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  • 2021/04/04更新

世界でIFRSを採用している国の数は?

「この記事は2016年にポストしたものを転載しています。 情報は当時のもので、更新されている場合があります。」

IFRS財団は、IFRS適用状況の調査を行い、調査対象144か国中133か国が、IFRSを要求(require)、または、容認(permit)していると発表した。

要求または容認していない国は、ボリビア、エジプト、マカオ、べトナム、中国等だが、これらの国々は、IFRSから完全に離れているというわけでもない。

たとえば、ボリビアは、本社がIFRSを使用している外国企業や、外国企業の子会社であるボリビア企業においては、補足資料としてIFRSベースの財務諸表の作成を認めている。

エジプトは、IFRSを参照して自国会計基準を開発した。

中国基準(ASBE)は、IFRSとコンバージェンスされており、中国でのIFRS導入を進めるためにIFRS財団とjoint working groupも設置している。

マカオでは、IFRSの完全採用は予定されていないが、IFRSの基準書の一部を自国基準に取り入れたり、中小企業向けIFRSの使用を容認している。ベトナムも、外国人投資家を募るためであれば、IFRSベースでの財務諸表の作成を認めている。

「グローバル基準IFRS:ポケットガイド2016」は、2014年7月に初版が発行され、毎年春から夏にかけて発行されている。

英語名称は、Pocket Guide to IFRS Standards: the global financial reporting language。

2016年版の前書きで、IASB(国際会計基準審議会)のハンス・フーガーホースト議長は、アジアにおけるIFRSの飛躍的な広がりを紹介するとともに、日本についてもコメントしている。

日本では、2010年よりIFRSが任意適用され、現在100社以上の企業がIFRSを採用(採用決定含む)しており、時価総額の25%に達する。また、200社以上の企業がIFRS適用を検討中である。

加えて、2012年12月時点の日本でのIFRS採用数が10社であったことにも触れ、ここ数年で大幅な増加であることを強調している、IFRSは、日本の成長戦略に不可欠であることは間違いない。

参考: Pocket Guide to IFRS Standards: the global financial reporting language 2016
http://www.ifrs.org/Use-around-the-world/Documents/2016-pocket-guide.pdf

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