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卒業生の声

UMassで体系的な経営知識を学び、実務への応用とグローバルな視点を通じて、戦略的な意思決定力を養う

UMassで体系的な経営知識を学び、実務への応用とグローバルな視点を通じて、戦略的な意思決定力を養う

北村拓也さん

  • 通信
  • 30歳代
  • 情報・通信
  • 700点以上

なぜMBA取得を考えましたか。きっかけと課題感をお教えください

これまで4社を創業し、1社を売却できた一方で、2社の廃業も経験しました。特に、事業撤退に伴う大きな債務や、一定の成果を上げながらも事業を継続できなかった経験を通じて、技術力や企画力だけでは、持続可能な事業をつくることはできないと痛感しました。

当時の私は、事業戦略、マーケティング、財務、組織づくり、リスク管理、撤退判断などを、経験や直感に頼って行っていた部分がありました。そこで、自身の成功と失敗を体系的に捉え直し、経営を基礎から学び直す必要があると考え、MBAの取得を決意しました。

他校と比較して、最終的にUMassを選んだ『決め手』は何でしたか?

最終的な決め手は、仕事や事業を続けながらオンラインで学べる環境と、グローバルに通用する教育の質を両立していたことです。

将来的に海外市場にも挑戦したいと考えていたため、世界各国の学生と学び、多様な価値観やビジネスの考え方に触れられる点に魅力を感じました。また、UMassはビジネススクールの国際認証であるAACSBを取得しており、世界大学ランキングでも上位4%以内に位置しています。

オンラインで柔軟に学べるだけでなく、国際的に評価された環境で体系的な経営知識を身につけられることが、他校と比較した際の最終的な決め手となりました。

学習時間の捻出方法や、継続のための工夫があれば教えてください

授業で扱う分析や提案を自分の事業に当てはめて取り組むことで、単なる提出課題ではなく、実際の経営判断につながる本気の提案として考えることができました。

学んだ内容をすぐに事業へ活用できるため、理解が深まり、学習への真剣さや継続意欲も高まりました。忙しい時期でも、課題のために勉強するのではなく、事業をより良くするために学ぶと捉えたことが、継続できた大きな理由です。

UMassでの学習を通じて得た事について教えてください。印象に残っている課目やその理由についても教えてください

UMassでの学習を通じて得た最も大きなものは、実務上の経験や失敗を、経営理論に基づいて分析し、再現性のある解決策へ落とし込む力です。これまでは経験則で捉えていた問題も、授業で学んだ知識やフレームワークを使うことで、原因を構造的に整理できるようになりました。

特に印象に残っている科目は、Information Systemsです。この授業では自ら研究テーマを設定し、私は「リモート開発のデイリースクラムは、なぜ15分で終わらないのか―長時間化の原因と、効率性・心理的安全性を両立するRADSフレームワークの提案―」に取り組みました。

過去に経験したチームプロジェクトの失敗を改めて深く分析し、授業で学んだ情報システムや組織運営の考え方を活用して、会議が長時間化する原因と改善方法を整理しました。その結果、効率だけを追求するのではなく、メンバーが安心して情報共有できる環境との両立を目指す、独自のフレームワークを構築することができました。

研究を進める中で、「当時この知識と視点があれば、プロジェクトをより良い方向へ導けた」と感じました。過去の失敗を今後の事業やチーム運営に活用できる形へ変えられたことが、UMassで得た大きな学びです。

UMassでの学びや学位がキャリアや実務にどう役立っていますか

会社を経営しているため、UMassで学んだフレームワークや知識を、経営判断のチェックリストとして日々の実務に活用しています。新規事業やマーケティング、組織運営を検討する際に、経験や直感だけで判断するのではなく、複数の視点から整理することで、自分では気づきにくい盲点を発見できるようになりました。

また、目の前の課題に対応するだけでなく、「どの市場で、誰に、どのような価値を提供し、どのように持続的な優位性を築くか」を意識して考える習慣が身についたことも大きな変化です。UMassでの学びは、知識を得るだけでなく、経営者としての思考の質を高め、より客観的かつ戦略的に意思決定するための土台になっています。

クラスメートとの交流や印象に残ったエピソード

クラスメートとの交流で特に良かったのは、自分の事業アイデアについて、さまざまな国や業界のメンバーから異なる視点のアドバイスをもらえたことです。自分では当然だと思っていた前提を問い直されることも多く、グローバルな視点で事業を考えるきっかけになりました。

特に印象に残っているのは、「経営を学べるゲーム」という起業アイデアを提案したときの議論です。ゲームとしての分かりやすさや楽しさを保ちながら、実際の経営判断や事業の不確実性をどこまでリアルに再現するべきかについて、議論が白熱しました。

国や文化、実務経験によって「リアルだと感じる経営の場面」が異なることも興味深く、一つのアイデアを多角的に検討する重要性を学びました。

これから目指す方へのアドバイス、激励をお願いします!

MBAをキャリアアップのための資格として捉えるだけでは、もったいないと思います。自分で取り組んでいる事業や、実現したい事業アイデアを持った状態で学ぶことで、授業で得た知識やフレームワークをすぐに実践へ結びつけることができます。

実際の課題に当てはめて考えると、学びが自分自身の判断力や経営力として血肉になります。完成した事業である必要はありません。解決したい課題や挑戦したいテーマを一つ持って参加するだけでも、学びの深さは大きく変わるはずです。

忙しい中での挑戦は決して簡単ではありませんが、学んだことが自分の事業や人生の選択に直接つながる実感は、大きな原動力になります。ぜひ、ビジョンを持って挑戦してほしいです。