CIAを目指した理由
内部監査におけるルールが不明確な状況で、判断の拠り所となる知識を体系的に学びたかった。また、理想的な基準を学ぶことで、早い段階で進むべき方向性を明確にしたかった。これまで官公庁での外部監査経験はあるものの、民間企業での内部監査経験がなく、そのギャップを埋めたいと考えた。さらに、対外的にアピールできる資格を取得することで、自身の専門性を高め、キャリアの信頼性を向上させたいと思った。USCPAも魅力的な選択肢として検討したが、内部監査に特化した資格を優先することにした。内部監査の仕事を今後も長期的に続けていきたいと考えており、スペシャリストとして必須の資格を取得することで、専門知識を深め、職場での貢献度を高めたい。また、資格を通じて最新の監査手法や業界のベストプラクティスを学び、変化するビジネス環境に対応できる力を養いたいと考えている。
アビタスを選んだ理由・メリット
CIAは業務独占資格ではないため、単に資格を取得するだけでは不十分だと考えた。資格試験の学習を通じて、単なる知識の習得にとどまらず、内部監査の考え方や実践的なスキルを身につける必要があると認識した。アビタスでは、試験対策だけでなく、経験豊富な講師陣による実践的な指導や、資格取得者・志望者で構成されるコミュニティが提供されている。これにより、実際の業務に活かせる知識やネットワークを構築できる点が魅力だと感じた。上述の目的を達成するため、独学よりもアビタスでの学習がより効果的かつ合理的だと判断した。さらに、アビタスのカリキュラムは、内部監査の最新トレンドやグローバルな基準にも対応しており、将来のキャリア形成においても強固な基盤を提供してくれると期待している。このような環境で学ぶことで、資格取得後の実務においても自信を持って監査業務に取り組めると考えている。
CIAの学習を通じて得た事、メリット等
私の場合、監査経験が浅いため、資格を取得しただけで監査スキルが大幅に向上するわけではありません。しかし、長期的なキャリアを考えたとき、早期に正しい考え方や体系的な知識を身につけたことは、今後の成長に大きな差を生むと確信しています。現場では、複雑な状況や判断に迷う場面が多々あります。社内基準や法令に基づく明確な基準がある場合、比較的判断がしやすいといえますが、実際には曖昧なケースも少なくありません。内部監査においても、グローバルなフレームワークや基準に照らして検討することで、視野が広がり、判断に自信が持てるようになりました。さらに、資格の学習を通じて、監査の目的やリスク評価の視点が明確になり、実際の業務での問題発見や解決策の提案にも役立っています。このような基盤を築けたことで、将来的に専門性を高め、信頼される監査人として成長するための土台ができたと感じています。
これからCIAを目指す方へのアドバイス等
試験では、基準に基づいて具体的な場面でどのように判断するかが問われます。MC(選択式)問題を勉強しても、そのままの問題が出題されるとは限りません。実際に出題される問題は、一見するとどれも正解に見えることがあります。それぞれの選択肢について、なぜその判断が適切か、あるいは不適切かを理由づけできるレベルまで学習することが合格には必要です。また、どちらの選択肢も悪くはないが、より適切な判断を選ぶ問題も出題されます。
噂では、採点されないダミー問題が存在し、これに時間を取られないことが重要です。
さらに、基礎問題を落とすと総合得点が大きく下がるため、こうした問題を確実に正解することが求められます。