私は昨年監査部門に配属したばかりで、現状は、内部監査業務をやっと少し経験・理解することができた程度の段階にある。内部監査は被監査部門に、指摘事項を論理的に説明することが求められる業務で、背景となる理論をしっかり身につけた方が、効果的に業務を行うことができると思いCIAを目指した。また、将来のキャリア形成を考えた場合、専門職として一定の能力があることが認められ、また、希少性がある本資格を得るメリットは大きいと判断した。

CIA試験は、過去問等が出回っておらず、独学で学習するにはどうしても時間がかかってしまうように感じていた。また、７月には新試験制度に移行してしまう中、短期間で効率よく学習するためには、資格専門校の力を借りるのが望ましいと判断。CIAに関する資格専門校が複数がある中で、問題集の充実度や実績を考慮し、かつ、現行制度に加えて、新制度のテキストや授業の無料付与（電子版）等のキャンペーンも行っていたことから、アビタスを選択した。

私には会計系のバックグラウンドはなく、どちらかというと法務系のキャリアを歩んできた人間だが、CIAの実務とは別に、「リスク」についてこれほどしっかりと考えている専門職は中々なく、その意味でも頭をクリアに整理できた。part3の試験範囲は、ビジネスにまつわる知識が数多く含まれており、監査以外の観点でも、一人のビジネスマンとして知見が広がった。また、監査実務に対しても、自信をもって取り組むことができるようになった。