GOVERNANCE WEEK 2023 ガバナンス領域へのキャリアを考える3日間 11月11日(土)、11月17日(金)、11月18(土)開催 GOVERNANCE WEEK 2023 ガバナンス領域へのキャリアを考える3日間 11月11日(土)、11月17日(金)、11月18(土)開催

ビジネスのグローバル化が進み事業環境が複雑化している中、企業が持続的成長を達成するには、リスクマネジメントや内部統制を強化する事が不可欠になっており、ガバナンス領域の知見を持つ人材の希少性が高まっています。
しかしガバナンス業務の特性上、その企業や業種について精通している特定の人材に業務が集中し、人材不足をはじめ人材の流動性の低下が問題になっています。
そこで本イベントでは、実際にガバナンス領域で活躍する専門家から「ガバナンス業務の魅力と重要性」について実務を交えて語ってもらいます。
ぜひ皆様のキャリア設計の参考になれば幸いです。

PROGRAM

01
11月11日(土) 11:00~11:40

生成AIがもたらす
内部監査の革新と新たな可能性

近年、デジタルトランスフォーメーション(DX)は企業経営における不可欠な要素と位置付けられ、内部監査の領域にも大きな影響を与えています。特に最近のトレンドとして、生成AI技術が飛躍的に進展し、内部監査に係る業務において変革が期待されています。
このような背景を踏まえ、本セッションでは、内部監査の進化をテーマに、膨大な量のデータから新たな洞察を引き出すデータ分析監査の手法と事例を概説します。また、生成AIが内部監査に与える革新的な影響を具体的なユースケースおよび留意点を踏まえて解説します。

GUEST
吉澤 豪
  • PwCあらた有限責任監査法人
    ガバナンス・リスク・コンプライアンス・アドバイザリー部
    シニアマネージャー
  • 公認会計士(日本)
  • 情報処理技術者(ソフトウェア開発技術者)
02
11月11日(土) 12:30~13:10

贈収賄リスクの潮流と
コンプライアンス監査の要諦
~不正予防・検知へのデジタルソリューション活用~

経営環境が激しく変化する昨今において、企業が直面する不正・コンプライアンスリスクも多様化しています。贈収賄リスクは、顕在化した際の影響度の大きさから、一般的に、最重要の不正・コンプライアンスリスクの一つに位置づけられており、多くの企業で体制強化の取り組みが推進されてきました。規程や研修を含む一定のコンプライアンスプログラムの整備が進んでいる一方で、その運用やモニタリング、特にグループ会社での取り組み状況に対するモニタリング実施が課題と認識されています。

本セッションでは、PwCアドバイザリー合同会社ディレクターの奈良氏が登壇し、「贈収賄リスクの昨今の潮流」や実務経験に基づく「反贈収賄コンプライアンス監査の要諦」を解説するとともに、不正予防や検知領域において、昨今どのようなデジタルソリューションが注目されているかをご紹介します。

GUEST
奈良 隆佑
  • PwCアドバイザリー合同会社 フォレンジックサービス
    ディレクター
  • 米国公認会計士(ワシントン州)
  • 公認不正検査士
03
11月11日(土) 14:00~14:40

なぜ上司は不正情報に逃げ腰なのか
~社内に必要なビジネス不正知識~

粉飾決算や不正請求など、どの業界においても企業の不正行為は後を絶ちません。不正行為に対する社内での取り組みや社風などは企業によりさまざまですが、専門家のもと不正対策の体制構築を整備できている企業は少ないです。
本セッションでは、元旭硝子株式会社 (現:AGC株式会社)プロフェショナルで、不正対策について多数の講演経験を持つ真柳氏が登壇。ACFE(米国公認不正検査士協会)が公開しているサーベイ情報、A Report to the nationsを元に、不正対策の状況や管理職の意識など、現在の企業の状況と今後必要な不正対策の知識を解説します。

GUEST
真柳 元
  • 公認不正検査士 (CFE)
  • 公認内部監査人 (CIA)
  • 公認リスク管理監査人 (CRMA)
04
11月17日(金) 19:00~20:00

