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「大学院で学び直したい」——そう思いながらも、「難易度が高そう」「仕事と両立できるのか」「そもそも社会人でも受け入れてもらえるのか」と不安を感じて、なかなか一歩を踏み出せない方は多いのではないでしょうか。
結論からいうと、社会人大学院の入学難易度は一般の大学受験ほど高くないケースがほとんどです。ただし、入学よりも修了するほうが難しいという特徴があり、事前に十分な理解が必要です。
本記事では、社会人大学院の入試の仕組みや難易度の実態、通学のメリット・注意点、大学院選びのポイントまでをまとめました。進学を検討している方はぜひ参考にしてください。
目次
社会人大学院の入試とは|一般入試との違いを解説
社会人大学院の3つの特徴|入試・講義・取得学位
社会人が大学院に入学する難易度の実態
社会人が大学院に通う3つのメリット【具体例あり】
社会人大学院の3つの注意点と対策
失敗しない社会人大学院の選び方|3つのチェックポイント
社会人大学院に関するよくある質問
まとめ|社会人大学院は入学より修了が難しい
社会人大学院とは、社会人が仕事と両立しながら学べるように設計された大学院プログラムのことです。
社会人経験者に対し、大学院での学びの機会を提供する特別な入学試験制度(「社会人特別選抜」ともいわれます)が設けられており、一般の大学院試験と比較して受験勉強の負担が軽減されているのが特徴です。
国立・公立・私立の多くの大学で社会人枠が設けられていますが、年齢や実務経験年数など大学ごとに受験資格が決められています。
受験する際には、希望する学びが可能な大学を選ぶとともに、受験資格に該当するかどうかも確認する必要があります。
社会人大学院は、一般の大学院とどのような違いがあるのか、入試方法や講義時間、取得可能な学位について解説していきます。
社会人大学院の入試は、学部生を対象とした一般入試とは別枠で設けられているのが一般的です。
試験方法も一般入試と異なり、小論文や面接、書類審査などにより行われることが多いです。一般試験で行われるような筆記試験や専門分野の試験は少ないという特徴もあります。
英語の試験を免除する代わりにTOEIC®やTOEFL®のスコア提示を求める大学院や、試験に代えて「研究計画書」の提出で選抜を行う大学院もあります。
現役の学生と競争するような試験ではないため、社会人でも受験しやすくなっているといえるでしょう。
講義時間は大学院により異なりますが、平日の夜間や週末を利用して行われる場合が多いです。平日の日中に仕事をしている場合、業務終了後に通学できるため、仕事と学業を両立させることが可能です。
中には、オンライン講義に対応している大学院もあり 、インターネット環境があればどこでも受講できるなど、働く人にとって学びやすい環境づくりがなされています。
大学院で取得できる学位は「修士号」で、さらに博士課程に進む場合は「博士号」が取得できます。
修士号や博士号を取得できる点においては、一般の大学院と社会人大学院の間で扱いに違いはありません。
大学院の修業期間は、原則として修士号が2年間で、博士号は3年間です。ただし、博士課程には「早期修了プログラム 」があり、最短1年で取得できるケースもあります。
社会人大学院で学位が取得できる分野は、経済学、法学、社会科学、医学など多岐にわたります。豊富な分野から学びたい分野を選べるでしょう。
一般の大学入試では、いわゆる「偏差値」を目安に難易度が判断できますが、社会人大学院では偏差値は存在しません。
というのも、大学院受験では学びたい気持ちがあると判断されると合格となり、基本的に「定員」という概念がないためです。
そのため、社会人が大学院に入学する難易度を測る指標として「合格率」があります。
大学院の中には、社会人の受け入れに積極的な大学院も多く見られます。
入学の難易度は大学院により異なり、中には厳しく選抜するところもありますが、一般的な大学受験ほど難易度は高くないところが多いです。
筆記試験が少ないため、学生のように勉強漬けになる必要は少なく、仕事をしながらでも受験することが可能です。大学時代の成績や社会人としての実績などをトータルして評価されるため、詰め込み型の学習は不要なケースが多いでしょう。
