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MBA(経営学修士)のプログラムでは、経営に必要な幅広い知識やフレームワークを体系的に学ぶことができます。
そのため、キャリアアップや転職を目指すビジネスパーソンの間で、MBAの取得が注目されています。
MBAを取得する際に多くの人が気になるのが「本当に転職時に有利に働くか」という点です。
特に、グローバルな環境で働きたい人にとっては、外資系企業への転職にMBA取得がどれほど有利になるのかは重要なポイントです。
本記事では、MBAが有利といわれる理由や取得方法、取得後の年収の変化やキャリアパスの具体例を紹介します。
目次
MBAとは
外資系企業への転職にはMBAが有利?
外資系企業への転職にMBAがあることの4つのメリット
MBAの取得方法は?
MBA取得後の年収変化
MBA取得後のキャリアパス
MBAを取得するなら、外資系への転職で有利になる海外MBAがおすすめ
MBAとは「Master of Business Administration」の略で、経営学修士のことを指します。経営学の大学院修士課程を修了すると授与される「学位」であり、資格ではありません。
MBAは主に企業や組織で働いた経験のあるビジネスパーソンを対象とした大学院課程で、学問的な理論を経営に直結する実務にまで落とし込むプログラムです。
MBAを取得することで、体系的知識・専門的知見・修士号取得による社会的信用が得られるため、キャリアアップや転職に有利に働くことも少なくありません。
MBAの学位取得のためには、大学院(ビジネススクール)に通い、所定の単位を取得する必要があります。
MBAを取得する場合には、国内・海外問わず学習スタイルで大きく以下の3つに分けられます。
種類 | 概要 |
---|---|
フルタイムMBA (通学) |
・キャンパスで学ぶプログラム ・平日フルタイムで講義が行われる ・インターンシップがスクールのプログラムとして提供されていることもある |
パートタイムMBA (通学) |
・夜間や週末にキャンパスで学ぶプログラム ・仕事を続けながら学ぶことができる |
オンラインMBA | ・インターネットを通じて学ぶプログラム ・柔軟にスケジュールの対応ができる |
MBAには国内外に様々なプログラムがあり、それぞれに特徴が異なります。
費用や取得までの期間、英語の習得具合、人脈形成、働きながら受けられるかどうかなどの観点から比較し、自身に合ったプログラムを選択するとよいでしょう。
関連記事:Abitus UMass MBA「MBA(経営学修士)とは? MBAの種類やメリット・難易度を解説」
MBAプログラムでは、経営に関する専門知識と実践的なスキルを学びます。
加えて、MBAプログラムではリーダーシップ能力や分析力、問題解決能力、グローバルな視点、最新のビジネストレンドなどを習得できます。
また、海外のMBAプログラムでMBAを取得すると、ビジネスで通用するレベルの英語力を身に付けることが可能です。
外資系企業は即戦力となる人材を求めているケースが多く、幅広い知識やスキルを身につけたMBAホルダーは、外資系企業への転職に有利に働きます。
外資系企業への転職のタイミングでMBAを取得しているとどんなメリットがあるのでしょうか。
ここでは、MBAを取得していることで得られる4つのメリットを紹介していきます。
MBAプログラムでは、実践的な経営スキルを身につけることが可能です。
そのため、MBAホルダーは一定レベルのビジネススキルや知識があることを客観的に証明できます。
これまでの職務経験やMBAで学んだことをアピールすることで、外資系企業への転職が有利になるのです。
また、MBAプログラムではケースメソッドを多く取り入れており、コミュニケーション力やリーダーシップ能力向上につながることでも知られています。
これらのスキルは、多様性のある外資系企業の環境で特に重要視され、競争力のある人材として評価されます。
U.S.Newsの調査によると、124校のビジネススクール卒業生の平均ベース給与額は109,159ドル(約1,690万円)でした。また、108校からはベース給与額とは別に個別賞与額の報告があり、その平均額は22,776ドル(約353万円)でした。
スクールによって差がありますが、最も平均年収が高額なスタンフォード大学は231,259ドル(約3,584万円)です。
