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卒業生の声

ファイナンスマネージャーからコントローラーへ。USCPAに続く挑戦として選んだMBAが、意思決定の質を変えた。

ファイナンスマネージャーからコントローラーへ。USCPAに続く挑戦として選んだMBAが、意思決定の質を変えた。

浅海 京子さん

  • 通信

なぜMBA取得を考えましたか。きっかけと課題感をお教えください

MBA取得を目指したきっかけは、20年以上にわたり資産運用業界で経理・財務業務に携わる中で、会計や財務の専門知識だけでは企業価値の向上に十分貢献できないと感じたことです。日々の業務では、経営陣との議論やグローバルプロジェクトへの参画を通じて、経営戦略、マーケティング、組織マネジメントなど、より幅広い経営視点が求められる場面が増えていました。一方で、自身の知識は財務領域に偏っているという課題意識があり、経営全体を俯瞰して意思決定を支援できる人材になりたいと考えるようになりました。

その課題を克服するため、実務経験を体系的な経営知識と結び付けることを目的にMBAへの挑戦を決意しました。MBAでは、戦略、マーケティング、リーダーシップ、組織論などを学び、実際の企業事例やケーススタディを通じて、多角的な視点から課題を分析し、解決策を導き出す力を養いました。現在は、財務・会計の専門性に加え、経営視点を持って事業部門や経営層と対話し、企業の成長に貢献できるファイナンスリーダーを目指しています。

他校と比較して、最終的にUMassを選んだ『決め手』は何でしたか?

数あるMBAプログラムの中でUMass Lowellを選んだ決め手は、働きながらでも質の高い経営教育を受けられる柔軟な学習環境と、実務に直結したカリキュラムに魅力を感じたためです。当時はフルタイムで財務・経理業務に従事しており、仕事と学業を両立できることは重要な条件でした。その点、UMass Lowellのオンラインプログラムは時間や場所に縛られず学習できる一方で、ケーススタディやディスカッションを通じて実践的な経営課題に取り組める点が大きな魅力でした。

また、単なる知識の習得ではなく、戦略、マーケティング、リーダーシップ、組織マネジメントなどを体系的に学び、実務経験と結び付けながら経営的な視点を養える点も評価しましたさらに、AACSB認証を受けたビジネススクールであり、国際的に評価の高い教育水準を備えていることも安心材料となりました。これらの要素を総合的に比較した結果、自身のキャリア目標である「財務の専門性に加え、経営視点を持つファイナンスリーダー」を目指すうえで、UMass Lowellが最も適した環境であると判断し、進学を決めました。

学習時間の捻出方法や、継続のための工夫があれば教えてください

フルタイムで働きながらMBAを学んでいたため、学習時間を確保することが最も大きな課題でした。そのため、まとまった時間ができたら勉強する」のではなく、毎日の生活の中に学習を組み込むことを意識しました。平日は仕事が終わった後に1~2時間、休日は数時間を学習時間としてあらかじめスケジュールに入れ、できる限りその予定を優先するようにしていました。

また、課題の締め切りから逆算して計画を立て、大きな課題は小さなタスクに分けて少しずつ進めるようにしていました。こうすることで直前に慌てることが少なくなり、仕事との両立もしやすくなりました。

継続のために意識していたのは、「毎日少しでも前に進む」ことです。忙しい日は長時間勉強できなくても、論文を数ページ読む、資料を見直すなど、短時間でも学習を続けることで習慣化するよう心掛けました。また、MBAを取得することで自分がどのようなキャリアを実現したいのかという目標を常に意識することで、モチベーションを維持することができました。
仕事と学業の両立は決して楽ではありませんが、計画的に時間を管理し、無理なく継続できる自分なりのペースを作ることが、最後まで学び続けるための一番のポイントだと思います。

UMassでの学習を通じて得た事について教えてください。印象に残っている課目やその理由についても教えてください

UMass LowellでのMBA学習を通じて最も大きな収穫は、会計・財務の専門知識を経営全体の視点で捉えられるようになったことす。これまでは財務数値を正確に管理・報告することが主な役割でしたが、MBAでは戦略、マーケティング、組織論、リーダーシップなどを体系的に学んだことで、企業の成長や組織の成果を支えるために、ファイナンスが果たす役割をより広い視点で考えられるようになりました。

