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情報通信サービス会社 常勤監査役
学習期間:約6か月
社会人となって、商品企画、営業企画、マーケティングに携わってきたが、2013年4月、これまで縁のなかった内部監査部門に異動。
社内の転任者研修や日本内部監査協会の初級セミナー等を受講したものの、恥ずかしながら、講師の話す専門用語、世界観、内容を理解することがとても難しい状況であった。
そのような中、企業のガバナンス、経営者の説明責任の重要性は、国際的にみても、ますます高まるということを想定できたため、この機に、内部監査の国際スタンダードを体系的に学ぶことができ、かつ企業人として必要最低限のマネジメント知識を復習することができる、CIAを目指すこととした。
内部監査の初学者であること、幅広い知識を必要とすることから、学習方法で迷子にならず、短期間で合格することを念頭に、教育訓練給付金制度を使える講座を選ぶことにした。
アビタスさん選択の理由は、講師によるメリハリのある生の講義、DVDの活用、MCカード、模擬テスト等により、衰えつつある記憶力を目、耳、口、手で繰り返し補完できること、また社内にもアビタスでの合格実績者がいたことである。
一番大きいメリットは、内部統制の世界観と監査実施に当たっての心構え、考え方を学べたことである。
内部監査のやり方だけを覚え、手続き通りに監査を実施して指摘事項を積み上げても、被監査部署の方々に疎んじられるだけの存在となってしまう。
被監査部署の置かれた状況、リスク等に応じて、フォローアップまで想定して実践するためには、CIAのバックグラウンドが生きてくると考える。
知識を丸覚えするのではなく、自分なりに再整理して理解するように努めた。
例えば、企業のガバナンスと「専門職的実施の国際フレームワーク(IPPF)」に係わる各パーツの全体像や、CIAの前提となる企業の構造など、自ら図解したのは、一見遠回りに思えるが、自身の役に立ったと考える。
また、不明点については「何故そうなるのか?」を考えるように心掛けた。
講義後に不明点を講師に質問した際に、分かりやすく解説いただいたことには、とても感謝している。
なお、個人的にではあるが、学習環境として、母校の図書館を活用したことが、大変よかったと思う。設備も良く、静粛であり、若い学生たちと席を並べて学習するのは刺激となった。