主な試験内容として、小論文や面接などが挙げられます。社会人生活で培った経験や、取り組みたい課題などをしっかりと伝えられるかが重要です。
社会人が大学院に入学する場合、難易度は一般の大学試験よりは難しくない傾向がありますが、学位取得の難易度が低いというわけではありません。
むしろ、入学よりも修了するほうが難易度が高いといえます。
社会人の場合、仕事と学業を両立させなければならないため、継続して学びのための時間をどれだけ確保できるかがポイントになります。
仕事もおろそかにはできないため、身体的・精神的な疲労を感じることもあるでしょう。
社会人大学院に行くには、それ相応の覚悟が必要といえます。
入学倍率が低い大学院だからといって、入学後の学業や修了するための難易度が低いというわけではありません。入学倍率は、あくまでも入学のしやすさの目安にすぎないことに注意が必要です。
そもそも、大学院に入学するのは学びたい気持ちがある人や、学ぶ目的が明確な人などが多いため、一般の大学のように入試を受ける人数自体が少なくなっています。
入試内容は簡単なわけではなく、各大学院が独自に定めた一定基準は存在すると考えておきましょう。
社会人が大学院に通う主なメリットとして、次の3つが挙げられます。
より有意義な学びが得られるよう、それぞれのメリットを詳しく確認していきましょう。
社会人大学院は講義が平日夜間や週末に行われることが多いため、仕事を続けながら学ぶことが可能です。
仮に年収700万円の人が修士課程(2年間)のために休職・退職した場合、学費に加えて約1,400万円の収入機会を失う計算になります。博士課程まで進む場合はさらに約2,100万円です。社会人大学院であればこうした機会損失を避けられるうえ、昇進・昇給のキャリアも途切れません。
仕事を続けながら学べることは、経済的にも、キャリア的にも大きなアドバンテージです。
大学院ではハイレベルな専門知識を体系的に学べます。現在の職業に関連する分野を選べば、学んだ内容をそのまま業務に活かせる場面が多くあります。
社会人として現場経験がある状態で学ぶことで、学生時代とは異なり「なぜこの理論が必要か」を実感しながら吸収できるのも強みです。修士号・博士号の取得はキャリアアップや転職時の評価にもつながります。
大学院では、同じ課題意識を持つ社会人や、その分野の第一線で活躍する教授・研究者と接点が生まれます。こうした人脈は、現在の業務だけでなく、転職・起業など将来のキャリアにおいても大きな財産になります。
実際に、大学院で知り合った人材から転職を勧められたケースや、同期と共同で起業したケースも見られます。学びの場が、そのままキャリアのネットワークになるのが社会人大学院の特徴です。
社会人が大学院に通うには魅力的なメリットがありますが、一方で注意したいデメリットもあります。
通学を決める前に、注意点についても確認しておきましょう。
社会人大学院では、仕事・家庭・学業を同時にこなす必要があります。平日夜間や週末が講義に充てられるため、自由な時間はほとんどなくなると考えておきましょう。
対策: 入学前に家族の理解を得ておくこと、職場に状況を共有しておくことが継続の鍵になります。また、オンライン講義対応のプログラムを選ぶと、通学時間を削減でき、時間の余裕が生まれます。
大学院に通うには、学費を支払う必要があります。学費が最も安いのは国立大学の大学院で、公立や私立などの大学院では高額になる傾向があります。
文部科学省の「国公私立大学の授業料等の推移」によると、国立大学の大学院では、入学金が28万2,000円、授業料が年間53万5,800円です。
また、文部科学省の「私立大学等の令和5年度入学者に係る学生納付金等調査結果について」によると、私立大学の大学院は、修士課程の入学金が平均20万1,752円、授業料が年間平均79万8,465円で、そのほかに施設設備費や実験実習費などがかかります。
対策: 勤務先に「自己啓発支援制度」や「大学院補助制度」がある場合は活用を検討しましょう。また、文部科学省や日本学生支援機構の奨学金制度は社会人にも適用されるものがあります。
参照:文部科学省「私立大学等の令和5年度入学者に係る学生納付金等調査結果について」
2年間にわたり仕事と学業を両立し続けるのは、精神的な負担が大きいものです。特に繁忙期や研究の行き詰まりを感じる時期には、モチベーションが落ちやすくなります。
