本ウェブサイトでは、Cookieを利用しています。本ウェブサイトを継続してご利用いただく際には、当社のCookieの利用方針に同意いただいたものとみなします。

  • 2023/09/25公開

CISA®の勉強方法とは?合格者が語るおすすめの方法やコツを解説

CISA®の勉強方法とは?合格者が語るおすすめの方法やコツを解説

CISA®とは情報システム監査やセキュリティなどの専門的な知識を持つことを証明できる国際的な資格です。

合格までに最短でも250時間程度の勉強時間を費やす必要があるとされています。しかし、具体的にどのように勉強に取り組めばよいのか分からないという方も多いでしょう。

本記事では、CISA®の概要や試験内容に触れつつ、試験合格者のおすすめの勉強方法やコツをご紹介します。

目次
CISA®とは
CISA®の勉強時間
CISA®のおすすめ勉強方法・コツ|合格者の声より
CISA®資格取得の学習なら専門校の活用が近道

CISA®とは

CISA®(公認情報システム監査人)とは、情報システム監査やセキュリティ、コントロールにおける専門的な知識・技能、経験を持つ証明になる国際資格です。ISACA®(情報システムコントロール協会)により1978年に開始された歴史の長い資格でもあります。

CISA®は約80の国で認定試験を実施しており、2020年時点で累計15万人以上の認定者がいます。欧米の社会では認知度の高い資格といわれています。

また、認定試験の合格後、資格を維持するための条件が厳しいため、専門的なスキルを常にアップデートしている証明ともなり、実践的な資格として評価を受けています。

関連ページ:公認情報システム監査人(CISA®) とは?資格の概要や魅力を解説
参照:ISACA東京支部「ISACAの資格|CISA」

CISA®の試験内容

CISA®の試験は日本語による選択式の試験です。試験内容は5つの実務領域(ドメイン)に関わる150問が出題されます。試験時間は4時間に設定されています。

出題内容 割合
ドメイン1 Information Systems Auditing Process
(情報システム監査のプロセス)
21%
ドメイン2 Governance and Management of IT
(ITガバナンスとITマネジメント)
17%
ドメイン3 Information Systems Acquisition, Development and Implementation
(情報システムの調達、開発、導入)
12%
ドメイン4 Information Systems Operations and Business Resilience
(情報システムの運用とビジネスレジリエンス)
23%
ドメイン5 Protection of Information Assets
(情報資産の保護)
27%

なお、試験はドメイン順ではなく、ランダムに出題されるため注意が必要です。

関連ページ:アビタス CISA®「試験概要|CISA®試験について」

CISA®の勉強時間

CISA®の公式による合格率は公開されていませんが、合格までに必要な勉強時間は最短でも250時間程度とされます。

ただし、出題内容に関する基礎知識を有している場合、100時間程度で合格できる方もいます。一方で全く知識がない状態の場合、250時間以上かかる可能性があります。

勉強時間を目安にするのではなく、出題内容に対する知識の有無や苦手分野などによって適切な勉強方法で学習を進めることが大切です。

なお、CISA®の受験条件は「18歳以上であること」のみとされています。ただし、

CISA®と認定されるには最低5年間の情報システム監査、コントロール、保証あるいはセキュリティ分野での実務経験を証明する必要があるので注意しましょう。

関連記事:CISA®の難易度は?合格率や合格基準を関連資格と比較

CISA®のおすすめ勉強方法・コツ|合格者の声より

試験内容と必要な勉強時間を把握しても、具体的にどのように勉強を進めたらよいのか分からないという方も多いでしょう。

ここでは、「アビタス CISA®プログラム」を受講した合格者の声をもとに、おすすめの勉強方法やコツを紹介していきます。

スケジュールを決め、学習計画を立てる

スケジュールを決めて、しっかりとした学習計画を立てることが合格への最初のステップです。学習計画を立てる際には、事前にCISA®とはどんな資格なのか、試験で何を求められているのか、教材と実際の試験のボリューム、レベル感などをしっかり把握することがポイントです。

その上で、受験目標日を決めて、逆算し、月単位・週単位・日単位に学習計画を落とし込むとよいでしょう。立てた学習計画を効率的に進められることが、モチベーションの維持にもつながる場合もあります。

