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管理部門のキャリアパスとして、職種でのスペシャリストや管理職を目指す、独立を目指すなど様々な選択肢が挙げられます。
しかし、管理部門といっても様々な職種に分かれており、業務内容やキャリアパスは大きく異なります。
そのため、管理部門においては、どの職種でキャリアアップをしたいのかを具体的に検討することが大切です。
本記事では、管理部門の職種と業務内容に触れながら、具体的なキャリアパス・キャリアプランの選択肢について解説します。管理部門でのキャリアパスでお悩みの方は、ぜひ参考にしてください。
目次
管理部門職の種類
管理部門へ入社・配属される方法
管理部門の5つのキャリアパス・キャリアプラン
公認会計士で英語力があることのメリット
管理部門で理想のキャリアパスをつかむには資格取得がおすすめ
企業によって名称が異なる場合や、さらに細かく部門が分かれている場合があるものの、一般的に管理部門は次の6つの職種に分かれます。
各職種の主な業務内容も見ていきましょう。
職種 | 主な業務内容 |
---|---|
経理・財務 | ・企業のお金を管理する ・売上や仕入れの管理、給与や保険の計算、税金の計算(経理) ・資金調達や資産運用(財務) |
人事 | ・従業員の採用や労務管理 ・人事異動や昇格などの処遇処置 ・従業員の研修を行い、能力の開発を目指す |
総務 | ・契約書や社内書類の管理 ・消耗品の管理や発注 |
法務 | ・企業運営における法律に関する業務を取り扱う ・契約書のチェックやコンプライアンスの周知、社内規定の徹底 ・顧客とのトラブル対応 |
経営企画 | ・企業の経営目標を実現するために戦略を立案する ・市場動向や競合他社の調査、自社の分析を行う |
広報・IR | ・自社の情報を発信し、ステークホルダーとの関係を構築する ・自社製品のPR、事業活動の報告、社内報の作成 |
管理部門といっても職種によって業務内容は大きく異なります。そのため、管理部門でのキャリアパスを考える上では、どの職種でのキャリアを目指すのかを具体的にイメージすることが大切です。
管理部門へ入社・配属される方法は主に次の3つです。
管理部門は人材の流動性が低いため、採用枠は限られています。
管理部門は少数精鋭の部門であり、従業員一人ひとりの能力が重要視されます。他の部門と比較すると、採用においても経験者や実力のある人が優遇される傾向にあります。
そのため、管理部門の中でも特に狙っている職種があれば、関連する資格を取得しておくといいでしょう。能力を具体的に提示できるため有利になる可能性があります。
管理部門の具体的なキャリアパス・キャリアプランは次の5つです。
管理部門の中でもどのキャリアを目指すのかによって、求められるスキルは大きく変わります。
ここでは、5つのキャリアパス・キャリアプランについて詳しく見ていきましょう。
企業によっては管理職と同等またはそれ以上の給料をもらえる専門職制度を導入しているケースがあります。
専門職制度とは、特定の職種・分野における専門的な知識や優れた能力を持つ従業員を評価し、管理職と同等程度の待遇にする制度です。
従業員が特定の分野において能力を高め、スキルを発揮することで、企業側の大きな利益につながるという考え方です。
専門職制度の対象となるためには、現状の職種でスペシャリストを目指し、スキルを高めることが大切です。
キャリアパスの代表例として、部長や課長などの管理職を目指すことが挙げられます。
ただし、管理職には一般職とは異なる責任が求められます。自身の部署で部下の従業員が業務を遂行し、役割を果たせるように管理しなければなりません。
また、自分自身の成果だけではなく、組織として成果を上げる責任があります。
そのため、管理職になるためにはその職種のスキルを習得するだけでなく、管理職ならではの役割を果たさなければならない点を知っておきましょう。
管理職の役割は次の通りです。
管理職は経営者側の視点に立ち、企業全体の利益向上を検討する必要があります。そのため、部署の領域を超えて企業全体を把握することが求められます。
COO(最高執行責任者)は、CEO(最高経営責任者)の経営方針に従い、業務執行の責任を負うポストです。
管理部門の中でも、経営企画はCOOの下で組織の戦略立案を行います。COOは経営企画からのキャリアアップとして目指せるポストといえます。
一方、CFO(最高財務責任者)は財務状況を戦略に取り込み、企業活動をマネジメントするポストです。
営業や管理、システムなど様々な部門からのキャリアパスとしても珍しくありません。
しかし、企業運営におけるお金の流れを深く理解することが求められるため、経理・財務の職種で経験を積んだ後のキャリアプランとして最適なポストといえるでしょう。
