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MBAの取得に興味はあるが、働きながらのMBA取得は難しいと考える人も多いのではないでしょうか。
MBAの中にも様々なプログラムがある中で、働きながらMBA取得を目指す際に有効なのが、週末や夜間に通える「パートタイムの国内MBAプログラム」です。
本記事では、週末や夜間に通える国内のMBAプログラムを提供する大学院の特徴や開講時間、倍率、修了までの期間を解説します。
また、海外オンラインMBAである「マサチューセッツ州立大学MBAプログラム」も紹介しますので、参考にしてください。
目次
夜間に通えるパートタイムMBAとは
MBAを働きながら取るメリット、デメリット
夜間に通える国内のMBAプログラムを提供する大学院の一例
夜間のみの受講で修了できない大学院の例
夜間に通うにはパートタイムMBAを選ぼう
MBAには、大きく分けて「フルタイムMBA」「 パートタイムMBA」「オンラインMBA」の3つがあります。
パートタイムMBAは、平日夜間や週末のみ開講するMBAプログラムで、働きながらMBA取得を目指すビジネスパーソンに向いています。
パートタイムMBAの講義は、日中勤務している社会人を対象にした平日夜間や週末に行われるプログラムです。
パートタイムMBAの開講時間は大学院にもよりますが、「平日夜間は19:00〜・20:30〜の2コマ」「土曜日は1限〜6限(9:00〜22:00)」などのスケジュールが組まれています。
なお、フルタイムMBAは全日制で取得を目指すプログラムで、仕事をしている人は休職または退職して学業に専念する必要があります。
パートタイムMBAは平日夜間や週末に通うことで、働きながら取得することができます。
一方で、仕事と学習のバランスを工夫する必要もあります。
ここからは、MBAを働きながら取得するメリットとデメリットを解説します。
パートタイムMBAは休職や退職することなく学習できるため、収入を維持することが可能です。
MBAは組織行動・リーダーシップ・人材マネジメントやマーケティング・経営戦略、アカウンティング・ファイナンスなど、経営学全般を学びます。
学んだことをすぐに業務にアウトプットできるのは、ビジネスパーソンにとって大きなメリットです。
パートタイムMBAのデメリットとして、プライベートの時間を確保しにくいことが挙げられます。
日中に仕事をし平日夜間と週末に受講するライフスタイルとなり、それ以外の時間で予習・復習・課題をこなすタイムマネジメント力が必要です。
またプライベートの時間が少なくなるだけではなく、睡眠時間が少なくなるという人もいます。
パートタイムMBAには、平日夜間と週末に講義が行われる「平日夜間+週末スタイル」と、週末のみに講義が行われる「週末スタイル」があります。
ここからは、夜間に通える国内のMBAプログラムを提供する大学院を紹介します。
それぞれの大学院の特徴やコース、競争(入試)倍率、取得までの期間、開講時間、住所を見ていきましょう(2022年11月時点、アビタス調べ)。
一橋大学のMBAプログラムの一例を取り上げます。
夜間に通えるコースとして、経営管理プログラムと金融戦略・経営財務プログラムの2つなどがあります。
大学院名 | 一橋大学大学院 |
---|---|
コース名一例 | 一橋大学大学院経営管理研究科経営管理専攻 ・経営管理プログラム ・金融戦略・経営財務プログラム |
期間 | 2年 |
実務経験 | 経営管理プログラム:3年以上 金融戦略・経営財務プログラム:2年以上 |
倍率(2022年度) | 経営管理プログラム:約4.8倍 金融戦略・経営財務プログラム:約2.28〜3.85倍 |
実務経験とは、このプログラムを受講する上で必要(応募資格)なビジネス経験を指します。
経営管理プログラムは実務経験のある社会人向け、金融戦略・経営財務プログラムは金融や財務を学ぶプログラムで、秋入試と冬入試があります。
一橋大学のMBAプログラムは、都内に立地する千代田キャンパスで平日夜間・土曜日に開講されます。
先端的な研究を進める専任教員と、豊富なマネジメント経験を有する客員教授陣との講義を組み合わせることで、理論やフレームワークを体系的に学び、経営者の視点から物事を考えることができます。
経営管理プログラムは、少人数でのワークショップ編成であることも特徴です。
参考:一橋大学大学院経営管理研究科経営管理専攻「大学院過去の入試問題と合格実績」
講義は平日夜間に1〜2限が行われ、土曜日は昼間に開講されます(時間は講義により異なる)。
