CISAを目指した理由
監査の専門知識を身に付けるため。CIA、CFEの資格は既に取得済みであり、3つ目の監査資格としてCISAを目指す。IT企業に務めながら、コンピューターが苦手であったため、勉強を初めて直ぐに挫折した。しかしながら、その後 部下にCISAの受験を勧めた手前、自分でももう一度チャレンジしようと勉強を再開した。途中の挫折期間を含め、アビタスの受講開始から合格まで1年を要した。
アビタスを選んだ理由・メリット
CIAの受講からアビタスに通う。CIAの受験勉強に際し、当初は自己学習を考えていたが、会社上司から「CIAを受験するならアビタスに行った方が合格への早道だ」と教えられて貴校を選択した。CIAの試験では、パート2は1度落としたが、パート1、パート3とも1度の受験で合格することができた(パート4は内部監査士講習を受講済みのため免除)。その後は自分の部下にもアビタスを勧める(CFE:1名合格、CISA:1名不合格)。
CISAの学習を通じて得た事、メリット等
元々親会社の監査部に配属(現在、事業会社へ出向中)された当初、監査について何も教えられず、いきなりインタビューの議事録作成からスタートした。このままでは、監査が何だか分からないままになってしまうようであったことから、通り一遍かもしれないが、監査の全体像を知るためにCIAの勉強を始めた。アビタスの教材の良さもあり、しっかり勉強すれば資格取得も難しくなかったことから3つの資格取得まで行きついた。CISAの資格を取得したからと云って直接的なメリットは感じられないが、監査とは何か全体像がつかめた事と、なにより自信がついた事がメリットだと思う。
これからCISAを目指す方へのアドバイス等
CISAに限った話ではないが、働きながらどう勉強の時間を確保するのかが大変だと思う。通勤のための往復の電車内(今は在宅勤務で通勤の無い人も多いかもしれないが)、昼休み、夜フトンに入ってから寝落ちするまで、もちろん土日祝日にどれだけ確保できるか(私の場合は、土日祝日は午前中を勉強に充てた)。自分の受験、部下の受験を通して感じたこととして、自分が受験する頃はMCカードをまる暗記すれば合格できたが、今は応用力を付けていかないと合格するのが難しいような感じがする。資格取得者の裾野を広げた後は、資格のステータスを上げるために問題の難度を上げているのかもしれない。MCカードは、バラバラにしてランダムに問題を解いたり、引っ掛かる問題だけを束にして持ち歩いたりするのも有効だった。