CFEを目指した理由
私はこれまで、上場企業グループにおいて内部監査・内部統制業務に長年従事し、J-SOX評価や子会社監査、グループガバナンス強化に取り組んできました。その中で、企業を取り巻くリスクが年々複雑化しており、単なる業務上の誤りや統制不備だけでなく、不正行為やコンプライアンス違反への対応力が監査部門に強く求められていることを実感しています。
内部監査人として組織に価値を提供するためには、不正の兆候を早期に発見し、その原因や背景を適切に分析できる専門知識が不可欠です。CFEは、不正防止、不正調査、法務、会計の各分野を体系的に学ぶことができる国際的な資格であり、実務に直結する知識を習得できる点に大きな魅力を感じました。
また、近年はグローバル化やデジタル化の進展に伴い、サイバー不正やデータ改ざん、贈収賄など、不正の形態も多様化しています。こうした環境変化に対応し、経営陣や監査等委員会に対してより高度な助言を行うためにも、不正リスクに関する専門性を一層高めたいと考えています。
CFE取得を通じて、不正の未然防止から発見・調査・再発防止までを包括的に理解し、企業価値の向上と健全なガバナンスの実現に貢献できる監査人となることを目指しています。さらに、監査部門の上級内部監査人として、組織全体のコンプライアンス意識向上や不正リスク管理の高度化を推進し、ステークホルダーから信頼される企業経営に寄与したいと考えています。
アビタスを選んだ理由・メリット
私がCFE(公認不正検査士)の学習機関としてアビタスを選んだ理由は、働きながら効率的に資格取得を目指せる学習環境が整っているためです。私は内部監査や内部統制業務に従事しており、日常業務と並行して学習時間を確保する必要があります。そのため、自分のペースで学習できるeラーニング中心のカリキュラムや、通勤時間や隙間時間を活用できる学習コンテンツは大きな魅力でした。
また、アビタスはCIA(公認内部監査人)やUSCPAなど国際資格の教育機関として長年の実績があり、CFEについても日本人受験者向けに整理された教材や学習サポート体制が充実しています。英語の原書をそのまま読むだけでは理解しにくい内容についても、日本語で要点を整理しながら学習できるため、効率的に知識を習得できると考えました。
さらに、CFE試験の合格を目的とするだけでなく、不正防止や不正調査に関する実務知識を体系的に身につけられる点も評価しました。内部監査部門の責任者として、不正リスクの評価や不正兆候の発見、再発防止策の提言などに活かせる知識を習得できることは大きなメリットです。
アビタスを活用することで、資格取得に必要な知識を効率よく学ぶだけでなく、内部監査人としての専門性をさらに高め、企業のガバナンス強化やコンプライアンス向上に貢献できる人材へ成長したいと考えています。
CFEの学習を通じて得た事、メリット等
CFE(公認不正検査士)の学習を通じて、これまで内部監査や内部統制の実務で培ってきた知識を、不正防止・不正調査という観点から体系的に整理し直すことができました。特に、不正が発生する要因である「動機」「機会」「正当化」の考え方や、不正の兆候を見抜くための手法、調査時の証拠収集やインタビュー技法など、実務に直結する知識を幅広く習得できたことは大きな成果です。
また、不正対策は会計や監査の知識だけでなく、法律、コンプライアンス、企業倫理、ガバナンスなど多面的な視点が必要であることを改めて認識しました。これにより、監査上の指摘や改善提案を行う際も、単なる統制不備の指摘に留まらず、不正リスクの観点を踏まえたより実効性の高い助言ができるようになったと感じています。
さらに、CFEの学習を通じて、内部監査部門が果たすべき役割は不正の発見だけではなく、不正を未然に防止する企業文化や仕組みづくりを支援することであると理解を深めました。この視点は、グループ会社監査やガバナンス強化を推進するうえで非常に有益です。
加えて、国際的な不正事例や調査手法を学んだことで、国内外を問わず発生しうるさまざまなリスクへの対応力が向上し、自身の専門性の幅を広げることができました。CFEで得た知識と視点を活かし、今後も企業価値の向上と健全なガバナンスの実現に貢献できる監査人として、さらなる成長を目指していきたいと考えています。
これからCFEを目指す方へのアドバイス等
CFE(公認不正検査士)は、不正防止・不正調査に関する知識を体系的に学ぶことができる非常に実務的な資格です。これから受験を目指す方には、単に試験合格を目的とするのではなく、「なぜ学ぶのか」「実務にどう活かすのか」を意識しながら取り組むことをお勧めします。
CFEの学習範囲は、不正調査、法律、会計、犯罪心理など多岐にわたります。そのため、最初は慣れない分野や聞き慣れない用語に戸惑うこともあるかもしれません。しかし、それぞれが不正対策という共通のテーマでつながっているため、学習を進めるうちに知識が体系的に整理され、理解が深まっていきます。
また、仕事と学習を両立する方は、短期間で一気に勉強するよりも、毎日少しずつ継続することが重要です。テキスト学習、webプラクティス(問題演習)を活用しながら、通勤時間や隙間時間を有効に使うことで、無理なく学習を進めることができます。特に問題演習を繰り返すことで理解が定着し、本試験への対応力も向上します。
さらに、内部監査、内部統制、経理、法務、コンプライアンスなどの業務に携わる方にとって、CFEで学ぶ知識は資格取得後も実務で大いに役立ちます。不正の兆候を見抜く視点や、不正リスクを踏まえた改善提案力の向上など、専門家としての付加価値を高めることができます。
CFEは決して試験のためだけの資格ではありません。不正リスクが高度化・複雑化する時代において、組織を守り、企業価値の向上に貢献するための知識と視点を身につける貴重な機会です。焦らず継続的に学習を積み重ね、自身の専門性向上とキャリアの発展につなげていただきたいと思います。