学習を進めていく中では、決めたスケジュール通りに行かないこともあります。1週間ごとにスケジュールと実績を振り返り、原因を把握し、対策を打つことが大切です。

参照:アビタス CISA®「選ばれる理由|合格者の声|松並里佳さん」

スキマ時間を有効活用する

働きながら受験合格を目指す場合、勉強時間の確保は難しい課題の1つです。そのため、スキマ時間の有効活用することも重要となってきます。例えば朝の時間や通勤時間、お昼休憩の時間なども徹底的に活用しましょう。

スキマ時間に学習を進めるのは、集中力を維持しやすい点がメリットです。生活リズムを変えずに取り組めるため、忙しい社会人でも効率的に学習を進められるでしょう。スキマ時間を活用する場合は、段階ごとに小さな目標を設定し、達成を積み重ねていくことがモチベーションの維持に大切です。

実際に、使用しているMCカード(A6サイズのカード型問題集)をバラバラにしてランダムに問題を解いたり、引っ掛かる問題だけを束にして持ち歩いたりすることで効率的に学習を進められたという声もあります。

スキマ時間を有効活用し、教材に集中することで短期決戦での合格を目指し、2カ月の学習期間で資格を取得したという事例もあります。

参照:アビタス CISA®「選ばれる理由|合格者の声|Oさん」
参照:アビタス CISA®「選ばれる理由|合格者の声|匿名さん」

CISA®特有の出題形式に慣れる

CISA®は特有の出題形式であると言われており、合格するためには出題形式に慣れることも必要です。

CISA®の出題形式に慣れるためには、間違えた問題を正解できるまで繰り返すことが大切です。例えば、ISACA®公式のサンプル問題集を繰り返し読みながら、以下のポイントを意識することも方法の1つです。

  • 問題文を2回読む
  • 問題の主語と何を聞かれているかを読み取る
  • 解答にも全て目を通し、より良い選択肢を選ぶ

また、サンプル問題集だけでなく経済産業省のシステム管理基準やシステム監査基準などを参考にするのもおすすめです。

参照:アビタス CISA®「選ばれる理由|合格者の声|K.Inadomeさん」

トレンドを意識する

CISA®はシステム監査に関する資格であり、当然ながら情報システムやIT領域への知識も必要となってきます。

情報システムやITの領域は日々進化が進んでいるため、こうしたトレンドを押さえておくこともCISA®の合格には必要なステップです。過去問と比較して出題領域が更新されることもあり、トレンドを意識しておくことで学習にも取り組みやすくなります。

関連記事:アビタス CISA®「選ばれる理由|合格者の声|匿名さん」

CISA®資格取得の学習なら専門校の活用が近道

CISA®に合格するまで必要な勉強時間は最短でも250時間とされています。

しかし、試験内容に対する知識が全くない場合、250時間以上の勉強時間が必要になる可能性も否定できません。

試験では、情報システム監査のプロセスやITガバナンスとITマネジメントについてなどが出題され、情報システム監査における専門的な知識が求められます。専門的な知識がない場合、問題集を解くだけでは理解できない可能性も想定されます。

そういった場合、CISA®のプログラムを開講している専門校を活用することで、出題内容への理解を深め、効率的に学習を進められます。計画的に学習を進められるか不安な場合、専門校を活用するのも選択肢の1つとして検討してみてください。

CISA®(公認情報システム監査人)を目指すならアビタス

国際資格の専門校であるアビタスでは、CISA®のプログラムを2007年に開講して以来、順調に合格者を輩出し続けています。

開講以来の合格率は約75%と圧倒的な合格実績を誇ります。

CISA®プログラムの特長は質の高い講義とオリジナル教材、受講生へのサポートです。オリジナルテキストは豊富な図解を用い、128の要点を効率的にマスターできるように構成されています。

問題演習のコンテンツも豊富に用意しており、忙しい社会人でもスキマ時間を活用できます。最短5カ月での合格も目指せるでしょう。

CISA®の合格を目指している方は、ぜひアビタスの利用を検討してみてください。

CISAについてもっと知りたい方はこちら

合わせてお読みください

最近のエントリー

カテゴリから探す