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  • 2022/10/31公開

公認内部監査人は独学で合格できる? 独学とスクールのメリットを解説

公認内部監査人は独学で合格できる? 独学とスクールのメリットを解説

公認内部監査人とは、内部監査に関する唯一の国際資格です。

この、公認内部監査人の資格を独学で取得しようと考えている人もいるでしょう。 公認内部監査人の資格取得を独学で行う場合、どのように対策すればいいのでしょうか。

本記事では、必要な勉強時間や独学での合格方法について解説します。

独学とスクールそれぞれのメリットについても触れますので、どのように勉強しようか迷っている方は参考にしてください。

※記事内の受験費用・テキストの金額は2022年9月1日の金額です。

目次
公認内部監査人(CIA)とは?
公認内部監査人(CIA)資格取得に必要な勉強時間
公認内部監査人(CIA)資格取得で独学が向いている人
公認内部監査人(CIA)に独学で合格する方法
公認内部監査人(CIA)を独学で学ぶメリット
公認内部監査人(CIA)をスクールで学ぶメリット
最短で公認内部監査人(CIA)を目指すなら専門校も検討

公認内部監査人(CIA)とは?

公認内部監査人(CIA:Certified Internal Auditor)とは、内部監査人協会(IIA:The Institute of Internal Auditors)認定の資格試験に合格し、内部監査の実務経験などの要件を満たした人に授与される称号です。

内部監査能力の証明と、能力の向上を目的とした世界水準の認定制度であり、世界約190の国と地域で試験が行われています。

内部監査人の主な仕事は、企業内の健全な経営を維持するために存在する社内ルールや業務プロセスが、正しく整備され有効に運用されているかをチェックし提言することです。 内部監査人として唯一の国際的な資格であるCIAを取得すると、内部監査業務に精通したプロフェッショナルであることの証明となります。

参照:一般社団法人日本内部監査協会「IIA認定国際資格|公認内部監査人」

公認内部監査人(CIA)資格取得に必要な勉強時間

公認内部監査人の資格認定条件として、内部監査をはじめとした実務経験が必要です。そのため、働きながら取得する人も少なくありません。

公認内部監査人の一般的な学習時間は300~500時間です。試験は3パートにわかれ、最初の受験登録から原則3年以内に全科目に合格し、実務経験の証明を含む資格認定手続きを完了しなければなりません。 不合格となった科目は、30日間受験できず、試験プログラムの有効期間中に受験できる回数は最大8回までとなっています。

資格専門校のアビタスのプログラムで勉強すると、内部監査の実務経験がない方でも、講義時間を含め約400時間の学習で合格が可能です。 働きながらの学習であっても、約6カ月で合格レベルに到達できます。

公認内部監査人(CIA)資格取得で独学が向いている人

公認内部監査人の資格取得において、独学が向いている人は以下のような人です。

  • 内部監査の実務経験がある
  • 英語が堪能である
  • 各科目、一発合格ができる

内部監査の実務経験があり、内部監査人協会(IIA)の定める国際基準について概ね理解している人であれば、独学による合格を目指せるでしょう。 また、市販のテキストの和訳は、日本語が不自然で分かりづらいと感じている人が少なくありません。

そのため、英語が堪能で英語のテキストを自力で利用できる人は、独学でも勉強できるでしょう。 公認内部監査人の受験料は11万円以上と高額です。

再受験には1科目につき3万円以上の追加費用がかかります。 一発合格できる自信があるなら、独学で挑んでもよいでしょう。

公認内部監査人(CIA)に独学で合格する方法

公認内部監査人は受験料が高額です。さらに、再受験には1科目ごとに追加料金が必要となります。 さらに、受験登録から3年以内に全科目の資格認定手続きを完了しなければ、それまでの合格が無効となってしまいます。

なるべく再受験とならないよう準備しておきたいものです。 ここでは、独学で合格する方法について詳しく見ていきましょう。

学習スケジュールを作成する

独学で学習する場合、合格に向けての学習スケジュールの作成は欠かせません。 まず試験に向けて、自分のレベルが現在どの程度か把握しましょう。 その後、いつまでに資格取得をしたいかという目標を組んで試験日を決めます。

そこから逆算してスケジュールを作成します。 試験は年間を通して行われていますが、その日程は会場により異なります。また、試験には事前予約が必要です。 そのため、会場や試験日についても事前に確認しておきましょう。

テキスト・参考書を用意する

独学のためには、まず、テキストと模擬問題集を用意しましょう。 公認内部監査人試験のテキストは『GLEIM CIA Review Seventeenth Edition Part1 日本語版』という日本語訳のものがPart3まで販売されています。

内容を把握した後は、問題の傾向をつかむために、模擬問題集を利用するとよいでしょう。テキスト同様、日本内部監査協会発行のものがあります。 なお、これらのテキストや問題集で学んでもなかなか理解が進まない場合、独学での合格は困難かもしれません。

参照:一般社団法人日本内部監査協会「図書・資料のご案内|CIA試験模擬問題集2019」

公認内部監査人(CIA)を独学で学ぶメリット

公認内部監査人は受験料がトータルで最低でも11万円以上必要です。何かの科目が不合格になり再受験する場合は、さらに追加料金がかかります。

受験費用の高さから、学習費用を抑えられる独学で学ぶか、一回でしっかりと合格するためスクールに通うか迷っている人もいるでしょう。 公認内部監査人を独学で学ぶメリットにはどのようなものがあるでしょうか。詳しく見ていきましょう。

