5年前に内部監査部署へ異動し、予備校Abitusで学びCIA資格を取得したことで内部監査の基礎は固められましたが、社内ではシステム監査の理解が低く、計画的な取り組みも進んでいませんでした。

将来的にシステム監査への対応は避けられないと考え、体系的な知識を得ることを目的としてCISAを受験しました。

また、前職がIT関連でシステム監査技術者資格を保有していたことから技術的知識はありましたが、ISACAの監査観点やITガバナンスの枠組みで再整理する必要性を感じたことも理由です。

さらに、合格後にISACAコミュニティへ参加することで、社外の監査・ITガバナンス実務家と継続的に関係を築き、情報交換を行いながら水準感を維持できることに期待した点も動機の一つです。特に、CIA取得後に参加しているCIAフォーラムのように組織された実務家ネットワークの存在をCISAでも期待しています。
 

CIA取得時にAbitusを受講し、短期間で効率よく学習できた経験があったため、CISAでも継続して選択しました。

具体的なメリットは以下の通りです：

日本語で理解できる教材と講義により時間効率が高い

ISACA特有の論点・用語の整理ができる体系的カリキュラム

過去問演習を含めて網羅的に学習できるため独学より短期集中で合格を目指せる

CIA時同様、定期的な演習とテストで自分の理解度を確認でき、試験当日までペースを維持できる

ISACAの監査・ITガバナンスの体系的理解を深めることができた。

内部監査の視点だけでなく、ITリスク管理、IT統制、ITガバナンスの全体像の理解が深まり、社内でシステム監査を検討・推進する際の基盤が整った。

技術的知識がある状態からさらに、ISACA特有の問題傾向・考え方を身に付けることができた。長時間試験に向けての集中力維持・計画的学習の習慣化。

CISA合格後、ISACAコミュニティへの参加を通じて社外の実務家と接点を持つ機会を得られ、情報収集・視座の維持が可能になった。

IT技術の知識があっても、ISACAの用語・論点の把握が不可欠なので試験対策は必須です。
1日長時間の試験に備えて集中力を維持できる訓練をすることが重要です。

将来的にシステム監査に関わる可能性があるなら、体系的知識の構築と自己研鑽のモチベーション維持のために受験を強く推奨します。

合格後はISACAコミュニティへ積極的に参加し、CIAフォーラム同様、社外の実務家と学び続ける環境を作ることが実務活用・レベル維持につながります。学習期間を決めて継続的に取り組めば十分合格可能な試験なので、焦らずペースを守ることが大事です。