対策: 「なぜ大学院に入ったのか」という目的を書き留めておき、定期的に見返す習慣が有効です。また、同期の院生と定期的に進捗を共有し合うことで、孤独感の解消と相互の励みになります。
社会人が大学院を選ぶ際に考慮したい3つのポイントは以下の通りです。
自分に最適な大学院を見つけられるよう、各ポイントを押さえておきましょう。
大学院は専門分野を深く研究する場です。「なんとなくスキルアップしたい」という動機では、入学審査を通過することも、2年間学び続けることも難しくなります。
以下の問いに対して、自分なりの答えを用意しておきましょう。
目的が明確であるほど、自分に合った大学院が絞り込みやすくなり、入学後のモチベーション維持にもつながります。
大学院への入学を決める前に、以下の4点を具体的に検討しておきましょう。
特に「勤務先への報告」は後回しにされがちですが、早めに相談することで支援制度の利用につながるケースもあります。
仕事との両立を考えるうえで、受講形式の選択は非常に重要です。主な形式と特徴を整理しておきましょう。
特に家庭の事情や地方在住の方、海外赴任の可能性がある方にとっては、オンライン対応の有無が大学院選びの決め手になるケースも増えています。
大学院のブランド名や知名度だけでなく、第三者機関による認証の有無も重要な判断基準です。
特にMBAを検討している場合、AACSB・AMBA・EFMDといった国際認証を取得しているかどうかは、プログラムの質を客観的に示す指標になります。国際認証校は世界基準のカリキュラム・教員・研究水準を満たしていると認められたスクールであり、転職・グローバルキャリアでの評価にも影響します。
大学院のウェブサイトや説明会で、認証の有無と内容を事前に確認しておきましょう。
A. 多くの社会人大学院では、小論文・面接・研究計画書が主な選考内容です。筆記試験や専門分野の詰め込み学習よりも、「なぜ大学院で学ぶのか」「修了後にどうキャリアを活かすか」を言語化しておくことが重要です。志望校の過去の出題傾向や求める人物像を事前に確認したうえで、自分の経験や実績を整理しておきましょう。
A. 国内の社会人大学院であれば、英語力が入学条件に含まれないケースも多く、英語が苦手でも入学できる大学院は多くあります。一方、海外の大学院やオンラインの米国MBAプログラムでは英語力が求められますが、日本語サポートが充実したプログラムを選ぶことで、英語に自信がない方でも無理なく学習を進められます。
A. 仕事を続けながら学ぶ社会人大学院の場合、キャリアが中断されないため昇進・昇給への影響は基本的にありません。むしろ、修士号の取得や国際認証MBAの保有は、転職・昇進において評価されるケースが増えています。特に外資系企業やグローバルに展開する企業では、MBAホルダーへの評価が高い傾向があります。
A. 社会人大学院は「社会人が学びやすい環境を整えた大学院全般」を指す言葉で、法学・医学・社会科学など様々な分野が対象です。MBAはそのうちの一分野で、経営学を専門とする修士号プログラムです。ビジネスパーソンとしてのスキルアップやキャリアチェンジを目的とする場合は、MBAが特に有力な選択肢となります。
A. あります。仕事との両立が想定以上に難しく、時間的・精神的な余裕が失われることが主な原因です。入学前に「学費・時間・家族の理解・職場への報告」の4点を現実的に確認しておくことが、修了率を高めるうえで非常に重要です。また、オンライン型のプログラムを選ぶことで、通学負担を減らし継続しやすくなるケースも多くあります。
社会人大学院の難易度は、一般の大学受験ほど高くないことが多いですが、修了するには難易度が高いことを理解しておきましょう。
社会人が大学院で学ぶメリットはさまざまありますが、一方で、経済的な面や時間の確保といった面についてはしっかり検討しなくてはなりません。
大学院での学びをより充実したものにするために、家族・職場の理解を得て、勉強に集中できる時間をできるだけ多く確保できるようにしましょう。
学びの目的を常に意識して、自分に最適な大学院を選んでください。
社会人大学院を検討している方の中には、「せっかく学ぶなら、世界で通用する学位を取得したい」と考える方も多いのではないでしょうか。
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