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T さん
監査法人
かつては営業職としてキャリアをスタートしたTさん。会計に対する関心が薄かったそうですが、いまでは監査法人で財務会計アドバイザリーに従事し、IFRS案件を自ら志願して手がけるまでに。その背景には、USCPAを経て出会ったIFRSの世界、そしてアビタスでの体系的な学びがありました。「基準書を読む前に“理解の土台”をつくることが大切」と語るTさんが、実務でIFRS知識をどう活かし、どのようにキャリアの幅を広げたのか。リアルな体験談から、IFRS学習の価値を紐解きます。
記事内容はインタビュー当時のもので現在は異なる場合があります。予めご了承ください。
現在、監査法人の財務会計アドバイザリー部門に所属し、主に非監査クライアント向けに会計に関するアドバイザリー業務を提供しています。大学卒業後は化学メーカーに入社し、営業を経て管理会計を担当しましたが、当時は会計業務に対してあまり関心を持てていませんでした。
その後、別のメーカーへ転職した際、会計の重要性を痛感し、「どうせ学ぶなら目標を持って取り組みたい」と考え、2020年にUSCPAの学習を開始しました。IFRSを知ったのも、その学習過程の中でした。
実務対応力の幅が広がったことが一番の成果です。IFRS案件に関わりたいと名乗り出た際、検定の取得を公にアピールすることはありませんでしたが、業務で基準の解釈が求められる場面では、アビタスの教材で培った基礎理解が大いに役立ちました。
特に、「テキストで基本を押さえてから、実際の基準書を読み解く」というプロセスを自然に組み立てられるようになり、業務の効率化にもつながっています。また、会計士として求められる専門性に対し、知識の底上げという面でも非常に有効だったと感じています。
伊藤講師による特別講義が決め手の一つでした。「のれん」に関する日本基準とIFRSの差異をテーマにした内容でしたが、改めて基礎の大切さを実感しました。
正直なところ、アビタスの講座は安価ではありません。ただ、それに見合う価値があると強く感じています。教材の質は非常に高く、業務においても繰り返し参照しています。
現時点で、検定合格が直接的に評価される場面はありません。ただし、今後のキャリアにおいて「IFRSを体系的に学び、知識として証明できる」という点は大きな意味を持つと思います。転職や担当領域の拡大を見据える上でも、検定という“証”があることは有効だと感じています。
会計士として、IFRSの知識と実務経験は必須と感じていました。監査法人への転職も、財務会計の実務経験をしっかりと身につけたいという想いからでした。
IFRSは、グローバルな基準として今後さらに活用が広がっていく分野であり、特にアドバイザリー業務においてもニーズが高まっていることを強く意識していました。
やはり教材の分かりやすさが大きな魅力です。会計基準そのものを抜粋して掲載するだけでなく、講師による実務的な解釈や補足が非常に丁寧で、理解を深めるのに役立ちました。
私は講義中のメモをテキストに書き込んでいて、今でも設例や解説とあわせてよく見返しています。実務で迷ったときにすぐに確認できる“手元に置いておきたい書籍”として重宝しています。
改善点としては、教材のアップデート情報をもっと受講生に明示してもらえると嬉しいです。例えば、WEBページ上だけでなくメール等でも通知されると、見逃しが防げるかと思います。
おおよそ1日1〜2時間のペースで、2〜3カ月集中して取り組みました。USCPA取得済みでしたが、FARの内容も含めて忘れてしまっている部分もあり、改めて復習しながら学び直した感覚です。特に税効果会計など、しっかりと時間をかけて取り組みました。
IFRSの基準書を自力で理解するのは難しい面もありますが、アビタスの講義はそうしたハードルを下げてくれる内容でした。講師の解釈を聞きながら、自分なりに咀嚼してメモを残すことが、後々の実務でも非常に役立っています。
IFRSの基本的な枠組みは、今後も大きくは変わらないと思います。困ったときにすぐに開ける、信頼できる参考書として活用できるので、しっかりと学ぶ価値は十分にあります。そして何より、自分のキャリアにおいて新たな可能性を広げるきっかけにもなりました。IFRSを通じて学ぶこと、そしてそれを証明することは、きっと皆さんの仕事に役立つはずです。