講義の時間割は「春学期」「夏学期」と「秋学期」「冬学期」に分かれています。
参考:一橋大学大学院経営管理研究科経営管理専攻「授業スケジュール・年間スケジュール」
講義は下記住所の千代田キャンパスにて行われます。
〒101-8439 東京都千代田区一ツ橋2-1-2(学術総合センター内)
神戸大学のMBAプログラムの正式名称は「神戸大学大学院経営学研究科現代経営学専攻」です。
大学院名 | 神戸大学大学院 |
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コース名 | 神戸大学大学院経営学研究科 現代経営学専攻 |
期間 | 1.5〜2年 |
実務経験 | 1年以上 |
倍率(2022年度) | 約2.49倍 |
神戸大学MBAの特徴は、グローバルな経営教育の標準をおさえつつ、高度な経営能力を養う独自の「神戸方式」を確立しているところです。
神戸方式は「プロジェクト方式」「働きながら学ぶ」「研究に基礎をおく教育」の3つのコンセプトで構成されています。
プロジェクト方式とは、産業界からの要望の高い問題に含まれる解決すべき複数の課題を、5~6人の社会人学生からなるプロジェクトチームを編成し、学生相互間および教授陣・学生間でお互いに知恵を出し合いながら、共同研究により解決策を探る教育システムのことです。
神戸大学MBAの講義は、土曜日のみの履修で1年半で修了することが可能なプログラムを提供しています。
そのため、修了に必要な単位数を、土曜日に通うだけで満たすことができます。
また、平日は月・火・金曜夜間に開講され、金曜日の夜間にはオンラインで提供される科目を選択履修することも可能です。
勤務の都合などで集中的に受講できない場合には、2年間で修了するプログラムも提供されています。
講義は下記の六甲台第1キャンパスにて行われます。
〒657-8501 兵庫県神戸市灘区六甲台2-1(神戸大学大学院経営学研究科・経営学部)
早稲田大学のMBAプログラムの正式名称は「早稲田大学大学院経営管理研究科」です。
大学院名 | 早稲田大学大学院 |
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コース名 | 早稲田大学大学院経営管理研究科 ・夜間主総合 ・夜間主プロフェッショナル(マネジメント専修・ファイナンス専修) |
期間 | 2年 |
実務経験 | 満3年以上 |
倍率(2022年度) | 夜間主総合:約5.3倍 夜間主プロフェッショナル:約2.7倍 |
早稲田大学では、働きながらMBA取得を目指すビジネスパーソンのための夜間主総合と夜間主プロフェッショナルの2つのプログラムがあり、国内で圧倒的な支持を得ています。
夜間主総合は、働きながらゼネラルマネジメントを学び、深掘りしていくプログラムです。
夜間主プロフェッショナルには、マネジメント専修とファイナンス専修の2種類があり、高度な専門知識を備えたMBAホルダーになりたい人に向いています。ちなみにマネジメント専修は秋募集のみです。
夜間主総合・夜間主プロフェッショナルは、平日夜間と土曜日を中心に講義を履修して2年間でMBAを取得する、日本語履修の4月入学プログラムです。
参考:早稲田大学 大学院経営管理研究科「研究科暦/授業日程」
講義は下記の早稲田キャンパス11号館3階にて行われます。
〒169-8050 東京都新宿区西早稲田1-6-1(早稲田大学大学院経営管理研究科)
筑波大学のMBAプログラムの正式名称は「筑波大学大学院人文社会ビジネス科学学術院国際経営プロフェッショナル専攻」です。
大学院名 | 筑波大学大学大学院 |
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コース名 | 人文社会ビジネス科学学術院 国際経営プロフェッショナル専攻 |
期間 | 2年 |
実務経験 | 1年以上 |
倍率(2022年度) | 約2.17倍 |
筑波大学のMBAプログラムである国際経営プロフェッショナル専攻は、国際ビジネスにおいて活躍するグローバルマネジャーを育成する専門職大学院として2005年に開設されました。
ほとんどの科目が英語により開講されており、約半数が外国人教員という国際性豊かな教育環境で、世界各国から来日したビジネスパーソンが学ぶ国際的なMBAプログラムです。
標準150分の講義を平日夜間は1コマ、土曜日は4コマ開講しています。
参考:筑波大学「履修モデル MBA Program in International Business」