費用を抑えられる

公認内部監査人のテキストは、日本内部監査協会から日本語訳のものが販売されています。Part1~3の3冊あり、合計22,000円です。 さらに、同じく日本内部監査協会が出している模擬問題集が4,400円となっています。

全て購入しても、合計およそ3万円以下で購入できるため、リーズナブルな点がメリットです。 費用を抑えたい場合は、独学を検討してみましょう。ただし、再受験の場合、31,000円以上の追加費用がかかる点は把握しておきましょう。

参考:一般社団法人日本内部監査協会「図書・資料のご案内」

自分のペースで学習が進められる

スクールに通う場合、決められた時間に拘束されることも多いでしょう。 転勤や家庭の事情などで長期にわたる受講が難しいと予想される場合は、通学が必須とされるようなスクールの利用は難しくなります。 そのため、スケジュールに左右されず自分のペースで進めたい場合、独学を検討するのもよいでしょう。

なお、通学の必要がない通信型のスクールの場合は、独学と同様に自分のペースで学習を進められます。 ただし、通信型スクールの場合でも「受講期間が最長2年」など、利用期間には限りがある場合が多いです。 レアケースとなりますが、2年以上の期間での資格取得を考えている場合は、独学を検討してもよいかもしれません。

公認内部監査人(CIA)をスクールで学ぶメリット

ここまで読んできて、独学での学習は難しいと感じた人がいるかもしれません。 独学が困難な場合や独学に自信がない場合などは、公認内部監査人の資格取得のために、スクールを利用するという選択肢もあります。 ここからは、スクールで学ぶメリットについて見ていきましょう。

初学者のためのサポート体制が整っている

独学の場合、どこから始めたらいいのか、どのように勉強を進めたらいいのか分からないことも多いのではないでしょうか。 また、問題や解説が理解できずにつまずいた場合には、自分で解決できる能力が必要です。

一方、スクールでは初学者のためのサポート体制が整っています。自分では解決できない疑問が生じた場合、聞くことも可能です。 困った時やどうしたらいいか分からない時に、すぐにサポートしてもらえるのがスクールで学ぶメリットといえます。

合格に直結したカリキュラムが用意されている

スクールでは、合格に直結したカリキュラムが用意されている点がメリットです。独学の場合、どこに力を入れて学べばいいか分からない場合が少なくありません。 しかし、スクールには合格のためのノウハウが蓄積されており、合格に直結する重要な項目を時間をかけて学べるようになっています。

一方で、重要度の低い項目の学習量は少なくするといった工夫がされているため、最短で合格するための効率の良い学習が可能です。 試験においての重要な部分とそうでない部分がはっきり分かるため、結果としてトータルの勉強時間が独学より少なく済みます。

非公開情報を入手できる

独学の場合、テキストや問題集に掲載されているもの以外の試験に関する正確な情報を手に入れることは困難です。 しかし、スクールにはインターネットや書籍などでは公開されていない、さまざまな非公開情報が蓄積されています。

例えば、合格までに実践した学習法、失敗した学習法など、合格者の生の声が聞ける環境があります。 さらに、試験制度変更などの情報公開も早くて正確です。自分で情報を探す手間や時間を削減できるため、学習に集中できる点は独学では得られないメリットです。

最短で公認内部監査人(CIA)を目指すなら専門校も検討

企業では透明性が求められているため、適切な内部監査を行う必要があります。 そのため、専門性の高い内部監査を行える公認内部監査人の需要は高まりを見せているといえるでしょう。これからも、同様の傾向は続くと予想されています。 国際的な資格であるため、海外などでグローバルに活躍したい方にも有効な資格です。

独学でも取得できますが、忙しい社会人の場合、まとまった勉強時間を得るのは困難なこともあるでしょう。また、独学の場合、インターネットや書籍で公開されている情報以外の入手は困難です。

最短ルートで合格したい場合、スクールを活用し効率的に学習してはいかがでしょうか。 最短で公認内部監査人(CIA)を目指す方は、ぜひアビタスをご検討ください。

合格者の声

当初独学で取り組んだもののなかなか思ったような成果が出なかったため、その後、専門校(アビタス)で学び、合格した方々の体験談をご紹介します。

独学よりもプロの指導の下の方が効率的

独学から、アビタスに切り替えて感じた良さは、独学では入手できない情報や見過ごしてしまう情報、豊富な練習問題などが数多くあること。アビタスでは、プロの指導のもと効率的に勉強できました。

参考:M.N(仮名)さん|合格者の声|アビタス

講義・テキスト・問題集を信じて諦めなければ、時間がかかっても必ず合格できる

市販のテキストを使い、独学で半年間勉強しましたが時間ばかりが過ぎ効率的な勉強はできませんでした。アビタスの講義を聞かなければ、合格はできなかったと思います。

参考:永井 武さん|合格者の声|アビタス

CIA(公認内部監査人)を目指すならアビタス

アビタスでは2005年にCIAプログラムを開講しました。開講以来、アビタスは圧倒的な合格実績を挙げ続けています。 試験の合格率を高めるため、徹底的に効率化されたオリジナル教材や講師の質の良さも、選ばれる理由の1つです。

アビタスの講師たちは専門分野に精通しているのはもちろん、ティーチングスキルにも優れています。 2年間の安心サポートもあり、通学コースだけでなく通信コースもあるため、遠方にお住まいの方にもおすすめです。

公認内部監査人(CIA)の資格取得を狙うなら、ぜひアビタスの利用を検討してみてください。

まずは無料の説明会にご参加ください。

この記事の参照:一般社団法人日本内部監査協会「資格認定制度からのお知らせ」

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