より専門性の高い資格や独占業務がある資格を取得することで、独立するという選択肢もあります。
経理・財務職の場合、税理士や会計士の資格を取得すれば独立につながります。法務職の場合、弁護士資格を取得できれば独立を目指すことが可能です。
前項でも触れたように、採用枠が少ない、人材の流動性が低い、といった理由で管理部門への異動は難しいといえます。
そのため、別会社の管理部門への転職を目指す場合、資格を取得することが重要なポイントになるでしょう。
資格を取得していることをアピールできれば、他者との差別化や専門性の高さの証明につながります。
管理部門でのキャリアパス・キャリアアップには、部門向けの資格を取得することが大切です。また、実務経験や専門性を向上させながら、最新ツールやトレンドを理解し対応できるように心掛けましょう。
また、今までの業務経験も大きなアピールポイントになるでしょう。例えば、営業などの他部門での経験や出向などの業務経験を積むことで、企業全体を俯瞰できるため転職に有利になります。
管理部門のみではなく、他部門の経験を積める機会があれば積極的に取り組むことが、将来のキャリアアップにつながるでしょう。
ここでは、管理部門でのキャリアパス・キャリアアップに役立つ3つのポイントについて見ていきます。
管理部門向けの資格を取得する過程で、専門知識を身に付け、より理解を深めることが可能です。
管理部門の各職種におすすめの資格を見ていきましょう。
職種 | 資格 |
---|---|
経理・財務 | 簿記検定/公認会計士 |
人事 | キャリアコンサルタント |
総務 | 社会保険労務士 |
法務 | ビジネス実務法務検定 |
経営企画 | 中小企業診断士 |
広報・IR | PRプランナー |
これらの資格は専門性をアピールできるため、企業や社内での評価の対象となります。
管理部門では実務経験が重視される傾向があります。資格を取得しても、実務経験が少ない場合にスキルとして証明することは困難です。
実務経験を積み上げ、経験を言語化しアピールできるようにしましょう。
管理部門でのキャリアアップを検討している場合、配属先では業務の流れを理解し、成果を出せるように担当領域での専門性を高め、実務レベルのスキルアップを目指すことが大切です。
管理部門はDX化しやすい業務が多くあります。そのため、管理部門でのキャリアアップを検討している場合、デジタルへの理解は必要不可欠です。
今後さらにAIが普及することで、業務フローの大幅な変化や今までにない業務展開が考えられます。
DXが進められる中で最新ツールや法改正・業界のトレンドを素早くキャッチアップし、柔軟に対応できる力が必要です。
管理部門といっても経理・財務や人事、総務など様々な職種があり、その業務内容は大きく異なります。
そのため、キャリアパス・キャリアアップを考える上では、どの職種でのキャリアを目指すかを具体的に検討することが大切です。
職種によってキャリアパス・キャリアプランは異なるものの、スペシャリストや管理職、COO・CFOを目指すといった選択肢があります。また、経理・財務職や法務職の場合、資格を取得し独立を目指すのも1つの手です。
また、そうした管理部門の業務内容を客観的にチェックする部門として「内部監査」があります。
中でも最近注目されているCIA(公認内部監査人)とは、内部監査のスキルや専門性を証明できる唯一の国際的な資格です。試験は世界約190の国と地域で実施されており、認知度の高い資格といえます。
企業にとって、CIAの資格保有者が内部監査を実施することは、企業の正当性のアピールにもつながります。そのため、日系企業だけでなく、外資系企業や海外進出している企業などの内部監査人への転職を目指す就職・転職に有利になるでしょう。
管理部門を監査する仕事である内部監査のセクションに配属されたい、内部監査の専門性を高めたい、転職で有利になりたいという場合、CIAの取得をおすすめします。
アビタスでは2005年にCIAプログラムを開講して以来、圧倒的な合格実績を挙げ続けています。合格率を上げるために、オリジナル教材と講師の質の良さを保っています。
講師は対法人向けの内部監査の実務研修も行っており、専門分野の知識だけではなく、ティーチングスキルにも優れているのが魅力です。
また、通学・通信を併用できるコースやスキマ時間で学習できるコンテンツなども揃えており、忙しい社会人でも効率良く学習できる環境が整っています。
CIAをはじめとする内部監査に関連する資格取得を目指している方は、ぜひアビタスの利用を検討してみてください。
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