銀行勤務時代は研修を含めて2度内部監査部に配属されました。2度も同じ部署に配属されたのも何かの縁かと感じていたため、内部監査業務に対して興味が高まっていきました。このまま長く監査業務に携わりたいという気持ちが強くなり、そうなるためにはCIAを取得して知識と資格というバックボーンが必要だと考えました。

受験勉強を始めて感じたのは、業務をこなして行くなかで「CIAの勉強をしていて助かった」「CIAの勉強をしていなかったら今回はうまくいかなかった」と何度も思い知らされたことでした。CIAは監査業務に携わる人にとってなくてはならないものだと思っています。

勤務先の銀行にお試しのCIA講義の案内が届き、それを目にしたのがそもそものきっかけでした。CIA受験でアビタスが有名であることを周囲の先輩方から聞き、また多くの先輩方がアビタスに通って合格していたことを始めて知りました。

以前に他の資格を目指して何年もかけたものの結局最終的な合格まで届かずに悔しい思いをしたことがありました。その時の失敗の原因の一つとして挙げられるのが「独学」でした。当時はその資格が簡単なものではないにも関わらず、単に金銭的に「もったいない」と考えてしまい、失敗したことでかえってもったいない7年間という時間と評価を費やしてしまいました。

独学でCIAに合格した方も2年かけてやっと合格できた、ということも聞いていました。CIA合格まで時間をかけたくなかった私はお試しの八野先生の講義に参加することで安心して合格まで導いてくれると確信したためにアビタスでの受験を決めました。

アビタスに通ってCIAの受験を始めたということだけでも、周囲から真剣に内部監査業務の勉強をしているんだという見方になってきたのをひしひしと感じました。

CIAを学習し始めて強く感じたことは、監査業務を行う際に役に立った場面が頻繁に訪れたことでした。やはり勉強して身につけたことは無駄にはならない。CIAで身につけた知識は業務で有効に活用できたし、 CIA合格後はやはり何より自信をもって業務が行えました。

合格後は厳しかった受験勉強という緊張がほぐれて、日常がよりリラックスできるようになりました。資格をとれたことで周囲からも評価されて達成感を感じています。

・「今日あと何時間やらなきゃいけない」とは決して思わないで「自分は少しでも多く勉強したいんだ」と考えました。
ゲームのキャラクターが少しづつスキルアップするように、自分も試験本番というボスキャラとの対決に向けて成長させる感じで楽しむように心がけました。

・通勤で電車を使う方も多いと思います。電車の中こそ勉強ができる時間です。電車では座ってはいけません。寝てしまう人は多いでしょう。目の前が空いたとしても座らずに立って勉強しました。

・周りに必死に勉強していることを伝えましょう。会社の飲み会はもちろん行かなかったですし、ランチも1人で行って勉強しながら食べていました。 受験を周囲にしっかり伝えることで皆さんが協力してくれます。

・アビタスで勉強を始めればお金が無駄になるような途中でやめる選択肢はないです。たとえ不合格ということがあっても、試験会場を出たらすぐにどんな問題が出ていたかメモをとるようにしましょう。それは次のテストで役に立つかもしれません。

・受験を決断したらまずは自分で厳しめの期限を設定しましょう。受験はプロジェクトです。 私の勉強の仕方は少し変わっていたと思うのであまり参考にならないかもしれませんが、5ヶ月後に全て合格するつもりでいました。3つのpartを全て並行的に勉強して5ヶ月後に一応合格するつもりで受験するところまで仕上げました。全ての合格はまでにはさらに4ヶ月かかりましたが。

・トータルの勉強時間は9ヶ月で1000時間は軽く超えていました。土日は近所の図書館で朝から晩までやるのが習慣となりました。