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  • 2024/11/27公開

MBAは海外での就職に役立つ?海外就職に有利なMBAの種類とは

MBAは海外での就職に役立つ?海外就職に有利なMBAの種類とは

MBAの取得は海外での就職に役立つのでしょうか。

海外でMBAを取得すると、ビジネスレベルの英語力を習得できる、幅広い人脈を築く機会に恵まれるなど、グローバルに活躍するための様々なアドバンテージが得られます。

本記事では、海外で就職するためにMBAを取得するメリットや取得後のキャリアプランを中心に解説します。

海外MBAを取得する際のハードルにも触れますので、参考にしてみてください。

目次
MBAとは
海外就職に役立つMBAの種類
海外就職のためにMBAを取得する4つのメリット
MBA取得後の海外就職・キャリアプラン
海外MBA取得までのハードル
海外就職に役立つMBAは、オンラインプログラムも検討しよう

MBAとは

MBAとはMaster of Business Administrationの略称です。

日本では「経営学修士」といわれており、資格ではなく経営大学院(ビジネススクール)を修了した人に付与される学位です。

一般的に、MBAを取得すると転職に有利に働くといわれています。起業支援に力を入れているビジネススクールもあり、新規にビジネスの立ち上げを志す人々にも人気です。

ビジネススクールでは、経営学、マーケティング、財務、リーダーシップ論など、企業経営に関する幅広い分野を学びます。

実例を基にしたケーススタディの講義も多く、問題解決力、リーダーシップ、コミュニケーション力など経営に必要な幅広いスキルの習得につながります。

関連記事:Abitus UMass MBA「MBA(経営学修士)とは? MBAの種類やメリット・難易度を解説」

海外就職に役立つMBAの種類

MBAは大きく分けて国内と海外の2種類に分類できます。

国内・海外のMBAの主な特徴を紹介します。

項目 海外MBA 国内MBA
主な講義言語

英語

(または現地の言語)

日本語
学生の出身国 世界中から集まる 日本中心
卒業生のネットワーク グローバル規模 日本中心

日本のビジネススクールは、日本語で講義が行われるのが一般的です。一方、海外の場合は英語圏以外の国でも英語で講義が行われるケースが多く見られます。

海外MBAでは、世界各国から優秀な学生が集まり、グローバルな人脈形成の機会に恵まれやすいのも特徴です。

語学力や人脈、グローバルなコミュニケーション力などが幅広く養われるため、海外MBAは、海外就職を希望する人のアドバンテージになります。

海外就職のためにMBAを取得する4つのメリット

海外就職を希望する人には、海外のMBA取得をおすすめします。

ビジネスレベルの英語力が習得でき、グローバルネットワークの構築の機会に恵まれるなど、多くのアドバンテージがあるためです。

また、海外で就職する場合、ビジネススクールのネームバリューもアピールポイントになります。

ここでは、海外でMBAを取得する下記の4つのメリットについて詳しく紹介します。

  • ビジネスレベルの英語力が身に付く
  • 世界基準の経営が学べる
  • 人脈形成の幅が広くなる
  • ネームバリューが強みになる

ビジネスレベルの英語力が身に付く

MBAプログラムでは、英語圏の国はもちろん、非英語圏の国でも講義は全て英語で行うケースが見られます。

講義が英語で行われるビジネススクールでは、課題やディスカッション、プレゼンテーションなど、講義に関わる全てのやりとりを英語で行うこととなります。

世界各国から集まった学生たちや講師と英語でコミュニケーションを取るため、必然的に英語力が向上し、ビジネスレベルの英語力が身に付くでしょう。

また、講義では経営に関する多くの専門知識を学びます。ビジネスに不可欠な知識を全て英語で学ぶため、実践的なビジネスの場で使える英語力の向上につながります。

世界基準の経営が学べる

グローバル規模のビジネススクールでは、世界的企業の事例を題材としたケーススタディを行います。

グローバル企業の課題や事例を検証するため、世界基準の経営手法を学べるのがメリットです。

ビジネススクールには各分野の第一人者といわれるような著名な教授も数多く在籍しており、最先端の理論やフレームワークについて、実践的な視点から学べます。

特に、AACSBなどの国際的な認証を取得している海外のビジネススクールは、世界水準のカリキュラムや教育の質が保証されています。

関連記事:Abitus UMass MBA「MBAの国際認証とは?国際認証を取得済みの大学院で学ぶ意義を解説」

人脈形成の幅が広くなる

海外のビジネススクールには、世界中から優秀な学生が集まります。

様々な国や地域出身の学生との交流が可能になり、人脈形成の幅を広げられる点がメリットです。グループワーク、プロジェクト、課外活動などを通じて、学生同士の親交が深まることも多いでしょう。

講義を通じて、教授や現役ビジネスパーソンとの交流を深める機会も得られます。

多くのビジネススクールでは、卒業生のグローバルネットワークを重視しています。

卒業生は全世界で活躍しており、様々な分野での幅広い人脈構築が可能になるでしょう。

ネームバリューが強みになる

世界的に評価の高いビジネススクールは、経営教育の分野で長年の実績があり、確かな信頼を築いています。さらに、国際的な認証機関による認定を受けており、第三者機関によって教育の質が保証されているという強みもあります。

