CIAを目指した理由
合格時のキャリアの企業において、内部監査部門の要請で内部監査に関わることになったのがきっかけです。前提条件としては、要請内容が監査先の企業と目的だけを伝えられ、具体的にどのような作業をするかは自分で考えないといけない状況でした。そのため、まずは自分が内部監査に対する知見をキャッチアップしなければならないと思い、CIAの学習を通じてインプットすることを決意しました。幸いUSCPAの全科目合格を終えた後で学習習慣がついており、次は何を学ぼうかと思案していたところだったので特に抵抗はありませんでした。
アビタスを選んだ理由・メリット
アビタスでUSCPAの学習をしていたので、通信での学習とはいえ、なるべく学習環境を変えずに移行できることが、一番の選んだ理由です。
また、テキストについては紙・電子、問題集は紙・WEB・アプリと、どんな状況でも学習ができることも大きなメリットで、なるべく自分の言葉でExcelにまとめる自分の勉強スタイルには、学習ツールを紙以外で使用できる方が効率的なため、その点でもアビタスを選択することに特に悩むことはありませんでした。
CIAの学習を通じて得た事、メリット等
CIA合格後に転職活動を始め、1年の内部監査の経験ながら1ヶ月足らずで複数社から内定を得ることができました。企業によって評価の加減は異なると思いますが、CIAを取得していることについては非常に高く評価されたように感じました。また、内部監査の理論を体系立てて学べることは、実際の現場でも非常に生きました。
これからCIAを目指す方へのアドバイス等
1.最初にPart1・Part2・Part3を一通り通しで大枠を掴むことをお勧めします。各Partで学んだことが、濃淡こそあれど、どのPartでも有用な知識であるためです。そのため、大枠を掴んだ後に受験Partに合わせて学習するPartを選択することで、各Partずつ学習して受験するを繰り返すより、理解がより深まると思います。
2.MC問題の正答率より、MC問題を解く上での思考プロセスが合っているかに重点を置くことをお勧めします。なぜならどのPartも、試験本番ではMC問題と同じ問題は出ないですし、正解かどうか紛らわしい選択肢がよく登場するためです。私のお勧めは、ある程度インプットが進んだ状態で、演習教室で行われる選択肢を隠して解く方法です。これを行うことで、解くスピードと、より確からしい選択肢を吟味する力が身に付くように感じました。
3.試験本番では途中で自信がなくても、最後まで諦めずに解き続けましょう。私は幸い運よく全Part一発合格できましたが、自分が選んだ選択肢に自信がない感覚、時間が想像以上に早く過ぎていく感覚は、程度の差はあれど、どのPartでも同じように体感しました。それでも愚直に、①選択肢を全て読んでも迷う問題は、一先ずその時点で一番それらしい選択肢を選んでチェックフラグを立てて次の問題に進む、②全ての問題を1周した後で残り時間から逆算してチェックフラグを立てた問題を見直しする、このプロセスを全Partの受験時に徹底しました。