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Accounting Advisor, TOS Energy Malaysia SDN BHD (会計顧問、非常勤)
学習期間:約2年間
私は海外経験が長く、CFO経験者並びにUSCPA(Delaware)のLicence Holderです。リスクマネジメントコントロールやJ-SOXの経験は豊富です。他方、主に、事業法人では会計、業務、Compliance監査を受ける立場でしたので。監査をする立場ではありません。監査項目に対してチャレンジバックをすることはよくありましたが。
かねてより、キャリアの集大成として監査役ポジションを志向しておりました。ご存じの通り、世の中には監査役資格という公的資格はありませんが、ヘッドハンターが推奨する資格ではあります。
今までの知識の整理と、会計監査論とは視点が違う、理論武装の一環として、この資格試験に向き合うことにしました。
以前にIFRS検定でお世話になったこと、大変親切に受験プロセスの説明をいただいたことから、当校を選びました。
試験内容変更の端境期にあたったので、受講開始時期等については、もう少し聞いておけばよかったとは思います。
会計監査論とは少し視点が変わって、内部監査論を体系的に勉強できたことは有意義でした。
当初は、海外から通信で勉強を始めましたが、カリキュラムが途中で変わったために、結果的、両方の教科書を購入し、試験回数も増えてしまいました。
日本に帰国した、2019年9月から、通学オプションを行使させていただき、ほぼ全部の授業にじかに出席したことにより、講師に顔を覚えてもらったこと、試験対策のピンポイントの質問ができたことは大変有意義でした。
奇しくも、現職はIPOを目指していますので、今後上場審査の一環として、監査役の取得資格の価値がでてくると期待しています。
USCPAとは違って、個別ガイダンスをしてくれないこと、試験内容(非公)が推測の域をでないこと、通信と通学で授業内容が必ずしも同じではないこと(特にピンポイントの出題傾向は、通学でなければ聞けないことが多く、直近の受験者からのFeedbackに基づいています)等にご留意された方がいいかと思います。
勉学方法は様々だと思いますが、IPPF基準書(赤本)の解釈指針は、何度も読み返してイメージをつけることが役立ちました。特に、昨今のPartIIは禅問答的な問題が増えていて、正直、選択肢を選びにくい場合に遭遇してしまいました。
なまじ、実務経験があると自己判断に陥りやすいので、極力、基準と解釈指針に立ち返って解答するようにしました。
PartIIIは、これでもかという感じでIT絡みで出題されました。それもスマホレベルのIT統制など、今後も新しい出題が予想されます。コロナ禍でのリモート環境などは時宜を得たテーマかもしれません。
最後になりますが、自己投資額も少なくありませんので、意地でも通るという気概だけは持ち続けて頑張ってください。