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  • 2021/04/04更新

IFRSの特徴(演繹的 vs. 帰納的)

皆さんは日本や米国の基準と比較し、IFRSの特徴と聞かれたときに何を思い浮かべますか?

「原則主義」、「資産・負債アプローチ」、・・・。

これらは特徴(差異)は会計基準の作成方法やその発展に大きく起因するものと考えられます。

米国会計基準をGAAP(Generally accepted accounting principles)=一般に公正妥当と
認められる企業会計の慣行というように、日本やアメリカの会計基準は慣行が先にできてから、
その機能を要約する、つまり会計実務の中で慣習として発達 したものの中から公正妥当なもの
を抽出するという「帰納的アプローチ」を採用しています。

一方、IFRSは全く逆で、「会計基準はこうあるべき」という理論が先にあるのです。

論理的形式をもとに推論を重ね、結論を導き出し、
会計基準を設定していくという「演繹的アプローチ」です。

IFRSは概念フレームワークという理論的な枠組みを作り、そこから演繹的に会計基準を導き
出しています。言い換えれば、IFRSは理論を実務に当てはめるという方法を取っており、
日本の会計基準と比べて理論的な側面が強いとも言えます。

そのため、IFRSを実務で使いこなすためには、先ずはIFRSのフレームワークを理解 することが
とても重要になるのです。理論を体系的に理解することが、IFRSを理解する近道とも言えるでしょう。

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