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  • 2023/03/15公開

公認内部監査人(CIA)の試験に落ちた場合の原因は?今後の対策も解説

公認内部監査人(CIA)の試験に落ちた場合の原因は?今後の対策も解説

「公認内部監査人(CIA)の試験に落ちてしまい、自信を失くしてしまった」「試験に合格するために、どんな対策を行えばよいのか分からなくなった」という声が多く聞かれます。再受験に挑みたいものの、挫折してしまいそうという人も少なくありません。

CIA試験の合格率は10〜15%で、難易度は高いといえます。そのため、試験に落ちないためには、試験に合った対策を講じる必要があります。

本記事では、CIA試験に落ちた原因や合格するための対策について解説します。また、CIA試験に落ちた経験のある合格者の声も掲載しました。

CIAの試験合格を目指している人は、ぜひ参考にしてください。

目次
公認内部監査人(CIA)試験の合格率
公認内部監査人(CIA)試験に落ちた経験のある合格者の声
公認内部監査人(CIA)試験に落ちる原因とは
公認内部監査人(CIA)試験に受かるためには
公認内部監査人(CIA)試験は落ちた後が大切! 適切な対策を再検討しよう

公認内部監査人(CIA)試験の合格率

CIAは難易度の高い資格です。CIAの合格率は非公開ですが、資格取得に必要な試験は3つのパートに分かれており、各パートの合格率は35〜40%といわれています。

しかし、資格を取得するためには全ての科目に合格する必要があるため、最終的な合格率は10〜15%となっています。

関連記事:Abitus「アビタスコラム|CIA(公認内部監査人)の難易度は?合格率・必要な学習時間を解説」

公認内部監査人(CIA)試験に落ちた経験のある合格者の声

公認内部監査人の試験に合格した人のインタビューを見る機会は多いと思いますが、試験に落ちた経験のある方の意見も非常に貴重です。

ここでは、落ちた経験のある合格者2人の声を紹介します。

エンジニアリング会社 内部監査室:NTK・W(仮名)さん

私は2014年4月から通信コースの受講を始めました。3科目の新試験制度で受験し、2014年12月に3科目合格(8月にパート1不合格、パート2合格、10月にパート3合格、12月にパート1再受験合格)することができました。

IIA(日本内部監査協会)のホームページでは、2014年の合格者累計数は370人しか増加しておらず、2013年の668人増加と比べると大幅に減少しています。

この数字が示す通り、試験は考えていた以上に難しかったというのが正直な実感です。

1日2時間、土日は1日5時間、1週間で合計20時間を確保し、4月から12月まで続けていました。

一度不合格になったパートがあったため、合計は700時間以上の学習をしていました。

参照:アビタス「選ばれる理由|合格者の声|NTK・W(仮名)さん」

日本製鉄(株)内部統制・監査部:S.Iさん

2021年4月から7月の間に受講を一通り終え、テキストや持ち運べる問題集であるMC(4択の選択問題)カードを黙々と繰り返してパート3を同年12月に受験しましたが、539点という箸にも棒にもかからない点数で玉砕しました。

そこでもう一度最新の録画講義を見返し、キーポイントを把握し翌年2月に再受験したところ合格。CIAを取得することができました。

参照:アビタス「選ばれる理由|合格者の声|S・Iさん」

公認内部監査人(CIA)試験に落ちる原因とは

CIA試験に落ちる主な原因は「勉強時間が足りなかった」「試験が想定以上に難しかった」など、試験に対して十分な対策が取れていないケースが考えられます。

ここでは、落ちる原因について詳しく見ていきましょう。

勉強時間が足りなかった

公認内部監査人(CIA)試験に落ちてしまう原因として、勉強時間が足りていないことが考えられます。

一般的にCIA試験の合格までに必要な学習時間は300〜500時間とされています。1日2時間の勉強時間を毎日確保できれば、半年〜1年で合格できるでしょう。

日本の資格の場合、公認会計士は約3,500時間程度、中小企業診断士は約800〜1,000時間程度の学習時間が必要といわれています。公認会計士や中小企業診断士と比較すると、合格に必要な学習時間は短いことが分かります。

しかし、忙しい人にとって、合格に必要な時間を確保することは困難でしょう。

試験が想定以上に難しかった

CIA試験はあくまでIPPF(専門職的実施の国際フレームワーク;IIAの見解による)ベースです。そのため、試験の出題形式や文章表現に慣れていない場合、想定以上に難易度を高く感じてしまうでしょう。