講義は筑波大学東京キャンパス文京校舎(3階)で行われます。
〒112-0012 東京都文京区大塚3-29-1
法政大学のMBAプログラムの正式名称は、「法政大学大学院経営学研究科法政ビジネススクール」です。
大学院名 | 法政大学大学院 |
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コース名 | 経営学研究科法政大学ビジネススクール |
期間 | 2年 |
実務経験 | 3年以上 |
倍率(2022年度) | 約1.26倍(1年制、1.5年制と2年制の合計) |
法政大学のMBAコースは1年制と2年制を併設していますが、仕事をしながらMBAを取得する場合には2年制を選択します。
経営学研究科では、実務に関するさまざまな理論が学べる5つの専門コースがあります。
時間割は昼間と夜間に設定されており、どちらも履修できるのが特徴で各自のライフスタイルに合わせた学び方ができるようになっています。
法政大学ビジネススクールの開講時間は、月曜日から金曜日までの夜間6・7限(18:35~22:00)と土曜日の1・2限(8:50~12:20)、3・4限(13:10~16:40)となっており、会社勤務しながらの通学が可能です。
参考:法政大学ビジネススクール「イノベーション・マネジメント研究科 2022年度時間割」
下記の法政大学大学院経営学研究科で講義が行われます。
〒102-0073 東京都千代田区九段北3丁目3-9
立教大学のMBAプログラムの正式名称は、「立教大学大学院ビジネスデザイン研究科」です。
大学院名 | 立教大学大学院 |
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コース名 | ビジネスデザイン研究科 |
期間 | 2年 |
実務経験 | 2年以上 |
倍率(2022年度) | 約1.48倍 |
立教大学のMBAプログラムであるビジネスデザイン研究科は、平日夜間と土曜日に講義が行われる社会人向けのパートタイムMBAです。
ビジネスデザイン研究科は既存の大学院やビジネススクールとは異なり、新たな社会環境を創造するビジネスを「デザイン」する人材の育成を目的としています。
ビジネスデザイン研究科の講義は平日夜間と土曜日に開講されています。
図書館は22:30、院生室は23:00まで開室しており、夜間利用が可能です。
講義は、池袋駅から徒歩7分という利便性の高い池袋キャンパスで行われます。
〒171-8501 東京都豊島区西池袋3-34-1
ここまで夜間に受講できるパートタイムMBAを紹介してきましたが、全日制のフルタイムMBAのような、夜間のみの受講ではMBAが取得できない学校もあります。
パートタイムMBAとの差異を把握するためにも、一度確認しておきましょう。
京都大学のMBAプログラムである「京都大学経営管理大学院」は月曜日から土曜日まで昼間開講するフルタイム専門職大学院です。
原則、専門職学位課程の講義は月曜日から土曜日までの8:45〜18:00の間に開講され、土曜日や夜間のみの受講では修了できないカリキュラムで構成されています。
有職者は、休職や退職をして通学する必要があるため、働きながらの通学はできません。
夜間に通える国内のMBAプログラムを提供する大学院の特徴や開講時間、倍率、修了までの期間などを解説しました。
働きながら平日夜間と土曜日に開講しているパートタイムMBAは複数あります。
ただし、大学院によってカリキュラムの内容や実務経験の年数、倍率も違うため、ご自身の将来のキャリアパスに合ったビジネススクールを吟味することが大切です。
働きながらMBA取得を目指す場合には、完全オンラインの「マサチューセッツ州立大学MBAプログラム」もおすすめです。
「マサチューセッツ州立大学MBAプログラム」は、国際資格の専門校であるアビタス(東京)が提供するアメリカ・マサチューセッツ州立大学のオンラインMBAプログラムです。
最短1年10カ月で修了することも可能ですが、仕事やプライベートと両立しながら最長5年間在籍することも可能です。
「マサチューセッツ州立大学MBAプログラム」では、アーカイブ講義を完全オンラインで受講できるため、仕事や家事、介護などと両立しやすく、パートタイムMBAのようにフレキシブルに学習スケジュールを組むことができます。
グローバル人材としてのビジネススキルを無理なく身につけたい人は、「マサチューセッツ州立大学MBAプログラム」も検討しましょう。
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