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総合商社監査部
監査は営業部の仕事を評価し、経営陣にアシュアランスを与える責任の重い仕事。
ましてや営業一筋でやってきた自分が監査部に着任しスタートするにあたっては、我流でやるべきではないと思い、実務を覚える傍ら、CIA資格取得を目指すことにしました。
当部部員が多数受講していたこと、実績が多数あること、ロケーションが比較的便利であったため。
監査人としての基本理念が理解できたこと、得たものは自分でもIIAにCertifyされたという自信と、やり切ったという達成感です。
なんらかの具体的なメリットがあるとするならばこれからなのでしょうが、まだ何も見えませんし、この資格があってもなくとも実務上支障はほとんどありません。
受験者の年齢層も比較的高いせいか、受験生間の交流なども乏しく、実態に関する情報交換などの機会はアビタス主催の会に参加する以外皆無に近い。
また受験後の疲労感は大きく、出題内容の記憶を維持することは難しいので、具体的な対策につながる情報収集の術がほとんどありません。
あと1科目となって連敗した際には、本当に全視界がモノクロになりましたが、頑張れ自分をキーワードに再挑戦。
幸いにも結果が出ましたが、もう二度とできない、やりたくない、というのが実感です。
監査業務はある程度のビジネス経験があれば、何も無理して資格を取らなくても、なんとかこなせる仕事ではないかと感じます。
この試験は過去問もなく、結果の詳細もわからない、非常にトリッキーな建付けであり、不合格となると次回受験の対策が立てにくい。
更には不合格後90日間のモチベーションの維持も求められる、過酷な試験です。
よって何が何でもこの資格を取る、という高い意識がないと続かないので、そこまでしてやり切る自信があるかを自分に問い、やると決めたら振返らないこと。
そして失敗しても都度気持ちを立て直して挑戦する、強い意志を持てるかがカギだと思います。
一部科目合格であきらめてしまった事例を多数みていますが、時間が経ってしまうとエンジンの再始動は非常に難しくなります。
待合室で、電車の中で、時間は作れるもの。
休まず毎日繰り返し繰り返し、地道な努力をすれば竹野講師がおっしゃる通り「(合格は)必ず来る」と信じ、この試験に負けないでもらいたいです。