そうしたビジネススクールを修了すると、海外で就職する際に有利になることがあります。

採用選考時に有利になるだけでなく、昇進においてもアドバンテージが得られる可能性もあるでしょう。

また、卒業生のグローバルネットワークも充実しており、この人脈を海外での就職活動に活かすこともできるでしょう。

MBA取得後の海外就職・キャリアプラン

海外でMBAを取得し海外就職した場合のキャリアプランにはどのようなものがあるのでしょうか。

海外で企業に就職する場合は、専門知識に加え語学力や異文化適応力が求められます。

海外就職・キャリアプランの4つの例について見ていきましょう。

  • 金融業界への就職
  • IT業界への就職
  • コンサルティング会社への就職
  • 起業

金融業界への就職

金融業界はMBA取得者に人気が高い業界の1つです。

投資銀行やヘッジファンド、プライベートエクイティファンドなどが人気の高い企業として知られています。

日本企業では年功序列制度が続いている企業も少なくありませんが、外資系企業は実力重視の傾向にあります。

MBAで培った知識やスキルを活かし、ハイスピードでキャリアアップにつなげることも可能です。

また、経営マネージメントや企画を行うポジションでMBA取得者が活躍できるシーンがある場合も考えられるでしょう。

金融業界への就職を考えている場合、ファイナンスに定評のあるビジネススクールを検討してみてもよいでしょう。

IT業界への就職

IT業界もMBA取得者に人気の高い業界です。海外MBAを取得してGAFAに代表されるIT業界への就職を考えている人もいます。

IT業界に就職したMBA取得者は、事業開発や戦略策定、マーケティングなどの分野で活躍できます。

エンジニアとして働いていた人が、マーケティングやビジネスの知識をつけるためにMBAを取得するケースもあります。

IT業界は成長スピードが速く、イノベーションを重視する企業文化を持っているため、ビジネススクールで培った知見を活かすことができるでしょう。

コンサルティング会社への就職

コンサルティング会社も、MBA取得者に人気の高い業界です。

マッキンゼー・アンド・カンパニーやボストン・コンサルティング・グループ(BCG)などの大手コンサルティング会社は、毎年多くのMBA取得者を採用しています。

コンサルティング会社では、クライアント企業の抱える様々な経営課題を解決しなければなりません。

MBAで学んだ戦略立案やデータ分析の知識、問題解決力、コミュニケーション力などを存分に活かせる職場といえるでしょう。

起業

ビジネススクールのカリキュラムには、起業家精神を養うための科目や起業に役立つ科目が多く含まれています。

起業家を支援するためのインキュベーションプログラムやベンチャーキャピタルなどの様々なネットワークが構築されているビジネススクールもあります。

また、多様なバックグラウンドを持つ学生が集まるため、他の学生からの刺激を受けて起業につながるアイデアが浮かぶこともあるでしょう。

在学中や卒業直後に起業する人だけでなく、MBA取得後コンサルティング会社などで経験と実績を積んだ後で独立する人もいます。

またイギリスなど、国によっては起業ビザなどの革新的な制度を設けて、外国人の企業を推奨している国もあります。

海外MBA取得までのハードル

海外MBAを取得するための最も高いハードルのひとつは、留学にかかる費用です。

ここでは、海外のビジネススクール3校と国内のビジネススクールである名古屋商科大学大学院の学費を比較してみました。

海外のビジネススクール3校の学費を調査しました。

スクール 学費 学費(円)
University of Pennsylvania: Wharton(US) 84,830ドル 13,148,650円
Insead(France/Singapore) 99,500ユーロ 16,417,500円
Columbia Business School(US) 88,300ドル 13,686,500円

※アビタス調べ。2024年10月時点。
※1ユーロ165円・1ドル155円で換算。

国内MBAにかかる学費の目安が120〜400万円といわれている一方で、上記で紹介している海外MBA3校は学費だけで1,300~1,600万円と高い費用がかかります。

また、海外留学をする際は、学費に加え、生活費用や渡航費なども必要になるため、トータルでは2,000万円を越す場合もあるでしょう。

学費や費用の相場について、詳しくはこちらの記事を参考にしてください。

関連記事:Abitus UMass MBA「MBAにかかる学費・費用はどれくらい? 海外・国内別の相場を紹介」

参考:University of Pennsylvania: Wharton「MBA Inside|Budget and Tuition|Financing Your MBA」
参考:Insead「Master in Business Administration|Financing」
参考:Columbia Business School「Financial Aid Office|Costs|Full-Time」

海外就職に役立つMBAは、オンラインプログラムも検討しよう

海外就職を希望する人にとって、海外MBAを取得することは多くのメリットがあります。

しかし、費用が高額になるため、海外MBA取得のハードルは高いと感じている人は多いのではないでしょうか。

オンラインプログラムを利用すれば、日本にいながら、現地留学した際に得られる学位と同等のものを取得できます。

渡航費用がかからない上に、仕事を続けながらMBAを取得できる点が魅力です。

海外MBA取得を検討している人は、オンラインプログラムの活用も検討してみましょう。

アビタスでは、国際認証を取得している「マサチューセッツ大学(UMass)MBAプログラム」を提供

国際資格の専門校であるアビタス(東京)は、日本にいながらオンラインでMBA学位を取得できる「マサチューセッツ大学(UMass)MBAプログラム」を提供しています。

世界で5%未満のビジネススクールにしか与えられていないAACSB国際認証を受けており、高い教育品質が保証されているプログラムです。

日本で暮らしながら現地留学した際に得られる学位と同等のMBAを取得したいと考えている方は、ぜひ、検討してみてください。

アビタスでは無料のオンライン説明会と体験講義を実施しています。興味のある方はお気軽にお問い合わせください。

まずは無料の説明会にご参加ください。

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