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国内生命保険会社 内部監査部
学習期間:3ヶ月
50歳台半ばを迎え、今後の会社生活をどのように過ごすか考えました。
食品偽装や測定結果等の偽装、不適切な会計、ルール違反などで窮地に陥る会社の報道を見るにつけ、もし企業内に有効で適切なガバナンスが存在していれば最悪の状態にはならなかっただろう。
そうであれば今後ますます経営の眼として耳として企業のガバナンスが適切に有効に機能しているかを評価する役割の部署、人材がますます必要とされるだろうと考えました。
そこで「内部監査人」を目指したのが始まりです。内部監査の世界は長く豊富な経験を持つ社員が多く、その中で経営に資する監査を実行しうる能力を短期間で身につけるためにはどうすればよいか?と考えたとき、国際的な資格の取得が最適だと考え、アビタスに入校し「CIA」を取得しました。
さらに近年のIT投資の目的は合理化よりも経営革新・競争力強化の方向に進んでいることから、今後ますますITの利活用が進むと考えました。
そのような環境下ではITを監査する人材の重要性が高まること、システム経験の専門性をさらに強化することを考え「CISA」の取得を目指しました。苦労して取得したCIAの知識を横に展開し利用したいという意識もありました。
資格取得に当たっては、①独学でISACAのレビューテキストで勉強する。②試験専門コースのある学校に入校し、そのテキストと問題集で勉強するの2つの学習法の選択を考えました。
短期間で合格する事を最優先の選択基準として、実績ある予備校の教材で勉強するのがやはり最強の学習法だろうとアビタスを選択しました。
CIAの取得の際にも利用したアビタスへの信頼感もありました。入校後3ヶ月で試験に合格できたので、選択は大正解だったと思います。
良いところは、テキストがコンパクトにまとまっていて、問題集のMCカードも手頃なサイズで通勤電車で開ける大きさです。テキストは、隅から隅まで目を通し、MCカードも何回か繰り返す事で、頭に入ってきます。
テキスト・問題集には受験に必要・十分な情報が盛り込まれています。2017年5-6月の受験からコンピューターでの試験方式(CBT方式)に変更になりました。
「Web」でMCカードの問題を解くことで違和感なく受験できました。
内部監査部門で主にシステム監査を担当していることから、CISAの学習内容は実務に直結した内容が多いと感じました。
特に近年重要視されるネットワークやセキュリティ分野などは、まさに学習した内容を実務で応用する感じです。
IT監査のプロセス、ITガバナンス・マネジメント部分は、システム監査の計画・実施時に参考になる部分です。CISA試験の全体を把握することで、IT関連の話題にはおおよそついて行けるようになったと感じます。
精神面では、学習を通して目標をあきらめないこと、計画を立て生活や時間をコントロールし地道な努力を続けることが大事なことを再発見しました。
もちろん試験の合格により達成感を得ることができますし、国際的なレベルにたどり着いたという自信を持つことができました。
CISAの学習は独学では非常に大変だと思います。特に中高年社会人には時間が潤沢にあるとはいえませんので、いかに重要ポイントを短期間で把握し、定着させるかが肝だと思います。
その意味でアビタスの教材はよくできていました。「InputとOutput」の繰り返しにより知識を蓄え、必要なときに引き出せるようになりました。
テキストを何度も読みMCカードを何度も解きました(テキストもMCも、たぶん5-6周しました)。
MCカードを何度も解くと答えを覚えてしまいますので、機械的に問題を解くのではなく「なぜこの選択肢は誤りなのか。なぜこの選択肢が正解なのか」を意識しながら解くようにしました。
問題を解く時には「広いリスク範囲 > 狭いリスク範囲」、「予防的統制 > 発見的統制」といった、リスクの範囲やリスクコントロールの優位性、を意識して取り組みました。受験は、計画・実施・振り返り・調整を繰り返す「一人プロジェクト」だと思います。
合格のポイントは、計画を立て、日々の単調な努力を続けて、自分を信じてあきらめないことだと思います。皆さんの合格を応援しています。