総合商社のリスクマネジメント関連業務を長年担当し、その後、関連会社の常勤監査役を務めていたことから、今後のキャリアも考え、これまで蓄積した知識と経験を整理し且つ何らかの形にしたいと思い、CIA及びCFEの取得を目指したものです。（CFEも昨年末の試験で合格しましたが、こちらは独学でやりました。）

この分野での実績、会社の同僚も利用していたこと、そしてオンラインでの授業や問題演習が非常に充実していることがアビタスを選んだ理由です。実際、私は一度も教室での授業には出席せず、（新型コロナ前でしたが）オンラインでのみで学習しました。

国際的なスタンダードとなっているIIAのフレームワークに沿って、内部監査関連の知識を整理し深められたお陰で、内部監査や監査役の仕事に関して自信をもって発言し議論できるということが一番のメリットかと思います。
また文字通り六十の手習いでしたが、まだボケてはいないという自信も持てました（笑）。

元が英語の世界ゆえ、基準等の日本語訳が分かりにくい、問題の意図が取りにくいといった経験をすると思いますが、それも含めての資格試験と割り切って、そのようなイライラも精神的に乗り越えることが必要かと思います。

また、テキストや問題集に出ていない問題もかなり出題されて戸惑うこともあると思いますが、フレームワークの基本的な考え方を十分理解することにより正解に辿り着けることも多い（それで充分合格ラインには届く）ので、それを意識して学習されるといいかと思います。