できない、試験までのスケジュール管理を自分一人で行わなければならない、目指す大学院によっては独学だけでは難しい場合がある、などが挙げられます。
国内の大学院の出願時期は主に次の2種類です。
予備校も大学院のスケジュールに合わせてカリキュラムが組まれていることが多いです。国内の大学院を受験する場合はおよそ400時間程度の勉強時間が必要といわれています。
一方、海外の大学院の場合は、9月から4月にかけて出願できるタイミングが複数回あります。勉強時間は一般的に1,000~1,500時間必要といわれています。
自分の実力に応じて、必要な学習スケジュールを組み立てましょう。
大学院によっても異なりますが、試験のために必要な科目や項目は一般には次の通りです。
大学院によっては、小論文の筆記試験がない場合もあります。志望校の入試要項、試験科目は確認しましょう。
ここからは、各項目別に、国内・海外の一般的な入試対策を解説します。
国内・海外それぞれで小論文に求められる傾向や対策方法は異なります。なお、小論文とは一般論ではなく、自分の意見や考えを述べるものです。
求められる内容を把握した上で、それに応じた小論文が書けるように準備しておかなければなりません。
なお、大学院によっては、小論文の試験がない場合もあります。
国内・海外それぞれの小論文対策について見ていきましょう。
小論文に求められるレベルや出題傾向は大学院によって異なるため、事前調査が欠かせません。大学院によっては年度ごとにテーマや内容が異なることもあるため、しっかりした対策が求められます。
小論文には、現象や状況などに対して自分の意見を述べる「文章型問題」、データを分析した上で見通しや戦略などを述べる「分析型問題」などがあります。
いずれの場合も、出題者が何を求めているのか正確に把握した上で、自分なりの意見を展開していきましょう。
大学院によって、どの程度小論文を重視しているのかは異なります。出題者の意図を正確に把握した上で、自分なりの意見を展開していきましょう。
よく問われるのは、「これまでの経験と成果」「この大学院を選んだ理由」「長期・短期的なキャリアのゴールとその理由」「今MBA取得をしたい理由」などです。
なお、例えばアメリカの大学院を受験する場合、英語で論文を書かなければいけません。人によっては英文対策も必要になるでしょう。
また入試はAO入試であり、試験会場で制限時間内に1人で小論文を書き上げるものではありません。そのため自分自身で納得のいくまで書き直すと良いでしょう。
面接の時間や長さ、聞かれる内容などは大学院によって異なります。また、国内・海外それぞれの大学院で特徴が異なります。
一般的にどのようなことを聞かれるのか、どんな準備が必要になるのかについて見ていきましょう。
国内の場合、面接時間は1人につきおよそ15〜20分程度が目安です。面接を担当するのは大学院の教官で、面接官は2~3人であることが多いでしょう。
事前に提出した、研究計画書・志望申告書(志望理由書)に記載したことを中心に質問が行われます。
「志望動機」「大学院を選択した理由」「大学院での研究テーマ」「修了後のキャリア計画」などについて、きちんと整理しておきましょう。
海外の場合、面接時間はおよそ30~60分程度です。オンラインによる1対1での面接が一般的なスタイルです。
面接は、卒業生・在校生・アドミッションオフィサーが相手であったり、外部の専門会社へ委託されたものであったりなど多岐にわたります。
電話で行われることもあるため、電話でもしっかり英語が伝わるよう練習しておかなくてはなりません。
「なぜ、いまMBA大学院を受験するのか」「どうしてこの大学院なのか」「大学院に入る目的は何か」についてはよく問われるため、しっかり整理しておきましょう。
海外の大学院の場合はもちろんのこと、国内の大学院でも、英語力が求められることは少なくありません。
TOEFL®/IELTS™・TOEIC®など、指定された試験のスコアの提出が求められることもあります。
国内の大学院の場合でも英語の筆記試験が行われる場合があるため、志望校の条件を確認しておきましょう。
一橋大学大学院や神戸大学大学院などでは、英語の筆記試験が行われる場合があります。
なお、神戸大学大学院の場合TOEIC®テスト730点以上の者は免除、一橋大学大学院の場合英語または数学のうちいずれか1科目を選択、といった条件があるため、事前に確認しておきましょう。
また、京都大学大学院の場合、英語の試験はありませんが、英語力検定試験スコアの提出が必要です。
参考:一橋大学大学院「2023 年度⼀橋⼤学⼤学院経営管理研究科 修士課程学生募集要項」
参考:神戸大学大学院「令和5年度神戸大学大学院経営学研究科専門職学位課程現代経営学専攻 (専門職大学院) 神戸大学MBA 学習募集要項」
参考:京都大学大学院「2023年度京都大学大学院経営管理教育部(専門職学位課程)経営管理専攻学生募集要項[一般選抜]」
海外の大学院においては、TOEFL®/IELTS™などのスコア提出が求められます。
目安として、TOEFL®の場合は120点満点中100点以上のスコアが取れることが望ましいといわれています。IELTS™の場合は、9.0満点中6.5~7.5以上の獲得が目安となります。
海外の大学院に在籍する場合、英語でのコミュニケーションが重視されます。講義についていくためにも、英語力は欠かせないものの1つといえるでしょう。
GMAT™試験とは、主に海外の大学院で学習するために必要なスキルを測るためのテストです。
