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株式会社プロネクサス ディスクロージャー研究部
監査の仕事は日本ではまだ歴史が浅く、長く会計監査に限定されていた監査役においても例外ではありませんでしたので、監査に関する情報やノウハウは属人的で少ないものでした。
しかし、商法から会社法への改正に伴って行われた監査役の権限強化の流れの中、「単なる監視ではなく、会社の成長に寄与する監査が必要ではないか」と考えた時、その基礎を身に着ける必要性を感じるとともに、近年、高まりを見せている公認内部監査人(CIA)資格は「基礎を身に着けている証」として必要でないかと思い、受験を決めました。
受験するにあたっての一番のハードルは「時間の確保」でした。 私は働くママですので、仕事、家事、子育てに加えて勉強の時間を確保することは、簡単なことではありませんでした。 いつでも勉強ができる通信教育では勉強が後回しになり、結局無駄にするのではと諦めかけていた時、大阪での開講を知り、「これなら強制的に勉強する時間が作れる」と申込みました。
講義は、恥ずかしながら驚きと発見の連続で、「そういうことだったのか」と半ば興奮しながら帰途につくことも珍しくなく、基礎を知ることの重要性を痛感しました。 同時に講義は非常にわかり易く、勉強から少し外れた実務に関しての質問にも丁寧に調べて答えていただき、資格取得だけでなく勉強中から実務に役立ちました。
資格取得に関しては、問題集がとても役立ちました。問題を解き、不明点を教科書で調べる。問題集がぼろぼろになるまで何度も解いたお陰で、自信をもって試験を迎えることができました。
J-SOXが施行され、監査に対する需要は今後も拡大すると思われます。また、不祥事が続く中、企業も「監査の実効性や質」について、今後ますます重要視されていく中で、CIA/公認内部監査人資格は、監査スキルの証として、監査部門の必須の資格となっていくのではないかと思います。