ミドル世代の
キャリアアップのカギを握る、
ガバナンスの世界

キャリアアップを考えるミドル世代の方が特に興味を持つのがMBAです。MBAでは企業経営について重要な考え方を高レベルで学べますが、経営幹部としての優劣はそれだけではありません。
ガバナンスについての専門的知識を持つ人材であれば、企業価値向上に直結する組織作りや、直面するリスクを専門的知見でどのように機会として捉えるか、といった企業経営に柔軟に貢献できます。

本セッションでは元BIG4で監査、アドバイザリー業務経験が豊富で、企業研修も数多く実施している伊藤氏が登壇。
特別講義としてガバナンス、リスクマネジメント、内部統制の関係性をはじめ、グローバルスタンダードであるCOSO、3ラインモデルなど、企業経営にとって最重要な知見を解説します。

GUEST
伊藤 勝幸
  • 株式会社GALA代表
  • 東洋大学非常勤講師
  • 米国公認会計士(USCPA)
  • 公認内部監査人(CIA)
05
11月18日(土) 11:00~11:40

ソフトバンク式
内部監査体制の構築と高度化
M&A、企業再編時に押さえるべきポイント

企業の持続的成長、競争力の強化を達成するためには、内部監査機能の高度化や環境変化に強い組織作りが求められます。
特にM&Aにおける企業間連携や企業再編は戦略的シナジーを実現させることが重要で、そのためには企業間の体制構築が成功のカギを握ります。
そのためリスク管理やコンプライアンスの策定は、組織を一体として機能させるために重要な業務の1つです。
本セッションでは、M&Aにより事業の多角化に成功した、ソフトバンクの内部監査室長である近藤氏が登壇。
参加者との質疑応答形式で、内部監査体制の構築や高度化、子会社の2線、3線との関わり方などをお話しします。
※本セッションは講演形式ではなく、Q&A方式での進行となります。事前のご質問も承っておりますのでお気軽にご参加ください。

GUEST
近藤 正人
  • ソフトバンク株式会社 内部監査室 室長
06
11月18日(土) 12:30~13:10

セキュリティ監査のこれから

企業が継続的な事業活動を進めていくためには、DXの推進は欠かせない戦略の一つです。なかでもAI技術は日々進化しており、特にIT関連業務を担う方にとっては大きな関心事となっています。
近年のIT業務の複雑化に伴うAIの進歩や、AIに業務を奪われるのでないか、といった不安に直面する中、セキュリティ監査はどのように変わっていくのでしょうか。
本セッションでは、大手情報セキュリティーサービス企業にてコンサルタントとして活躍する松本氏が登壇。現状の技術動向を踏まえ、これからの監査人に求められる学びをお伝えしていきます。

GUEST
松本 照吾
  • アビタスCISA(公認情報システム監査人)プログラム講師
  • 公認情報システム監査人(CISA)
  • マサチューセッツ州立大学ローウェル校MBA
07
11月18日(土) 14:00~14:40

キャリアの幅を広げる、
ガバナンス系の国際資格

ガバナンス領域の知見を広げるための手段として国際資格取得があります。ガバナンス領域への転職や業務を遂行するために資格は必須ではありませんが、体系的な知識を習得する事で勘や経験則に頼らない、世界基準の知見を有する専門家として活躍できます。
本セッションでは、株式会社アビタスの講座担当責任者が登壇。ガバナンス系の国際資格を紹介するとともに、キャリア上のメリットや費用対効果なども合わせて解説します。

VOICE

01
「ガバナンス、リスク、コンプライアンス」という領域で、現代の企業に求められていることの概要の一端を知ることができたのが学びになりました。 製造業/営業
02
一般的な不正のトライアングル以外に、性弱説はまさにその通りの概念だなと感じたのと、講義の内容を咀嚼して実務でも生かしたいとは思いました。 金融業/内部監査
03
多様性がもたらすリスクマネジメントへの効果を知ることができ勉強になりました。 監査法人/専門職
04
スキルアップ、キャリアアップのマインドセットを行ううえでのポイントを示唆いただきました。ありがとうございました。 不動産/内部監査

OVERVIEW

イベント名
GOVERNANCE WEEK 2023
日時
2023年11月11日(土)、17(金)、18日(土)
視聴方法
完全オンライン(リアルタイム配信)
参加費・定員
無料・先着300名

本イベントは終了しました。