CIAを目指した理由
内部監査部門へ異動する前に、1線で部門内の内部統制業務を2年ほど担当していました。ただ、内部統制の確固たる知識や理論が身についていない中で仕事を進めることに自信が持てず、一から内部統制を学びたいと思い、関連する資格であるCIAの取得を本格的に検討しました。
同時期に内部監査部門への異動が決まり、社内で通信教育や受験費用の支援が受けられる対象となったため、異動後直ぐにアビタスの講座を申込み資格取得を目指しました。
アビタスを選んだ理由・メリット
他の内部監査部門ではアビタスを受講して資格取得を目指している方が多く、その実績を信頼してアビタスを選びました。CIAは受験情報や入手できるテキストにも限りがあるので、そのなかでアビタスの教材や学習環境に出会たことが合格への近道になったと実感しております。
通信限定コースを受講しましたが、ライブ講義もアーカイブで視聴して学習のモチベーションを維持できました。また各パートの受験前には新宿校へ行って模試を受けるなど、いろいろな面で活用させていただきました。非常に満足をしております。
CIAの学習を通じて得た事、メリット等
内部監査の仕事は、士業など免許が必要な職業と違い誰でも行うことができます。だからこそ、CIAという一つの基準に沿った仕事ができるかどうかで仕事の品質に大きく影響します。内部監査部門へ異動した直後から監査人として一人で判断しなければならない場面に遭遇します。その時にCIAで学んだ知識や理論は非常に実戦的で、適切な解答を出すのに非常に役に立ちました。
CIAのフレームワークは先人の多くの経験を一つの教えに体系化したものでもあり、私のような監査経験が浅いものにとってそれを補ってくれる心強い存在です。もちろん、合格することに越したことはないですが、勉強するだけでも非常に役に立つ資格だと思います。
これからCIAを目指す方へのアドバイス等
試験パート範囲外のパートの問題や、パート間をまたがる問題が多く出題されるので、勉強を進める際は一つのパートに偏重しないように調整しながら進めました。
まずは1ヶ月くらいかけて全パートを軽く通しました。1周目は各パートの概要を頭に入れ、用語を理解し、簡単なMC問題が解ける程度で良いと思います。2周目以降も1か月周期で全パートを実施。回を重ねるごとに深堀りを進め、パートを跨いだ関連する情報を紐付け、体系的に理解することに努めました。各パートの試験1ヶ月前に模試を受けて弱点を見極め、試験直前はその弱点を中心に対策をしました。
学習計画を立てる際は、学習の周期、学習の深堀度合いを見ながら、模試のタイミング、試験直前の追込み、受験日を決めました。
教材はアビタスが準備してくれているもので十分です。他の書籍で知識を広げることはせず、アビタスのテキストとMCを信じて繰り返し読み解き深堀りすることが合格の近道です。