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金融持株会社 内部監査部門
システム監査の担当として、内部監査部門に異動になりましたが、異動時の研修で、「三様監査」という概念さえも分からないくらい、監査とは無縁の私でした。
そういう者が、システム監査の担当をやるわけですので、被監査部門に対しての説明責任を果たせるのか等々を自問自答したのが、直接的な切っ掛けでした。
そもそもご縁が無かった分野でしたので、監査に関する様々なサイトを中心に調べました。
CISAとはどういう世界の話なのか、どういう筋の話が議論になるのか等々について知りたいと思いまして、CISAの無料セミナーに参加させて頂きました。
その時の講師のご説明が、具体的で、熱心に効用をご説明頂き、何となくではありますが、心証は悪くありませんでしたので、アビタスにお世話になろうと思いました。
独学も考えましたが、私みたいなド素人は、費用対効果を考えると、プロにお世話になるのが普通なのかなと思いまして、いろいろ悩むより、まずは行動を選んだということです。
やはり、継続的な学習の必要性です。これは、CISAの学習においても同じでした。
特に、私の場合、いわゆる「事務屋」でして、情報システムに関する知識は、皆無でしたので、カタカナ言葉の多いこの分野に対しては、継続的に対応していかないと、ついて行けないという感じでした。
ただ、学習を進めて行く一方で、職場では、システム監査、ITGCの業務も平行して進めていましたから、日を追うごとに、「こういう世界もあるんだな。。」と感じ始め、また、日頃の学習の効果が、実務で生きる場面にも遭遇しますから、段々とCISAという私にとっては未知の世界への挑戦に面白みが増して来ました。
そういう意味での相乗効果はあったと思います。
私は、そもそも情報システムを知らない立場でしたので、試験合格までの道のりで、それなりに難しい思いをしたのは事実です。
逆に言いますと、システムを経験された御方は、CISA取得に関しては、相当のアドバンテージがあると思われます。
学習に当たっては、やはり、テキストをしっかり読んで、理解すること、少なくとも、テキストの範疇での分からない言葉(単語)は無いくらいまで読み込むことが必要と思います。
また、MCカードと同じ問題はほとんど出題されず、問題の主旨、そこで問われている物ごとに関する考え方が分からないと、正解へはたどり着けませんので、MCカードのまる暗記は、意味が無いと認識して下さい。
あと、私と同じように情報システムを全く知らないという立場の御方は、テキストの内容よりもはるかに広く、深い内容を理解するくらいの気持ちで、関連書籍の理解に努められてもよろしいかと思います。
実際に、私みたいな者でもCISA試験に合格できたわけですので、どなたでもチャンスはあると思います。
また、この学習を通して、資格の認定を頂くことで、いろんな世界が広がっているのを実感しています。
ただし、CISA試験合格、同資格取得は、十分条件ではありませんので、その後の日々の弛まぬ研鑽が必要であることは言うまでもないところです。
皆様の、ご健闘をお祈りいたします。