なお、2023年のアメリカの平均年収は65,470ドル(約1,015万円)となっています。
このことからも、MBAホルダーとなると高い収入が得られる可能性が高いことが分かります。
※アビタス調べ。2024年10月時点。
※1ドル155円で換算。
参考:U.S.News「MBAs That Best Lead to Employment, High Salaries」
参考:U.S.BUREAU OF LABOR STATISTICS「Economic News Release|Occupational Employment and Wages Summary」
MBAプログラムを受講することで、経営に関する知識が高まりビジネススキルが向上します。
また、外資系企業やコンサルティング企業に転職する機会や経営層へのキャリアアップの機会が得られるでしょう。
また、MBAプログラムでは様々なバックグラウンドを持つ人たちと交流を深める機会もあり、そこで築いた人脈でキャリアアップにつながるケースも見られます。
企業は、MBAホルダーに対して経営の知識だけでなく、リーダーシップ能力など多くのことを期待しています。
日本国内の企業であっても、外資系企業であっても、近年は様々なバックグラウンドを持ったビジネスパーソンとビジネスを進めていくことが増えています。
その中でリーダーシップを発揮していくには、「ビジネス英語力」を持っているに越したことはありません。特に、国際認証を有した世界レベルのMBAプログラムを英語で学んできた人材は、世界標準の評価を得ることができるのです。
ビジネスで通用する語学力の目安は、TOEIC®スコアで最低700点以上となります。
また、経営幹部などのさらに高いキャリアを目指す場合は、900点以上を意識するとよいでしょう。
MBAプログラムは、大きく分けると国内と海外の2種類があります。
ここでは、国内・海外でMBAを取得するそれぞれの方法を解説していきます。
外資系企業への転職や就職を検討している人の中には、語学力向上やグローバルな人脈形成に高い期待が持てる、海外MBAプログラムを目指す人が多いかもしれません。
ただし、海外でMBAを取得する場合は、学費に加え渡航費や生活費など多くの費用が必要です。また、多くの場合仕事との両立は困難です。退職や休職の検討が必要になるでしょう。
「できるだけ費用を抑えて海外MBAを取得したい」「仕事を辞めずに海外MBAを取得したい」と考える人は、オンラインMBAもあわせて検討してみることをおすすめします。
関連記事:Abitus UMass MBA「オンラインMBAの特徴|国内・海外の学費やランキングを紹介」
一般的に海外と比べて、国内MBAプログラムのほうが授業料の安価な点はメリットです。また、海外渡航費用や海外での生活費用もかかりません。
自宅からの距離や講義内容、卒業生の就職先の情報などを基に、希望の経営大学院を選びましょう。
例えば、フルタイムのほか、夜間や週末に講義を行うパートタイムMBAを採用しているスクールも多く見られます。仕事とMBAプログラムを両立したい場合は、パートタイムMBAの受講を検討してみましょう。
入学試験における必要書類や面接、小論文の詳細はスクールによって異なります。事前に確認し、志望校に応じた対策を立てることが重要です。
関連記事:Abitus UMass MBA「MBAを日本で取得する方法は?国内MBAと海外オンラインMBAの選び方」
海外のMBAを取得する方法には、オフラインとオンラインの2種類があります。
オフラインは、留学して現地のビジネススクールに通ってMBAを取得する方法です。オンラインは日本にいながら、オンラインプログラムでMBAを取得します。
多くの場合、学歴証明書や職務経歴書、GMAT™、TOEFL®、エッセイなどの提出が必要です。
人によっては、GMAT™やTOEFL®のスコアを獲得するために複数回の受験が必要になります。
書類は全て英語(場合によっては現地の言語)で記入します。必要書類は志望校によって異なるため、公式Webサイトなどで確認しましょう。
関連記事:Abitus UMass MBA「海外MBAの取得費用は?MBAランキング上位校の学費や留学費用を解説」
MBA取得後の年収はどう変化するのでしょうか。 実際に、MBAを取得することで年収が上がったというデータは多くあります。
国内外のMBAホルダーを対象に、MBAを取得することでキャリアがどのように変わったかを調査した、転職支援事業を行う「キャリアインキュベーション」の調査結果(2020~2021年実施)を紹介します。