英語力だけでなく、数学的能力、分析的思考力も問われます。800点満点で海外の大学院に行くために必要なスコアは650~700点といわれています。
海外の大学院を目指す場合は、GMAT™試験対策も欠かせません。
先ほども触れたように、GMAT™は海外の大学院で学ぶために欠かせない試験です。そのため、国内の大学院を受験する場合は、一般的にGMAT™は不要です。
国内の大学院の受験を決めたら、念のため、GMAT™が必要かどうか事前に確認しておきましょう。
海外の大学院に行く場合、GMAT™が必要です。2019年1月~2021年12月の受験者の平均スコアは574.51点です。
大学院入学者の平均スコアは600点後半ですが、大学院により求められるスコアは異なります。
上位校といわれるところに行くには、700点以上のスコアが必要です。
なお、スコアの有効期限は5年間、一生涯で8回までしか受験できません。そのため、受験のタイミングには気を配りましょう。
参考:mba.com「GMAT™|Understanding Your Score」
関連記事:Abitus「アビタスコラム|GMAT™の難易度はどれくらい? MBA留学に必要なスコアや難易度を紹介」
推薦状が必要かどうかは大学院によって異なります。国内よりも海外のほうが推薦状を求められる傾向にあります。
推薦状は、客観的に本人を判断した場合どのような人物かということを推し量るためのものです。また、ビジネス的なコネクションがあるかどうかの確認にもなるため、お願いできる関係にあれば上司、元上司が最適と言われています。
分量的には手紙1ページほどでよく、それほど長いものは必要ではありません。
国内の大学院においては、推薦状の提出が不要であるところや義務であるところ、任意のところと様々な形があります。
例えば、「早稲田大学大学院経営管理研究科」の場合、受験方法により推薦状の要・不要は異なり、下記のようになります。
推薦状が必要かどうか、必要な場合はどのようなスタイルのものを提出すればよいのか、事前の確認が欠かせません。
参考:早稲田大学大学院経営管理研究科「早稲田大学ビジネススクール 2023年度(4月入学)入学試験要項」
海外の大学院においては、多くの場合推薦状が求められます。英語で記載しなければならない上に、通常2人からの推薦が求められるため、誰に依頼すればよいか迷う方もいるでしょう。
先ほども触れたように、現在または過去に上司であった方に書いてもらうのが望ましいとされています。英語による記載が必須なので、誰にいつまでに書いてもらうか依頼時期を考慮する必要があるでしょう。
これもオンラインでの送付であることが多いので、送付の状況等などしっかりと確認できる人にお願いした方が良いでしょう。
大学院の入試で提出が必要な書類は、大学院によって異なります。志望校の募集要項を見て確認しておきましょう。
願書を、大学院のホームページ上からダウンロードする必要がある場合も多く見られます。
また、TOEFL®やIELTS™などのスコアの記入が必要となる場合もありますので、志望校を決めたらなるべく早いうちに確認しておきましょう。
ここでは、国内・海外ともに一般的な出願書類について解説します。
国内の大学院の入試で一般的に提出が必要な書類は次の通りです。
その他、英語能力を証明する書類が必要となることもあります。
大学の卒業証明書などは取り寄せに時間がかかることもあるため、事前の確認が欠かせません。
提出直前になって足りない書類に気づき慌てることがないよう、早めに用意しておきましょう。
海外の大学院の入試で一般的に提出が必要な書類は次の通りです。
願書はオンラインで入力・提出する形式のものもあります。事前にどのような記載事項が必要になるのか確認しておきましょう。
また、小論文のテーマが大きく変わらなかったり、大学院の質問項目が何年も同じであったりすることあるので、志望する大学院の過去の出題などを確認しておくとよいでしょう。
準備に時間がかかる書類もあるため、早めに必要書類を確認して準備するようにしましょう。
大学院に行きMBAを取得するためには、入試対策が欠かせません。
大学院によって必要な入試対策は異なります。卒業後のキャリアや講義内容、授業料などをはじめ、多角的な観点から志望校を決めましょう。
志望校により必要な提出書類や受験対策は異なります。自分の志望校に合わせて準備しなければなりません。
必要に応じて、予備校を利用してもよいでしょう。個人ではなかなか難しいスケジュール管理や試験対策をしっかり行うことができます。
入試に必要な提出書類の中には準備に時間がかかるものもあるため、早めに準備に取り掛かっておくとよいでしょう。
アビタスでは、オンラインで「マサチューセッツ州立大学(UMass)MBAプログラム」を受講できます。
このプログラムを利用すれば、日本にいながら、オンラインを利用して海外MBAが取得できます。
入学条件は以下の2つです。
推薦状の提出や小論文の提出は不要です。入学のための筆記試験もないため、入学までにかかる手間や時間を減らすことができます。一方でMBAとしてのグレードや品質が低いかといえばそんなことはありません。世界で5%の国際認証を得ており、オンラインMBAとしては先駆者であるため、時差や言葉の壁を乗り越えるための工夫も随所に用意されています。
アビタスでは無料説明会や体験講義を実施しています。ぜひお気軽にお問い合わせください。
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