また、日本とは異なる文化やバックグラウンドの問題が出題されるため注意が必要です。

模擬問題や解答などを繰り返しチェックし、出題形式や文章表現に慣れておきましょう。

特に、CIA試験では冒頭の5〜10問は難問や奇問の類が出題されるといわれています。冒頭から混乱してしまい、大幅に時間がかかってしまうことが懸念されます。

後半の問題を解く時間が少なくなると、余計パニックに陥ってしまう可能性もあります。冒頭の問題は一旦飛ばして、後半の問題から解いていくのもよいでしょう。

試験に慣れていなかった

初めてCIA試験に臨んだケースや、試験本番の環境を想定した資格専門校の模擬試験などを受験したことがなく、試験自体に慣れていなかったケースもあります。

試験に慣れていない場合、実際の試験会場で緊張感が増し、不安になってしまう可能性もあります。そういった場合、テキストや問題集だけではなく、模擬試験を活用する対策も効果的です。

公認内部監査人(CIA)試験に受かるためには

CIA試験に受かるためには、勉強時間や学習方法を見直すことが大切です。

また、対策を行おうとしても独学では追いつかない場合もあります。そういった場合は、資格予備校を活用するのも選択肢の1つです。

勉強方法を見直す

CIAの試験合格までの学習時間は300〜500時間です。限りある時間を有効的に利用するためには、3つのパート全ての対策を並行して行うのではなく、各パート別に進めるとよいでしょう。

パート1とパート2は基礎(内部監査に不可欠な要素)と応用(内部監査の実務)が出題されるため、並行して学習するのが効果的です。

一方、パート3はビジネス知識やIT関連の知識が問われるため、単独での学習が効果的です。パート3は最も学習のボリュームが多い分野でもあるため、幅広い対策が必要です。

また、問題集の演習においても、ただ正誤を確認するだけではなく、正解した選択肢に対して「なぜこれが正解なのか」、不正解の選択肢に対して「なぜこれが不正解なのか」「どこを直したら正解になるのか」など、理解をすることが大切です。

理解を深めることで、正解に近い選択肢が複数出題された場合でも対応できるようになるでしょう。

またアビタスでは単科での教材購入も可能です。

残り1科目で苦戦している方は一度検討してみるのも良いかもしれません。

資格専門校を活用する

独学では対策が追いつかないケースも少なくありません。

例えば、資格専門校のアビタスでは本試験さながらの模擬試験を用意しているため、本番の環境に慣れることが可能です。

CIAの資格は独学でも取得できますが、忙しい社会人の場合、まとまった勉強時間を得るのは困難なこともあるでしょう。

また、独学の場合、インターネットや書籍で公開されている情報以外の入手は困難です。そして独学では理解の深掘りができない、または偏りが出る可能性もあります。

資格専門校を活用することで個人では手に入らない情報を知ることができるため、アビタスのような資格専門校をうまく活用し、合格を目指すのも1つの手ではないでしょうか。

公認内部監査人(CIA)試験は落ちた後が大切! 適切な対策を再検討しよう

CIA試験に落ちる原因の1つとして、純粋に勉強時間が足りていない可能性が挙げられます。しかし、忙しい人にとって勉強時間を確保するのは困難だといえるでしょう。

また、CIA試験に慣れていないため緊張し、問題を解くのに時間がかかってしまうという理由で試験に落ちてしまう人もいます。

CIA試験に出題される問題は日本の文化やバックグラウンドとは異なるため、今まで経験したことがない内容も含まれます。そのため、模擬試験や本試験を受験し、試験に慣れる必要があります。

独学では試験に慣れる対策が追いつかないケースもあるため、資格専門校の活用を検討するのもいいでしょう。

まずは落ちた原因を洗い出し、適切な対策を取るようにしましょう。

CIA(公認内部監査人)を目指すならアビタス

アビタスでは2005年にCIAプログラムを開講して以来、圧倒的な合格実績を挙げ続けています。合格率を上げるため、オリジナル教材と講師の質の良さを追求しています。

講師は対法人向けの内部監査の実務研修も行っており、専門分野の知識だけでなく、ティーチングスキルにも優れているのが魅力です。

また、通学・通信を併用できるコースや、スキマ時間で学習できるコンテンツなども揃えており、忙しい社会人でも効率良く学習できる環境が整っています。

CIAをはじめとする内部監査の資格取得を目指している方は、ぜひアビタスの利用をご検討ください。

まずは無料の説明会にご参加ください。

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