上がった年収の金額 | 割合 |
---|---|
500万円以上 | 37.9% |
400万~500万円 | 7.3% |
300万~400万円 | 11.9% |
200万~300万円 | 14.1% |
100万~200万円 | 9.0% |
50万~100万円 | 7.9% |
0~50万円 | 6.2% |
下がった | 5.1% |
無回答 | 0.6% |
※調査期間:2020年12月23日~2021年1月31日、調査対象者数:国内外のMBAホルダー234人
調査によると、MBA取得後初回の転職で、37.9%の人が500万円以上という大幅な年収アップを実現していることが分かりました。さらに、300万円以上上がっている人まで加えると57.1%にものぼります。
MBAホルダーの80.4%が40歳時点で年収1,000万円を超え、45歳の時点では60.9%が1,500万円を超えており、同年代の平均給与を大きく上回っています。
MBA取得後の主な転職先業界は「コンサルティング・士業」が最も多く36.2%、次いで「金融」20.3%、「製造業」11.3%という結果でした。
MBAを取得したからといって必ず年収が上がるわけではありませんが、傾向としては「年収は上がる」と言えるでしょう。
参考:キャリアインキュベーション「ポストMBAのキャリアに関するアンケート調査報告」
MBA取得後のキャリアパスは、これまでの実務経験や、自身の目指す将来のキャリア目標などによって様々です。
MBA取得後は転職や社内での昇進・異動、さらには起業する場合もあります。 ここからはモデルケースを紹介します。
まずは、アメリカ国内で最も評価の高いトップ10内のビジネススクールのMBAを取得した人の事例です。
MBA取得後、国内メガバンクの資金為替部から、米系大手投資銀行のM&Aアドバイザリー業務の内定をもらい、転職しました。
入社時には、給与とは別に特別なインセンティブボーナスが支給されています。給与についても「基本給+インセンティブ」で確定申告が必要な高いレベル(給与の年間収入金額が2,000万円を超える人)の条件での入社でした。
次に、アメリカのビジネススクールのオンラインプログラムによってMBAを取得(日本国内履修)した人の事例です。取得後、国内大手通信企業の営業職から海外担当部門の新事業を統括する責任者へ社内昇進・昇給しています。
取得したMBAはアメリカのMBAオンラインプログラムだったため、所属企業でのキャリアを中断することなく取得しています。
MBA取得でアップしたビジネスレベルの英語力や国際マーケティングの知見が昇進・昇給の決め手となりました。
アメリカの中堅スクールのMBAを取得し、国内大手重工メーカー開発からベンチャー企業役員に転職した事例です。
MBA取得を通じて形成された人脈を活かし、クラスメイトだったインド人エンジニアたちと「小型衛星打ち上げ用ロケット開発のベンチャー企業」を日本国内で立ち上げました。その後、立ち上げた企業の役員として、開発と営業の両面の重要なポジションで活躍しています。
MBAは転職に有利に働くのかについて、また、MBA取得後の年収の変化やキャリアパス例を紹介しました。MBAを取得するということは、体系的知識・専門的知見・経営学修士の学位が取得できるということです。社会的信用が得られるため、キャリアアップや転職にメリットがあります。
また、MBA取得前よりも年収が上がったというデータも多く、収入面でのメリットも見逃せません。 MBAを取得した上で英語力もあればさらに評価され、転職時の大きな武器になります。
海外の大学院でMBAを取得すれば強いアピールポイントになるため、海外の大学院のMBAプログラムを目指すのもおすすめです。
国際資格の専門校であるアビタス(東京)では、「マサチューセッツ大学(UMass)MBAプログラム」を提供しています。
日本にいながら、現地で取得するのと同じ学位を取得できるオンラインプログラムです。
世界のトップスクール同様、国際認証AACSBを取得しているため、グローバル人材としてのビジネススキルを無理なく身につけることが可能です。
日本にいながらオンラインでアメリカのMBAを取得したいと考えている方は、ぜひアビタスにご相談ください。
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