特に印象に残っている科目はManagerial Leadershipです。この科目では、リーダーシップ理論だけでなく、組織における信頼関係の構築、チームマネジメント、コミュニケーション、変革を推進するためのリーダーの役割について実践的に学びましたまた、自身のリーダーシップスタイルを分析するアセスメントやケーススタディ、グループディスカッションを通じて、自分の強みや改善すべき点を客観的に理解することができました。特に、状況やメンバーの特性に応じてリーダーシップのスタイルを柔軟に変えることの重要性を学び、管理職としてチームの力を最大限に引き出すためには、一方的に指示を出すのではなく、メンバーを支援し、主体性を促す姿勢が不可欠であることを実感しました。

この学びは現在の業務にも大いに生かされています。グローバルチームや他部門との連携において、相手の立場や文化的背景を尊重しながら信頼関係を築き、共通の目標に向けて協働することを常に意識しています。MBAで得たリーダーシップと経営視点を今後も実務で実践し、組織全体の成果に貢献できるファイナンスリーダーを目指していきたいと考えています。

UMassでの学びや学位がキャリアや実務にどう役立っていますか

UMass LowellでのMBAで得た学びは、現在のキャリアや実務において大きく役立っています。これまでは財務・会計の専門家として、決算や財務報告、内部統制の整備などを中心に業務を行ってきましたが、MBAを通じて経営戦略、マーケティング、リーダーシップ、組織マネジメントを体系的に学んだことで、経営全体を俯瞰して意思決定を支援する視点を身に付けることができました。

現在は外資系企業のファイナンスコントローラーとして、経営層や事業部門と連携しながら予算策定、業績分析、経営判断に必要な情報提供を行っています。単に数値を報告するだけでなく、データを分析し、その背景や課題、改善策まで提案することを意識するようになったのは、MBAで培った経営視点によるものです。

また、Managerial Leadershipで学んだリーダーシップ理論やコミュニケーション手法は、国内外のメンバーとの協働やチームマネジメントにも生かされています。異なる文化や価値観を持つ関係者と信頼関係を築き、共通の目標に向けて組織をまとめる重要性を日々実感しています。

MBAで得た知識と学位は、自身の専門性をさらに高めるだけでなく、経営と現場をつなぐビジネスパートナーとして企業価値の向上に貢献するための大きな基盤となっています。今後も学び続ける姿勢を大切にしながら、より広い視点で組織の成長に貢献していきたいと考えています。

クラスメートとの交流や印象に残ったエピソード

妥協を許さずにとことん良いアウトプットをしようとするクラスメイトの姿勢に大変刺激をもらいました。

これから目指す方へのアドバイス、激励をお願いします!

MBAへの挑戦は決して簡単ではありません。仕事や家庭との両立に加え、多くの課題や試験に取り組む必要があり、途中で大変だと感じることもあると思います。しかし、その一つひとつを乗り越えた経験は、自分自身の成長につながり、大きな自信になります。

私自身もフルタイムで働きながら学びましたが、時間管理を工夫し、毎日少しずつ学習を積み重ねることで修了することができました。大切なのは、完璧を目指すことよりも、継続することです。また、授業ではさまざまな業界やバックグラウンドを持つ仲間との意見交換を積極的に楽しんでください。異なる視点に触れることは、自分の考え方を広げる貴重な機会になります。

MBAで得られるのは知識や学位だけではありません。物事を多面的に考える力、課題を分析する力、そしてリーダーとして意思決定する力を身に付けることができますそれらは修了後も実務のさまざまな場面で大きな財産になります。

これから挑戦される皆さんには、ぜひ目先の課題だけでなく、「将来どのようなビジネスパーソンになりたいか」という目標を持って学んでいただきたいと思います。その目標が学び続ける原動力となり、MBAでの経験は皆さんのキャリアをさらに大きく飛躍させる力になるはずです。応援しています。