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合格者の声

実務を行うにあたり、知識やスキルが、とても整理できて身についていることがよくわかって進められる

実務を行うにあたり、知識やスキルが、とても整理できて身についていることがよくわかって進められる

矢部 一彦さん

ホームポジション株式会社 常勤監査役

  • 通信

CISAを目指した理由

がん治療のため休職し、治療に専念するも、長期化して、退職することになったが、その後の再就職活動を考えて、できるだけ「武器」を揃えて少しでも有利に進められるように、職務との直結性、過去の経験を活かせる、希少性、という観点から、資格取得を検討した。

上記の観点から最も適切と思えたものは、CIAだったが、年齢や休職→退職の理由となった体調のことを考えると、CIAだけでは再就職は心許ないと考えられたので、内部監査の分野では、より専門性が高いと思えるCISAとのダブルホルダーに、できればなりたいと思うようになった。

さらに、CIAの情報を集めていく過程で、実際の就職後、内部監査業務を行うに当たってはCIAは必須ではあるが必ずしも十分とは言えず、その中でも、CIAの最も弱い分野がシステム分野であることに気づき、CIAを広汎な入門と位置づけ、CISAとのダブルホルダーを目的とすることで、就職後の業務にも好影響が出ることがわかったため、CISAを目指すこととした。

アビタスを選んだ理由・メリット

上述の通り、治療を続けながらの学習であったので、方法は、通学は選べず通信を基本として考えていた。その観点から、資料を得、説明会に参加して確認してみると、特に、教科書の見やすさ=頭に入りやすさは、秀逸であった。(実際、試験問題を解く時や実務で監査業務をしている時も、本のページがすぐに思い出されるほど。) もう一つ、DVDではなく、通信でPCを使用する方法であったのも、検査入院の可能性がある身にとっては、どこでも同じ環境でできるということは、とても都合のよいシステムだった。

ダブルホルダーを目指すと言うことは、資格取得の費用もダブルとなってしまう。これが、失職中、かつ高価な抗がん剤による治療中の者にとっては切実な重大問題だった。 資格取得の検討をスタートさせた時には選択肢として、CIA取得のためには別のスクールがあったので、CIA2校とCISAの説明会に参加して、教材とシステムと費用を検討した結果、CISAの説明会で、CISAコースの教材を見て、これしかないと確信して、まず、究極の目的であるCISAのための学費を優先してアビタスに申し込んだ。そのぐらい、CISAの教材はよくできていたと思う。

できるだけ費用を安く抑える必要があったので、CIAは、試験勉強と結果を見ながら、個別に申込んで費用が安くなる別校の単科コースを選択したものの、資格と科目が違うので、単純比較はできないが、実務時の思いだし頻度は、CISAコース教材が圧倒的に多いのは事実。

また、これは、通学してみて初めてわかったが、受講時にはかなり長時間教室にいることになるが、抗がん剤の副作用で苦しんでいても、問題なく勉強できたほど、自宅と同程度かそれ以上に快適な環境であった。これは、本当に大きなメリットと思う。

CISAの学習を通じて得た事、メリット等

現在、隣接業務分野の監査役監査業務を行っていることから振り返ると、内部監査について、CIAの観点からだけでなくCISAの観点からも勉強できたことは、試験合格→資格取得→就職ということにとどまらないメリットを得ることができた。 中でも、実務を行うにあたり、知識や講師の方々が都度教えてくれたスキルが、とても整理できて身についていることがよくわかって進められるのは、最大のメリットと感じている。

CIA、CISAの学習項目すべてが、実務を行うには必須の勉強であったし、逆に言えば、これをしっかり勉強した=つまりは合格できた、ということは、採用する立場になってからは、安心して、その人の過去の業務を信用できることにつながる。

また、システムについては、20年以上前に開発を、その後ネットワークについても、かじった程度であったが、そのキャッチアップや当時理解できなかったことを、俯瞰して復習できたことで、理解できるようになった。

CIA、CISAの学習は、実務に直結するスキル習得として、とても効率のよいものだと確信できている。CIA、CISAの学習それ自体も、とても価値あるものだった。 これまで10年以上実務経験があるとはいえ、体系的に学び直すのは、スキル的、精神的、肉体的、いずれの意味でもかなりしんどい。

特に、受験1度目は体力的に限界が来てしまい、最後まで問題文すら読めずに、当然不合格になってしまった。けれども、これであきらめずに、さらに意識を保ち続けて、より高位での合格を目指して学習を続け、結果を得られたことで、初心に帰り努力を続けれることの大切さがわかった。

そして、目標通り、より高位の合格コメントをもらって合格できたことで、その努力をできたことは、今でも何よりの自信につながっている。

これからCISAを目指す方へのアドバイス等

CISA試験合格のためには、1)内部監査業務の基本理解、2)システム開発と運用についての知識習得、3)テスト解答の体力と技法の血肉化の3つを確実にすることが必要と実感しました。

各項目を身につけ試験にパスするやり方は、その人それぞれと思いますが、究極的には、それらのためにどれだけの時間を費やしたか、と言うことが問われる精神的肉体的な試練と思います。

監査業務を行う人、やりたい人には、必須の試練ですので、是非頑張って、時間をかけて下さい。

どんなことでもそうであるとは思いますが、特に、CISA取得のための勉強は、やりきって後悔することは決してありませんので、CISA合格メールが来たことを想像しながら、CISAの勉強に時間をかけることを是非楽しんで下さい。 また、ダブルホルダーは、採用側実務側に回ってみると、信じられないぐらいの価値があります。後悔することは絶対ありません。

挑戦し続ける方のご成功を心から信じています。