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卒業生の声

「自分の可能性を確認する場」。語学のプロが経営学に挑み、MBAを楽しみ抜いた先に見えた、新たな自分の適性。

「自分の可能性を確認する場」。語学のプロが経営学に挑み、MBAを楽しみ抜いた先に見えた、新たな自分の適性。

長谷川 可織さん

  • 通信
  • 30歳代
  • その他
  • 900点以上

なぜMBA取得を考えましたか。きっかけと課題感をお教えください

大学卒業当時から修士まで進みたいという思いはあったものの、リーマンショック後の就職難の時代だったこともあり、文系出身の場合、修士は必ずしも就活においてプラスの評価にならないといった事情がありました。そのため、社会人向け大学院には常に興味があり、自分なりに情報収集を続けていました。そのような中で、2社目の外資系メーカーは米国に本社があったため、マネージャークラスの人材はMBAを取得していることが普通であり、自分も彼らと共通言語を持ちたいという思いが芽生えました。同時に、正直なところを打ち明けますと、学部時代の自分の選択に後悔があるというわけではなくとも、最終学歴が文系、とくに人文学であることには、社会人として少々のやり辛さを実感しておりました。これは時代の変化として仕方のないことだと受け止めています。そうした思いが重なり、経営学に挑戦したいという結論に至りました。

他校と比較して、最終的にUMassを選んだ『決め手』は何でしたか?

大学選びにおいては、専門誌に目を通すほか、同じ会社のMBA取得者に話を聞く、ある国立大学のオープンキャンパスに足を運び、そこで出会った方々と情報交換をするなど、さまざまなアプローチを行いました。比較検討を重ねる中で、以下のような観点でUMassが自分にとってベストな選択であるという結論になりました。
・出身大学にもMBA課程があるが、異なるカルチャーに触れてみたい。
・便利な立地とはいえ、平日の仕事後に夜遅くまで授業に参加することは現実的ではない。
・学部時代、欧州の大学への留学を経験したので、今度はMBAの本場である米国の大学で学んでみたい。
・自分には2科目同時受講で最短卒業というのは負担が大きい、かつ今後数年間でどんなライフステージの変化があるか不確定な中で、1科目受講や最大5年間の在籍期間があることは大変心強い。

学習時間の捻出方法や、継続のための工夫があれば教えてください

私はレポートの作り込みに凝ってしまう方なので、あまりユニークなアイデアで効率的にできた、ということはなく、家族の理解を得て平日の夜や土日を使い、じっくりと課題に取り組みました。それでも余裕がない時も多々あり、Blackboard(いまはCanvasですね)のスマホ版を活用して移動時間にもディスカッションに参加したり、家事をしながらレポートの構想を練ったり、といったこともしていました。
個人的には、最短卒業にこだわらず、じっくり取り組みたい科目は1科目受講にするとか、体調によっては少しお休み期間を持つとか、あまり自分を追い込まないことも完走のためには大切だと感じます自分にとってMBAは、修行というよりも自由な学びの場であってほしいという価値観でした。

UMassでの学習を通じて得た事について教えてください。印象に残っている課目やその理由についても教えてください

極端な話をしますと、何も得なくても良いとまで思っていました。しかし、振り返れば、楽しんだからこそ自然と多くの学びが残っていました。もともと英語以外の言語を専攻し、いわゆる先進国とは呼べない国に留学するような人間ですので、学んでいて楽しければそれで良いと考えています。とはいえ、実際にはUMassでの学習から得たことは語りつくせません。印象に残っている課目はすべてです。その中でも、MBAにおける適切なレポートの書き方すら分からない状態で悩み抜いて乗り越えた基礎科目のMarketing Fundamentalsは印象に残っています。また、マーケティング、ファイナンス、組織論などビジネスの基本を満遍なく学ぶことで、自分の適性や興味を見直すヒントにもなります。私の場合、営業や事業開発のキャリアがこれまでのメインでしたが、ファイナンス関連の科目が面白く感じ、成績も良く、自分の適性を再発見した感覚でした。

UMassでの学びや学位がキャリアや実務にどう役立っていますか

MBA取得の動機とも関係していますが、やはり自分の強みが語学だけではないと証明できることは大きいです。実際、MBA受講中と履歴書に記載するだけでも企業やヘッドハンターからのコンタクトは増えますし、将来のキャリアの機会を広げるのにMBAは非常に有効です。また、実務においては、会議で話していて使われているビジネス用語が分からないといった場面は劇的に減りました。私はこれまで2回転職を経験しているので、勤務する会社固有の専門的な知識が足りないという状況はどうしても出てきてしまいますが、その分MBAを通してビジネスの基本的な知識をバランスよく身に着けていることは自分の強みだと考えています。

クラスメートとの交流や印象に残ったエピソード

私は新卒で入社した企業の規模が小さかったこともあり、「同期」と呼べる仲間はわずかでした。しかし、UMassでは数十人の同期がいて、入学後に基礎課程で同じ苦労を共有することができ、なんだかこれは、社会人ですけれど、ある意味「青春」なのではないかと感じました。特に、基礎課程のOperations Fundamentalsは課題の解釈自体が難解で非常に苦労したのですが、仲間とああでもない、こうでもない、と頭を抱えて過ごした時間は今となっては大切な思い出です。

これから目指す方へのアドバイス、激励をお願いします!

これは少数派の意見かもしれませんが、MBAをやるからには何かを学び取って、キャリアアップにつなげなければ、と気負う必要はないのではないかと思います。私も様々な情報収集をしたうえで入学しましたが、実際にやってみないと分からないことの方が圧倒的に多くありました。私にとってMBAは「何かを得るための場」というより、「自分の可能性を確認する場」でした。迷っているなら、完璧な理由がなくても大丈夫です。学びを楽しむ気持ちさえあれば、それで十分だと思います。